こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
2021年4月15日(木)から6月13日(日)にかけて、山口県立美術館にて「野口哲哉展」が開催されます。

2021年は高松市美術館を皮切りに、山口、群馬、刈谷と4ヶ所の美術館を巡回予定の「野口哲哉展」。

なんたん
なんたん
鎧を着た人が子ども用の遊具に乗っているなんて、面白いね
つぶた
つぶた
どうして鎧なんだろう。表情もとっても気になるよね

今回は山口県立美術館で開催される「野口哲哉展」について、開催日程、料金、作品などについてご紹介します。

「野口哲哉展 」開催日程、観覧料などは?

開催日程 2021年4月15日(木)~6月13日(日)
開館時間 9:00~17:00(入館16:00まで)
休館日 月曜日(5月3日、6月7日は開館)
観覧料 一般1200(1000)円、シニア・学生1000(800)円(シニアは70歳以上の方)
※カッコ内は前売りおよびオンラインチケットの料金
※高校、中等教育学校、特別支援学校に在籍の方などは無料
※障碍者手帳などをご持参の方とその介護の方1名は無料
問い合わせ先 山口県立美術館 TEL083-925-7788

※関連イベントの野口哲哉さん講演会「野口哲哉、自作を語る」は大好評につき、2回とも定員に達しました

野口哲哉展とは?

本展では、鎧をまとう人々の彫刻や絵画など、初期から新作までおよそ180点が展示されます。

現代美術家・野口哲哉さん


(朝日新聞DIGITAL 野口哲哉さんインタビューより)

野口哲哉さんは高松市出身、1980年生まれの美術作家。
「鎧と人間」をテーマに作品を制作し、人気を集めてきました。

2016年に平成27年度香川県文化芸術新人賞を受賞。
2018年に個展「中世より愛をこめて」を東京のポーラミュージアムで、2019年には個展「鎧ノ中デ-富山編-」を富山の空き水美術館で開催しています。

野口さんの世界観は国内外の幅広い層に支持されています。
どれだけ日本の歴史がお好きなのかと思ったら、おもしろいことに、テレビの歴史番組は見ないのだそうですよ。

野口さんの作品は

鎧と人間をテーマに作品を生み出し続けている野口さん。
じつは小さい頃に鎧兜の展示を見て、とても怖いと感じたそうです。
まるで人の外骨格に見えたらしく、だんだん怖さが興味に代わっていったとのこと。

鎧兜は人間の殻と語る野口さん。
何かの環境に適合しないといけなくなったときに必要となったものだと言われています(上記動画より)。

一見面白い作品ですが、人物の表情はどちらかというと無表情というかきょとんとしているというか、ちょっと悲しげにも見えます。
「どの時代でも人間は変わらない」
「文化に適応した人間はどんな人間でもみんな美しい」そう語る野口さん(Tetsuya Noguchi, Artist – toco toco YouTube動画より)。
作品には、時代に適応しようと矛盾を抱えながら懸命に生きる人間の姿が表現されています。

また野口さんは作品の鎧兜を本物の鎧兜と同じ工程を経て作っており、古色などまで再現するなど、ものすごく綿密に実際の鎧兜を再現できるよう検証を行っているそうです。

人間と鎧兜を同時進行で制作し、1体におよそ1ヶ月の時間を要するほどとのこと。
リアルさを追求した作品を拝見するのが楽しみですね。

山口県立美術館 アクセス

公共交通機関の場合
JR新山口駅から山口線に乗り換え、JR山口駅で下車、徒歩およそ15分
JR防府駅からJRバス山口行きでおよそ35分

車の場合
中国自動車道山口ICからおよそ15分
山陽自動車道防府東ICからおよそ25分
※駐車場は無料です(200台)。

まとめ

今回は山口県立美術館で開催される「野口哲哉展」をご紹介しました。
鎧を着た人のポスターを見てから、ずっと気になっていたんですよね。絶対に見に行きます^^

それにしても、開催前に野口さんの講演会が2回とも定員に達するとは、とても人気のある作家さんなんですね。
動画で拝見してもとても魅力的な作家さんで、より作品を見に行きたくなりました。
みなさんもぜひ、「野口哲哉展」にお立ち寄りください。