
夏の下関の最大のイベントといえば、「関門海峡花火大会」ですね!
福岡県北九州市と共同で開催する、海と県をまたいだ日本で唯一の花火大会なんですよ。
しかも、両県で打ち上げられる花火はおよそ15,000発!
目の前で繰り広げられる壮大な光の祭典に、目が釘付けになること間違いなしです。


関門海峡花火大会は下関のお盆の風物詩。
故郷山口に帰省してきた人たちが、関門海峡の花火を見ながらふるさとの良さを思い、ふるさとでの時間をともにする大切なイベントです。
この記事では、「関門海峡花火大会」下関側の見どころや有料チケット席、観覧の穴場などについてご紹介していきます。
※最新情報については公式サイトにてご確認のうえお出かけください。
関門海峡花火大会2023・日程、打ち上げスケジュールは?
日時と会場
開催日時 | 2023年8月13日(日)毎年8月13日 ※雨天決行(台風などの荒天中止)、順延なし |
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打ち上げ時間 | 19時50分~20時20分 |
開催予定会場 | あるかぽーと下関及び海峡ゆめタワー前、カモンワーフ、唐戸市場前 |
駐車場 | なし |
問い合わせ先 | 下関21世紀協会(083-223-2001) |
公式サイト | 関門海峡花火大会公式サイト 下関会場 |
当日スケジュール
15時 | 交通規制開始(下関駅前は19時) ※前売券、スポンサーの方は15時開場 |
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16時 | 開門(岬之町埠頭、あるかぽーと会場/海峡ゆめタワー前会場) |
17時 | 開門(カモンワーフ会場/唐戸市場前会場) |
19時40分 | 開会式(門司会場) |
19時50分 | 花火打ち上げ開始 |
20時20分 | 打ち上げ終了 |
23時 | 交通規制解除 |
交通規制や駐車場、渋滞状況は?
渋滞状況と駐車場、アクセスについて
花火大会の駐車場はありません!
あるかぽーとの駐車場も、一般車両は駐車できません。

高速道路下関インターチェンジ付近も渋滞する恐れがあります。
壇之浦PA、めかりPAも、当日お昼頃から夜にかけて大渋滞のため閉鎖されることもありますので、必ず交通情報をご確認ください。

花火大会の会場はJR下関駅から徒歩圏内(徒歩20分程度)なので、公共交通機関を利用するのがもっともスムーズです!
当日は山陽本線、山陰本線ともに列車の臨時便が運行しますので、JRは時間帯にもよりますが、比較的大きな混雑はありません。
また今年も、山陽本線のJR長府駅前にある下関競艇場の 第1、第2駐車場(無料)が花火大会用の駐車場として開放されます。
こちらの駐車場に車を停めて公共交通機関で来場する、パークアンドライドがおすすめです。
交通規制は?
(引用元:関門海峡花火大会公式サイト 下関会場)
15時~23時まで、あるかぽーとから海峡ゆめタワーまでの道路、岬之町の海峡交番・下関消防局周辺道路が全面車両通行止めになります。

19時~23時はJR下関駅前も通行止めになり、歩行者専用になります。
有料席チケット販売は?
(引用元:関門海峡花火大会公式サイト 下関会場)
花火大会の開催会場は有料のチャリティ席です。
会場は、海峡ゆめタワー前会場、岬の町埠頭/あるかぽーと会場、カモンワーフ会場、唐戸市場前会場の4ヶ所。
入場ゲートは5ヶ所設置されます。どこの会場にもイスはありませんのでご注意ください。
また、岬の町埠頭/あるかぽーと会場内には、ボックス席(指定席)が用意されます。
岬の町埠頭/あるかぽーと会場 | 3,000円/1人 | 大迫力大音響の水中花火が目の前を疾走 あるかぽーと沖台船からは4寸玉までの小さめの花火を打ち上げ |
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海峡ゆめタワー前会場 | 3,000円/1人 | 駅から10分 頭上に尺玉が打ちあがる ゆめタワー沖の台船からは五寸~一尺半の大きな花火を打ち上げ |
カモンワーフ会場 | 2,000円/1人 | 門司会場の真正面 両岸の競演の鑑賞に最適 |
唐戸市場前会場 | 2,000円/1人 | 門司会場の真正面 両岸の競演の鑑賞に最適 |
ボックス席(指定席) | 30,000円/1区画 | 岬の町埠頭/あるかぽーと会場内 リストバンド6名分 |
どの会場も、小学生のお子さんは一人1,000円。小学生未満のお子さんは無料です(ボックス席は除く)。

・(シーモール1F)ラン、インフォメーションカウンター
・市役所売店
・JR下関駅・新下関駅観光案内所
・下関21世紀協会
ほか
【インターネット】
・楽天チケット
・イープラス
・チケットペイ
※花火大会が中止になっても、払い戻しはありません。
※詳細は公式サイトをご覧ください。
関門海峡花火大会の見どころ
打ち上げプログラム
19時50分~53分 | オープニング音楽花火 |
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20時02分 | 水中花火 |
20時14分 | 突堤からの打ち上げ花火 ※終了まで |
20時18分 | 水中花火 |
20時22分 | フェニックス |
20時23分 | 一尺半玉打ち上げ |
両岸あわせて15,000発の花火!
関門海峡花火大会では、30分間の間に両岸あわせて15,000発の花火が打ちあがります!
今年の下関会場はドラマティックな音楽花火の打ち上げからスタート。11個の大きなプログラムで編成し、変化を楽しめる内容になっています。

下関会場ならではのプログラムといえば、水中花火。轟音とともに水上に半円を描く大迫力の花火です。
また、震災復興祈願として10発のフェニックス花火も打ち上げます。

フィナーレを飾る一尺半玉2連発!
高さおよそ450m、直径450mの大きさを誇る一尺半玉。フィナーレに連発で打ちあがる様子は圧巻です!

ずらっと並ぶ屋台
花火大会当日は、メイン会場内、あるかぽーと、海峡ゆめタワー前などに出店が立ち並びます(予定)。

しっかり夏祭り気分を楽しめます。
観覧の穴場スポットは?
花火がよく見える有料席もよいですが、ゆっくりと無料で花火を満喫できる穴場スポットをご紹介します!
海峡ゆめタワー
「海峡ゆめタワー」は、打ち上げ場所から1.5kmぐらい離れていますが、ちょうど目の前あたりの高さで花火が輝くのを鑑賞できるスポットです。
花火大会の日、海峡ゆめタワーは22時30分まで営業(最終入場22時)。タワーの28階、30階の展望室からは、下関側と門司側どちらの花火も鑑賞することができます。
建物の中はエアコンが効いていてトイレもありますので、快適に花火鑑賞ができますね。
ただし、海峡ゆめタワーのフロアの中でも、花火が見やすい関門海峡に面した窓側の場所は限られるため、やはり場所取りが大変です。
早めに行かれて見やすい場所を確保されることをおすすめします。

海響館
あるかぽーとにあるしものせき水族館「海響館」も、23時まで延長営業を行います。
クジラの標本が置いてある広いロビーは、ちょうど海峡に面してガラス張り。
エアコンも効いていてきれいなトイレもあるので、涼しく快適に、目の前で輝く花火を楽しむことができます。

こちらも夕方早くから場所をとっている方がいらっしゃいます。早めに場所を抑えておいた方がよいですね。
23時まで営業しているので、お時間に余裕があれば花火の後には館内を散策して、混雑が落ち着いた頃に帰られるのが良いかと思われます。
火の山公園
小高い場所にある火の山からは、下関と門司の両岸から打ち上げられた花火を同時に眼下に収められます。
花火を撮影する方で人気のスポットのため(穴場ではないですね…)、前日から場所とりされている方も。
また、海峡花火大会が開催される13日は、火の山ロープウェイが21時まで夜間運行します。
ロープウェイから花火を鑑賞してみるのも素敵でしょうね。
巌流島や船上から
以前知り合いに「関門海峡花火大会ってどこから見るのがいいのかな」と聞いたところ、「巌流島がいいですよ!遮るものがないですからね」と即答されました。
ということで、巌流島もおすすめ鑑賞スポットです。
海峡の真ん中あたりにある巌流島からは、下関と門司、両方の花火を満喫することができます。
あるかぽーとの唐戸桟橋から巌流島行きの関門汽船が出ていますので、そちらをご利用くださいね。
島ではバーベキューサイトもありますので、バーベキューを楽しみながら花火を鑑賞する方も多いようですよ。

花火大会当日には臨時便が運行されますので、5分間ですが、船からの花火も楽しめますよ。
1日フリーパスもありますので、花火が上がっている間に下関と門司の間を何度も船で往復して海上からの花火を楽しむ、というのもありですね!
詳しくは関門汽船のサイトからご確認ください。
>>関門汽船株式会社公式サイト
亀山八幡宮
隠れた穴場スポットとしてここ近年知られ始めた亀山八幡宮。
カモンワーフの向かい側にあり、階段をのぼった小高い見晴らしの良い場所にあるため、門司側と下関側どちらも花火がよく見えます。
花火大会当日はたくさんの参拝客が訪れ、花火を鑑賞しています。
下関海運ビル付近
以前、海峡ゆめタワーに夕方から陣取って花火を見たのですが、屋外で迫力ある花火を見たくなり、途中で屋外にでてしまいました。
そこが、海峡ゆめタワー前会場(有料席)の奥、下関海運ビル付近です。
こちらから見る方も大勢いらっしゃいましたが、そこまで混雑しておらず、しっかり座る場所も残されていました。
海運ビルがあるので、あるかぽーとで打ちあがる小さめの花火などはそこまで見えませんが、フィナーレ付近の目玉である大きな尺玉を間近で見ることができます。
JR下関駅にも近いので、花火が終わった後も渋滞にはまることなくスムーズに帰宅できました。
個人的なおすすめ穴場スポットです^^
彦島南公園
下関駅周辺ではなく花火の打ち上げ場所から少し離れていますが、彦島にある彦島南公園も花火鑑賞スポットです。
高台になっているので眺めがよく、下関側と門司側どちらの花火もよく見えます。
駐車場に止められる台数が30台ぐらいですが、早めに行けば車も駐車でき、よく見える場所とりもできますよ。
まとめ
関門海峡花火大会について日程や穴場スポット、有料席についてご紹介しました。
今年は打ち上げ数が減少する花火大会が多い中、例年どおり、15,000発の花火が打ちあがるのはすごくうれしいですね!
海峡を挟んで両岸からどんどん打ちあがる花火は一見の価値がありすぎます。まだ関門海峡花火大会をご覧になったことがない方は、ぜひ、足を運んで見られてくださいね。
海峡に輝く光の花を、目と心に刻みこんでいただきたいです。