防府天満宮では毎年節分に、節分祭牛替神事(うしかえしんじ)が行われます。牛替神事は2020年で109回を数える、伝統ある神事です。
ですがこの神事、生きた子牛「神牛(しんぎゅう)」が当たるかもしれない、全国的にも珍しいびっくりな神事なんです!
今回は、節分祭と牛替神事について、イベントの内容や神牛を手にするまでの流れをご紹介します。

牛替神事の由来は・道真公と牛

御祭神の道真公は丑年生まれ、亡くなったのも丑の日と言われています。
またご自身の亡骸を「人にひかせず牛の行くところにとどめよ」との遺言を残すほど、道真公には牛にまつわる逸話があります。
こうして天満宮の神獣は牛となり、境内には多くの横たわった牛の像が奉納されています。

そのことにちなんで行われるようになったのが、牛替神事です。明治44年に地元商工会の方々の発案で、節分祭の余興として始まったのがきっかけなんだそうですよ。
今では2日間で10万人もの人出がある賑やかな神事になっています。

節分祭、牛替神事の日程

開催日程 2020年2月2日(日)、3日(月)
開催場所 防府天満宮境内
おもな行事(豆まき、牛替神事の抽籤など)は2月3日に行われます。

牛替神事とは?

牛替神事に参加して景品を当てるには、いくつかの手順があります。
わたしもよくわかってなかくて、もともとの地元の人に聞いて「なるほど~」となりました。なので、その手順を説明しますね。

まずは、牛替券を入手する

牛替神事に参加するには、まず牛替券を入手します。
この券で1名が天満宮の歴史館を無料で拝観できます(12月31日まで有効)。

入手方法・その1

この牛替券は、防府市内の商店街の「牛替券進呈店」と表示のあるお店で取り扱っています
番号券10枚で必ず景品があたるとのことですが、それを知らずに今年はじめて5枚購入しました(;^_^A。牛が当たったらどうしよう・・・
ですが、この牛替券では牛は当たらないんです。この券を番号券に引き換えないといけません(券を買ってから知りました・・・)。

入手方法・その2

御守授与所にて福豆を購入すると、福豆の中に牛替券が入っています。
1袋   ・・・300円
1合升入り・・・1200円
5合升入り・・・3000円 で頒布されています。
ですので、節分当日に参拝されても牛替神事に参加が間に合いますよ^^

福豆は節分祭当日も頒布しています(なくなり次第終了)。
頒布時間は、2日 午前9時~午後8時、3日 午前9時~午後6時です。

入手方法・その3

防府天満宮総代をとおして、牛替神事に協賛すると牛替券がいただけます。

つぎに、番号券に引き換える

牛替券は2月2日、3日の2日の間に、防府天満宮回廊内の特設交換所にて番号券と引き換えます。
牛替券にも書いてありますが、牛替券のままでは無効です。必ず引き換えてください。
引換えは時間も決まっていますので、気をつけてくださいね。

番号券引換日時は、2日 午前9時~午後8時、3日 午前9時~午後6時です。

抽籤・お鬮(くじ)上げで当選番号決定

3日の午後6時から、市内の小学生男子によって抽選が行われます!
手槍で突いて挙げられた木札の番号を天満宮の総代が読みあげ、当選番号が決まります。
当選番号は境内に掲示、また防府天満宮の公式HPで確認できます。抽籤が終わると、午後6時40分頃から回廊内にて餅まきが行われます。

御神鬮(かみくじ)、109回記念鬮、御創建鬮、特別鬮から番外鬮など、4000点にも及ぶ景品が用意されています。その品々は、市内、県内外のたくさんの企業さんからの寄贈品とのこと。
多くの地元の人たちや企業さんの協力の元、成り立っている神事なんですね。

さて、生きた牛(神牛)を引き当てる方は2人(牡牛と牝牛一頭ずつ)。
当たった方はその牛を一体どうするのでしょうか・・・?
調べてみると、11月末に行われる防府天満宮でいちばん大きなお祭りである御神幸祭まで、神牛を飼育することになります!

(山口県観光連盟ウェブサイトよりお借りしました)

といっても、牛は御神幸祭まで畜産農家さんに預けて大切に育てられ、御神幸祭で神牛として大役を務めます。その後どうするかは、神牛役の方の自由なのだそうですよ。

景品交換

景品の交換は2月4日(火)から10日(月)までです。
交換場所は防府天満宮(9時~17時)、天神ピア(10時~16時・火曜定休)です。
はずれ券10枚、30枚、50枚単位でそれぞれ残念賞1点進呈します。はずれても希望がありますね。

ゆるキャラいっぱい・節分祭の豆まき

節分祭では毎年、歳男・歳女による節分祭開運招福豆まきが行われます。
豆まき奉仕の希望者は防府天満宮まで問い合わせくださいとのことです。

日程は、2月3日午後2時、3時、4時の3回(春風楼前広場)です。
昨年は歳男・歳女の方々55名による豆まきだったそうで、それに加えて山口にゆかりのあるゆるキャラたちも豆まきをお手伝い。ちょるる、ぶっちー、レノファ山口のレノ丸たち、合わせて10体も^^ 一昨年は13体参加してたのだとか・・・。
とってもにぎやかな豆まきです。

今年はあの演歌歌手がやってくる!?

今年は2月2日(日)に、防府市出身の作曲家・鈴木淳さんの歌碑が披露されます。
歌碑には八代亜紀さんの「しのぶ恋」の歌詞が刻まれており、当日は八代亜紀さんご本人が防府天満宮に参拝のうえ歌碑のご披露をする予定です。
披露される時間などはパンフレットには出ていませんでした・・・。2日はそわそわしちゃいますね。

駐車場

防府天満宮の駐車場についてはこちらの記事にまとめています。参照くださいませ。

交通アクセス

JRの場合
防府駅から徒歩15分
防府駅天神口バス2番乗り場から阿弥陀寺行きバス乗車、防府天満宮バス停下車。徒歩3分
車の場合
広島方面 防府東インターチェンジから約10分

福岡方面 防府西インターチェンジから約10分

防府天満宮公式HPはこちら

まとめ

今回は防府天満宮の牛替神事と節分祭についてをご紹介しました。
防府に引っ越してきたばかりの頃は、牛替神事という珍しい神事があることは知っていましたが、手順がわからずに一度も参加しないままでした・・・。
今年は牛替券も購入し、とても楽しみです!

とても珍しい牛替神事、そしてゆるキャラが集まる節分祭の豆まきへ、ぜひおいでくださいませ。
福を引き当てましょう♪