下関で毎年2月に行われる「ふくの日まつり」は、例年大勢の観光客の方でにぎわいます。
下関といえば海産物、下関の海産物といえばフグです!下関市にはフグの取り扱い高日本一を誇る南風泊(はえどまり)市場があるんですよ。

今回は下関とフグのかかわり、下関ふくの日まつりの日程や開催場所、イベント内容についてご紹介します。

日程、開催場所

開催日時:毎年2月11日(建国記念日) 9:00~13:00
開催場所:下関市の南風泊市場内(現在建て替え中のため、2019年は300m海側にて開催)

フグじゃなくて「ふく」!

フグなのに、「ふく」の日まつりって、どうして?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

フグ食の歴史

フグと言えば、テトロドトキシンと言われる猛毒があるため食べるのに命がけ、でもそのおいしさから食べる人が後を絶たない食材でした。
それが豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、フグを食べて死亡する兵士が多数いたことからフグ食が禁止されました。
しかし江戸時代には庶民の間でもフグ食は広まっていたようで、運が良ければ美味満喫、運が悪ければ死という、まさに死を覚悟してのフグ食だったのです。

下関でも江戸時代、日常的にフグを食べていたんだそうです。フグと下関は、そのころから切っても切れない間柄だったのですね。そのためか、下関ではフグは不遇につながるので、福につながるようにと縁起を担いで「ふく」と呼ぶようになったと言われています(諸説あり)。

下関とフグ

フグ食禁止令が解禁されたのは、ここ下関。
初代内閣総理大臣・伊藤博文が、下関市の春帆楼(しゅんぱんろう)に宿泊した際にフグを食べ、そのおいしさに感動してフグ食が解禁されました。すごいですね!時の総裁を動かすほどの美味しさ・・・。
そしてその下関が、日本のフグの水揚げ量が日本一になったそうです。(現在は水揚げ量ではなく、フグの取扱量が日本一になっています。)

2月9日は「ふくの日」です。下関では毎年この日、「ふくの日祈願祭」が行われます。2月9日をふくの日と制定したことの記念と、航海の安全、豊漁、これからの発展を祈念する行事をあわせて祈願祭として行っています。その後、「ふくの日まつり」が行われており、2020年で24回目を数えます。

イベントの内容は

先着1000食・無料!ジャンボふく鍋

ふくの日まつりと言えば、ジャンボふく鍋です!!
毎年2月11日の夕方のニュースで必ず見かける、このジャンボふく鍋の振る舞い(笑) ふく鍋ですよ?ふく鍋が無料だなんて、素敵すぎますよね~
ですので、ふく鍋の前には毎年長蛇の列ができます!寒いので、しっかり着込んでお早めに並んでくださいね。

袋せりによるオークション、大抽選会

会場ではふく刺しやふく関連商品の即売や、近隣の漁場で獲れた海産物の販売も行われます。中でも目玉は袋せりで行われるオークション!

袋せりとは、黒い袋の中に手を入れて指の握り方で価格を競り合うと言う、独特の手法です。現在、袋セリの方法を採用しているのは、南風泊市場だけ。袋せりができるのも貴重な体験ですし、もしかしたらものすごい低価格でふくを購入できるかもしれない・・・。
もしもふくを購入してもいいように、調理教室(有料)も開催されますよ。準備万端ですね(笑)

また12:00からは大抽選会が行われます。ふく刺しなど、豪華賞品があたるチャンス・・・!!抽選券はまつり当日に会場にて配布しますので、もらい忘れないようにしてくださいね。

お子さんも楽しめる!ふくのつかみどり

キッズコーナーもあり、ふわふわふっくんやふくの観察、消防車両や警察車両の展示が行われます。そしてなんと、ふくのつかみどりもあるんですよ!

威嚇のためやストレスを感じた時に膨らむという、ふく。つかみどり中にぷうっと膨らんだふくを観たり触ったりすることができるかもしれないですね。これはお子さんも大興奮まちがいなしです^^

駐車場、アクセス

駐車場

駐車場料金:無料、収容台数:300台

アクセス

南風泊市場のある下関市彦島は、下関市街から橋を渡って行くようになります。

公共交通機関の場合
→ JR下関駅7番バスのりばより サンデンバス“竹の子島”行乗車、「渡瀬」バス停下車
車の場合
→ 中国自動車道下関ICからおよそ20分(下関市街方面へ出て、彦島道路へ)
→ 下関駅、唐戸方面から国道250号線経由、およそ15分

下関南風泊市場
〒750-0093  下関市彦島西山4丁目11-39
問い合わせ先・協同組合下関ふく連盟(下関唐戸魚市場㈱内)TEL: 083-267-8181

まとめ

今回は下関ふくの日まつりについてご紹介しました。調べるうちに、ふくの日まつりよりも下関とふくの関わりのことが長くなってしまいました・・・(-_-;)

フグの呼び名は各地で様々ですが、福とかけて「ふく」と呼ぶ関門地区では昔から身近な存在で、とても愛されていたんだろうなあと感じます。高級魚で、市民もめったにふく刺しは食べることがないですが(下関市民でしたが、初めて食べたのは大人になってからでした!)、父のおつまみに一夜干しや唐揚げは目にしてたなあ・・・身近にあったんだなぁ、と思い出されます。

下関市民に身近な「ふく」に感謝する、ふくの日まつり。イベント盛りだくさんです。ぜひ足を運んでみてくださいね^^