山口県有数の紅葉の名所・長門峡に行ってきました!
約5.1キロの渓谷沿いの遊歩道をシッカリと歩きとおしてきましたので、今回は前回に引き続き、長門峡の紅葉の様子、絶景スポット、そして渓谷の中のお茶屋さん・鈴ケ茶屋の絶品アユ料理などをご紹介しますね。

竜宮淵から鈴ケ茶屋まではこちら・長門峡紅葉探検記その1シャトルバスや駐車場の混雑状況、竜宮淵の絶景

鈴ケ茶屋で仰天アユフライ

長門峡のちょうど真ん中あたりにあるお茶屋さん・鈴ケ茶屋は、渓谷のすぐそばにお座敷があり、間近に渓流と山の木々を楽しみながら食事を楽しむことができます
新緑の季節に来た時にはお客さんがほんの少しだったのに、今回は大賑わい!

紅葉を楽しむには絶好のロケーションですからね。
長門峡に来たら、こちらのお茶屋さんで休憩していかれることを絶対にお勧めします!
ですが、こちらのお店は不定休で、行楽シーズンは営業しているようです。道の駅側の入り口に、鈴ケ茶屋が営業しているかどうかのお知らせ看板がありましたので、確認してみてくださいね。

わが家もこちらで休憩。竜宮淵でちょっと食べたのでそんなにお腹が空いてない・・・どうする?ってことで、娘リクエスト・アユのフライと息子リクエストの梅ジュースを注文。

お茶屋さんの前にはいけすがあって、アユが悠々と泳いでます。それをお店の方が網ですくう。そう、さっきまで生きてたぴちぴちのアユが、ここで塩焼きやフライとして提供されているんですね。
アユには申し訳ないけど、嬉しい限りです。

繁忙期なので、待つことおよそ15分。え?え?なんとっ!アユが丸丸一尾フライになってる!!

アユフライってまさかそのまま出てくるなんて想像していなくて、切り身かと思ってたので、目を疑いました(笑)
ほんっとにまるまる一尾がフライで、内臓もしっかりと。やっぱり卵もしっかりと。ここでこんなビックリするようなフライに出会えるなんて、感動しました(笑)子どもたちもテンションアップ!
大自然のなかでいただくアユフライ、絶品でございました☆

お値段は少々高めかもしれませんが、そんなの問題ありません。このロケーションです。
遊歩道を通ってここまで食材を運んできてくださるお店の方たちのご苦労を考えたら、ここにお茶屋さんを作ってくれてありがとうございます!って気持ちが湧いてきます~。

さて、ゆっくり休憩していると、歩いて汗ばむくらいに暑くなっていたのに汗がスーッと引いて、だんだん寒くなってきました・・・。こ、これはいかん💦

よっしゃ、休憩終了して残りの道を歩きます。
さようなら、鈴ケ茶屋。絶対また来るわ~、と娘と誓う(笑)とっても気に入ったんですね、娘。気が合うな、娘よ。

 道の駅から最初に目指すスポット千瀑洞口・東屋から絶景を眺める

歩を進めていくと、次々と美しい光景が。風がない日だったので、またしても川面に紅葉が映りこみます。

まさに自然が作り出した芸術作品です。
水の深いエメラルドグリーンの静かな川面に映る、赤と黄色の美しい紅葉。そんな景色が所々で見られるなんて、贅沢極まりないです。

絶景スポットだらけであまりにも写真ばっかり撮ってたら、息子から「歩くのが遅すぎる!写真禁止!」と禁止令が出されました( ;∀;) いや、撮りましたけどね。
いったいいつになったらゴールにつくんだ、と心配になった様子で。疲れてきたんでしょうね(笑)

多くの観光客の方々とすれ違いながら、絶景を満喫していると、東屋が見えてきました。ここは千瀑洞口。道の駅まで残り1.3キロ地点です。
どうやら道の駅から歩いていた場合、まずはここを目指す休憩スポットのようです。

東屋のある場所は、階段で河原へ降りることができるようになっていて、たくさんの観光客の方が河原に降りて景色を楽しんでました。
もちろんわが家も(笑)階段は手すりがあるので安心ですが、枯れ葉が結構落ちてましたので滑らないように気をつけて。

そして河原はたくさんの方がおりているからか、靴に砂がめり込みます・・・歩きにくい(-_-;)
けど、目の前に川面があり、紅葉の山々が近くに見られるのはほんとに嬉しい。やっぱり水には手をつけてみます・・・わ、冷たいっ。

ひとしきり楽しんだところで、今度は階段を登って、ちょっと高い場所にある東屋から紅葉を眺めてみます
おおっ、何と美しい・・・!
東屋に座って景色を眺めていると、お茶室のような場所から紅葉の庭を眺めているような優雅な気持ちになります。額縁の中の紅葉を独り占めしている、そんな贅沢な気分です・・・。

こちらの東屋は山の景色を眺めながら、ゆっくり休憩できる場所。ここはぜひ目指していただきたいです。
それでは東屋からの景色も満喫したところで、ゴールの道の駅長門峡を目指して歩を進めます。

このあたりから、だんだんと遊歩道が歩きやすくなってきました。そう、気づけば道が舗装されてきます

これまでは細いしアップダウンもあってすれ違うのもやっとな道もあったのが、うそのよう。
舗装されて道幅も少しずつ広くなっているので、道の駅長門峡から東屋あたりまでは、車いすの方でも景色を楽しむことができると思います。
実際、車いすでこのあたりを進まれている方もお見掛けしました(東屋は階段で上に登るようになっているので、遊歩道から景色を楽しんでいただくようになります)。

ゴールに近づくにつれ、景色もだんだんと大きな川沿いを歩いているような景色になってきました。旅の終わりを感じさせます(笑)
疲れて足も重たくなり、もちろん口も重たくなり、ただただひたすらに歩を進める子どもたちとわたし(;^_^A。
平坦になった遊歩道を黙々と歩き、終点へ・・・。

本来の長門峡の入り口である、以前料亭だった洗心館があるあたりは、紅葉の赤色がまぶしくて・・・。ゴールのお祝いをしてくれているようです。
「紅葉」がいちばんきれいだったのは、ここだったかもしれない(笑)

中原中也の「冬の長門峡」の碑が。息子さんを亡くしたあとに冬の長門峡を訪れ、詠んだ詩です。
詩の中にある「みかんの如き夕陽 らんかんにこぼれたり」の欄干は、道の駅から長門峡に入るときに必ず渡る、洗心橋の欄干です。

道の駅で米粉ソフトクリームとあとう和牛コロッケを満喫

さあ、さあさあさあ!お待ちかねの道の駅です!
歩き終わって道の駅でがっつり食べようね!って最初は話してたんですけどね・・・。

疲れてほぼ食べる気がしない・・・。同じように歩いてきて疲れ切ったみなさんが求めるのは、テイクアウトコーナーの米粉ソフトクリーム」350円)。
なんとここの米粉ソフトクリーム、県内初なんだとか!9月にリニューアルしたばかりだから、食べられるのは今のところココだけ?なのかな?おお!

もちろん子供たち、米粉ソフトクリームですよ(笑)
息子は米粉ソフトクリームサンデー。カップの底に玄米フレークが敷いてあって、ソフトクリームの上には抹茶が振りかけてあります。
うん、米粉の独特の風味が素朴な味を引き立てて、疲れた身体においしい^(1口ずつもらいました~)

そしてわたしは、前回道の駅に来た時に食べ損ねた「あとう和牛コロッケ」180円)!

もうこれは絶対に何があっても食べるのよ!と心に決めてきたので、いただきます。なのに、娘が先に一口食べちゃって・・・まあわたしももらったからいいんですけど(笑)

ん?私の中のコロッケのイメージと違う~!
さっくり衣の中にお肉のジューシーさがあふれ出してて、美味しい!あとう和牛は口あたりがものすごく柔らかいのが特徴って聞いてたけど、ほんとに柔らかいです。
あとう和牛ビギナーにはもってこいのコロッケです。これはあとう和牛、食べてみたくなりますね・・・ふふふ。

今回テイクアウトコーナーしか覗いてませんが、もちろん道の駅の中には直売所もあり、たくさんの特産品やお土産品が揃っています。出店もレストランもありますので、飲食休憩するのは絶好の場所ですよ。

ということで、疲れてとりあえず食べて休憩したので、子どもたち「帰ろう」。
シャトルバスに乗ったのが11時。そして道の駅についたのが1420分。実際に渓谷内を歩いたのがおよそ2時間半弱・・・よく頑張りました~!
子供たち、帰りの車で爆睡でした。母も寝たかったよー! 

紅葉時期の長門峡を歩きとおしてみて

今回紅葉の名所・長門峡を歩いてみて思ったのは、ただ紅葉スポットとして紅葉を楽しみたいのならば、お寺や公園の紅葉スポットの方が満足できるのではないかな・・・?ということでした。

お寺の境内や公園には、人の手によって植えられたカエデの木やイチョウの木があり、それらが集まっていることで赤や黄色の葉っぱが美しく青空に映えることでしょう。
それはものすごく美しい景色で、絶好のカメラスポットです。

長門峡は、人の手の入っていない大自然そのものです。
渓谷を歩くことで、自然の大切な宝箱を覗かせてもらうような、そんな感覚です。ですので、紅葉が密集していて美しい紅葉スポットというのはあまりなく、川面に映る山の木々と紅葉や自然の作り出し造形そのものを楽しむのが長門峡かな、と感じました。
手軽に紅葉を楽しむというよりは、自然そのものを楽しむ名勝です。あ、山登りやハイキングの感覚ですね 

しっかり歩くと、ドライブがてら気軽に楽しむ紅葉スポットではありませんが、紅葉の時期という良い機会に長門峡の自然を体験してほしい、と心から感じました。
もちろん、すべて歩きとおす必要もなく、途中までで引き返しても美しい紅葉を見ることができますので、がっつり楽しんでも、気軽に楽しんでも、どちらでも紅葉を楽しめる名勝です。

ちなみに、JR長門峡駅前や洗心館前の紅葉は、車を止めてちょっと歩くとすぐに撮影できる絶好の撮影スポットです。長門峡周辺道路沿いなどにも、そういった紅葉スポットもたくさんありますよ^^

注意点のまとめ

 文中にも書きましたが、長門峡散策の注意点などをこちらにまとめてみます。

・歩いている時と休憩している時の寒暖の差が激しいです。体温調節できる服でお越しください

・遊歩道は山道です。舗装されている道の駅から東屋あたりまでだったら多少ヒールのある靴でも大丈夫と思いますが、それ以降は路面が濡れてたり岩が出てたりで、歩きにくい道です。はきなれたスニーカー、運動靴をお勧めします。

渓谷内はトイレがないです(鈴ケ茶屋に古いトイレあり)。道の駅、または竜宮淵ですませてから散策をスタートしてください。

・飲食店は渓谷内の真ん中あたりに鈴ケ茶屋があります(不定休)。また鈴ケ茶屋あたりの河原でも休憩できます。けっこう歩くだけの距離がありますので、途中で引き返すにしても飲み物はお持ちになった方がよいかと思います。

竜宮淵まで車で行く場合は、道が山道で狭いです。運転に気をつけてくださいね。

玄関口・道の駅長門峡の施設情報

 山口市阿東町生雲東分47-1 TEL 083-955-0777

アクセス

JRの場合・新山口駅からJR山口線でJR長門峡駅より徒歩4分(およそ0.3キロ)
車の場合
広島・大阪方面 中国自動車道鹿野ICより国道315号線、国道9号線で約60分
下関・福岡方面 中国自動車道小郡ICより国道9号線で約40分

駐車場

普通車79台(身障者用4台)、EV充電あり(11月2、3日は利用できません)

萩側の入り口・竜宮淵の施設情報

 萩市川上  TEL 0838-54-2121 (萩市川上総合事務所 産業振興部門)

アクセス

車のみ
中国自動車道山口ICから国道262号、9号、県道310号を経由し、約40分(約29キロ)

駐車場

 無料駐車場あり(20台前後は止められます)


まとめ

2回にわたり紅葉時期の長門峡散策の様子をお届けしました。
疲れも大きかったのですが、あまりにも感動が大きすぎて、つい長くなってしまい、読みにくいことも多々あったかもしれません・・・。
ですが、この記事が山口県が誇る名勝・長門峡を少しでも知っていただく機会になったら、そして散策の様子を楽しんでいただけたら、幸せます。

竜宮淵から鈴ケ茶屋まではこちら・長門峡紅葉探検記その1シャトルバスや駐車場の混雑状況、竜宮淵の絶景
道の駅長門峡についてはこちら・道の駅長門峡であとうの魅力が詰まった直売所を満喫!