秋吉台のある美祢市を走る国道316号線。その道沿いにある道の駅おふくには、温泉が併設されています。
道の駅の特産品コーナーやレストランには立ち寄ることがあったのですが、気になるなぁと思いながらも温泉には入ったことがありませんでした・・・が、わたくし今度はこちらの於福温泉(おふくおんせん)を探検してきました!
今回は地元の人や観光客の方など様々な人に愛されている於福温泉の館内、お風呂の様子をご紹介します。
源泉かけ流しが自慢・於福温泉
道の駅前の国道を車まで通っていていつも気になっていたのが、ものすっごく目立つ「全浴槽源泉かけ流し」という文字。
そうなんです、於福温泉は道の駅に併設されているものの、本格的な天然温泉。
地下1250mから毎分1.5tものお湯が自噴しています!だから源泉かけ流しという贅沢なお湯使いができるんですね。
源泉は25度なので加温してありますが、それでもかけ流しは嬉しいです♪
じつはこの於福温泉、弘法大師が開いた温泉という伝説が残っているのだそう。弘法大師といえば平安時代初期の方。於福温泉は小さい温泉ですが、歴史があるなんですね。
泉質は、「弱アルカリ性単純温泉」。
神経痛、関節痛、筋肉痛、五十肩やうちみ、くじきなどに多数の効能があります。
では、初めての於福温泉、ドキドキしながら行ってみます。
月に2日も半額デーが!
日曜のお昼過ぎに行ってみたのですが、駐車場はいっぱい。お風呂上がりの方や今から温泉に入る方がたくさんいらっしゃいます。
日曜だからかなあ、と思いながら館内に入ってみると、なんと!半額の日でした!
とーっても嬉しいことに、於福温泉は19日と29日、月に2日も入浴料半額の日が設けられているんです^^(19日は温泉感謝デー、29日はふくの日なんだとか)。
わたしが行ってみたのは、ちょうど19日の日曜日。すっごく得した気分です♪
入口の受付で入浴料を支払い、靴箱へ靴を入れます。靴のロッカーは鍵付きで、10円(戻ってきません)。小銭がない場合は受付で両替してもらえます。
お風呂の様子は
脱衣所
では女湯へ。その日は玄関から入ってすぐが男湯、奥が女湯でした。
館内はきれいで、脱衣所も清潔です。
こちらの脱衣ロッカーも10円。靴と同じで、返金はありません。ですが、こういうロッカーが有料だと100円の場合が多いんですが、10円とは嬉しいですねえ。半額デーといい、ロッカー料金といい、とっても良心的です。
ではカギを腕につけて、いざ大浴場へ。
お風呂の種類は
大浴場もやっぱり入浴している方がいっぱいでした!地元の方が多いんでしょうか、お友達か知り合い同士の方も多いようで、仲良くお話しながらお湯に入っていらっしゃいます。
ものすごく広いということはないのですが、大浴槽、マッサージ風呂、源泉水風呂、サウナが用意されています。外には露天風呂も。けっこうバラエティに富んでますね!
毎月16日に男女入れ替えをしていて、お風呂はA浴(電気風呂)、B浴(塩サウナ)があるそう。
おそらく入ったのは塩サウナ風呂ではないかと思うんですが、サウナが嫌いなのではっきりわからず(;^_^A 塩サウナは女性の方にとても人気があるそうですよ。
大浴場は
(美祢市観光協会HP カルストドットコムより画像を参照しています)
洗い場は10カ所くらいはありました。人が多くても、洗い場は余裕があります。
まず大浴槽に入ってみました。
お湯は「これが天然温泉?」というくらいに、サラッとしていて優しい感じ。無色透明、臭いもほとんどありません。お湯の温度もそこまで高くないので、ずーっとお湯に浸かっていられそう・・・と思ったらその通りで、入られている方々みなさん、じーっとお湯を楽しんでいらっしゃいます。
わたしもこのお湯ちょうどいいなあと思いながらじーっと。臭いや色のくせがので、誰もが気楽に長い時間楽しめるお湯です。
露天風呂は?
ではのんびりして身体が温まったところで、露天風呂へレッツゴー。
露天は建物の壁に囲まれ、程よい広さ。サザンカやアジサイが植えられていて、ちょうどサザンカが咲き終わり前くらい。椅子も3~4脚用意されていました。
ん?露天風呂はトルマリンを使った浴槽だと事前に聞いていたのですが・・・違いました。タイル地の露天風呂でした( ;∀;)
きっと今回はトルマリン風呂は男湯だったんですね、残念~。
トルマリンと言えば、肩こりに効くネックレスなどでよく聞きますよね。弱い電流を発生してツボを刺激したり、マイナスイオンで精神安定作用があったりするそうで、とっても楽しみにしてましたが・・・。次回の楽しみができました^^また来ますよ~
お湯は内湯より少し熱めに感じましたが、外ですからちょうどいいくらいです。こちらもいくらでも浸かっていられるなあ、と思いながら。露天の浴槽のとなりには打たせ湯もあります。
その他マッサージ風呂、水風呂
ではまた内湯に戻って、今度はマッサージ風呂へ・・・と思いましたが、利用される方が多くうまく間に入れませんでした(;^_^A 3か所くらいジェットバスがあったのかな。
そのとなりに源泉風呂(水風呂)があります。こちらは深さがちょっと深くなっているようで、頭はつけないように、とのこと。源泉は25度ぐらいだから入れるかな、と触ってみましたが、冷たーいっ。ご遠慮しました。あまり源泉風呂に入られている方はいなかったです。冬ってこともあるんでしょうかね。
お風呂から上がったら
受付を入って奥へ行くと、60畳の広ーい交流室があります。ちょうど奥の女湯を出たらすぐのところでした。
この日はたくさんの地元の方々がお風呂上りにのんびりとくつろいでいました。
しかも交流室の一角には、整体も(有料)。
電動のマッサージチェアも4台くらいあって〈10分200円だったかな〉、なかなかいい感じ。
自動販売機のほかに、交流室の近くに無料の冷水器も用意されています。とっても至れり作せりですね。地元の方がこの温泉に来たくなるのもわかります。
ロビーと受付周りには観光で来られた方用に、山口県ならではのお土産品も少しですが置いてありました。
自動販売機のとなりには、シャーベットも。
道の駅おふくのシャーベットは、地元の素材を使った手作りシャーベット。美祢特産のサラダホーレンソウや小野茶など種類はいろいろ。素材の味を楽しめて人気なんですよ。
道の駅のシャーベット工房で販売しているのですが、温泉にもあるんですね。これはお風呂上りに食べたくなるかも♪ もう少しあったかい時期だったら絶対食べただろうな~
嬉しい外出券
道の駅に併設されているので、食事にはレストラン、お買い物には特産品コーナーがすぐ近くにあります。
温泉利用の方には、レストランと特産品コーナーへの外出券も発行しています。温泉を利用して、外出券をもらってお食事とお買い物を楽しんで、また温泉を楽しんで・・・と道の駅と温泉どちらも心置きなく楽しめます。道の駅ならではのうれしい心遣いですね。
外には無料の足湯も
道の駅の建物の外には、無料の足湯も設置されています。
6~8人は一度に利用できるくらいの足湯です。観光ついでにちょっと休憩って感じで、いいですね。
息子が温泉嫌いなので(私は好きなのにっ)、ふだんはここに来るとお風呂に入らず足湯に浸かっています。足の血行がすっごく良くなりますよ♪
於福温泉施設案内
美祢市於福町上4383-1 TEL 0837-56-5005
定休日 毎月第2水曜日 (1月、8月は除く。祝日の場合は翌日)
営業時間 10:00~21:00(最終受付20:00)
シャンプー、ボディソープ備え付けあり
入浴料金
大人500円、小学生250円、幼児100円、身障者250円
JAF会員証や交通安全協会会員証、SDカードの提示があれば入浴料金の割引があります。受付、館内入口に割引について案内が貼られていますのでご確認ください。
毎月19日、29日は入浴料半額
駐車場 80台無料
交通アクセス
車の場合・中国自動車道美祢ICから車で17分
JRの場合・JR美祢線於福駅から徒歩3分
道の駅おふく公式サイトはこちら
まとめ
今回は美祢市にある道の駅於福の併設されている於福温泉をご紹介しました。
秋吉台観光の後のちょっと休憩に、食事もできてお土産品も購入できて、とっても便利な場所にある温泉です。アクセスが便利で、しかも源泉かけ流し。そして月に2回も半額デーがあって、ロッカー料金も格安、足湯も無料。すごく嬉しいことだらけの温泉です。
ぜひ秋吉台観光で道の駅おふくに立ち寄られたら、こちらの於福温泉も楽しんでいってくださいね。サラサラのお湯でリラックスできますよ。