山口県には東部と西部にそれぞれ、有名な栗のブランドがあります。
西部の栗の横綱「厚保くり」は、なんと250年もの歴史を持つ栗!美祢市が認定する「Mine Collection」や、山口県が推奨する「やまぐちブランド」にも認定されています。
今回は厚保くりの特徴や直売所、通販などについてご紹介します。
厚保(あつ)くりとはどんな栗?
厚保くりの味・特徴は?
(画像引用:カルストドットコム美祢市観光サイトブログ)
厚保くりは甘みが強く風味がよいのが特徴の栗。
渋皮煮にしても、砂糖を控えたのにこんなに甘いの?と思うほど栗の甘さがしっかりしています。
外観も特徴があり、他の栗と比べてもびっくりするほど大きくて立派!
そして丸みを帯びてつやがあるんですよ。
そのままの栗ももちろんですが、直売所で販売される焼き栗や栗ごはんが人気でよく知られています。
今日は、山口県でも屈指のブランド栗、厚保栗の解禁日。さっそく焼き栗を買ってきました。ご近所もこの栗の話題で持ちきりで、テレビのニュースにまでなっています(^^) pic.twitter.com/gNnzDrDwzi
— 片柳弘史 (@hiroshisj) September 14, 2020
山口県のぶちうまアンバサダーより
今が旬の美味しいお知らせです‼️『厚保(あつ)くり』です🌰
栗ご飯にして観ました♪
甘みが強くホクホク感が最高です😋https://t.co/mDqKbij0PD#山口県#厚保くり#やまぐちブランド pic.twitter.com/eTalGCCg3T— 波田陽区 (@hata_youku) October 27, 2020
厚保くり栽培の特色は?
厚保くりの歴史は、なんと江戸時代後期にまで遡ります。
1840年(天保10年)頃から厚保地区で栗の栽培が始まり、栗が年貢で納められていたという話が残っているのだとか。
厚保での栗栽培の歴史を物語る話ですね…。
石灰分が流れ込んで排水が良い肥沃な土壌と、盆地ならではの昼夜の大きな気温差のある美祢市は、栗栽培に最適な気象条件。
もともとは農家の方が庭先に栽培していましたが、昭和45年に栗団地が造成され生産が拡大しました。
厚保くりの生産を行うJA山口美祢厚保くり生産部会では、141ヘクタール(東京ドームおよそ30個分)に600本以上の栗の木を栽培しています(2018年時点)。
2023年の厚保くり直売所はいつから?
直売所の場所、開店時期は?
直売所営業期間 | 2023年9月22日(予定)~10月31日 |
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営業時間 | 9時~14時(直売所は売り切れ次第終了) ※当日の朝、整理券を配布します(数に限りあり) |
営業日 | 月・水・金 |
所在地 | 美祢市西厚保町本郷692-1 |
電話番号 | 0837-58-0226 |
駐車場 | 20台 |
アクセス | 中国自動車道美祢西I.Cから車で1分 |
公式サイト | JA山口HP (厚保くりのご案内) |
厚保くり直売所は選果場のとなりにあります。
中国自動車道美祢西ICの近くなので、高速で立ち寄るのにちょうど便利な立地ですね。
栗4キロゲット!
清水の舞台から飛び降りる思いで厚保栗も買いました😆 pic.twitter.com/Cy1UthQrpK— オキム (@fisherokimu) October 8, 2018
厚保くりの通販はある?
例年くりの時期になると、JA山口県ホームページ(JAタウン正直やまぐち)から厚保くりの注文受付をしています。
その他、楽天、Amazon、ヤフーショッピングでも取り扱いをしています。
今年は年内受注は締切。JA山口県のJAタウン「正直やまぐち」でも在庫切れでした(9月13日現在)。
厚保くりの栗拾いは?
JA山口美祢厚保くり生産部会の栗拾い農園では、例年、9月中旬から10月中旬にかけて栗拾いが楽しめます。
受付は厚保くりの選果場。
入園料は大人100円、小人50円(2020年12月現在)
くりの代金(時価)は別途必要
※栗拾いは状況により中止・変更の場合があります。
詳細は、事前にJA山口県 厚保栗選果場(TEL 0837-58-0226)にお問い合わせください。
まとめ
今回は美祢市のブランド栗、厚保くりをご紹介しました。
わたしは県西部に育ったものの、あまり厚保くりにご縁がないまま大きくなり、食べたのはつい数年前。
道の駅おふくのシャーベットで食べたのが最初でした(;^_^A
じつは道の駅に売ってたけど、シャーベットにしちゃったんですよね(もちろんおいしかったです!)。
今年は生の厚保くりを購入して、茹で栗にして食べたいです!
できたらくり拾いも^^
わたしのように厚保くりになじみのない方も、ぜひ一度ご賞味くださいませ。