山口県の市町村・合併の変遷や現在の人口ランキング、地図で場所も解説

こんにちは、防府市の主婦なんたんです＾＾
現在防府市在住のわたしですが、家庭の都合で県の瀬戸内側を何ヶ所か転々とし、10年近く前には県東部の平生町に5年ほど住んでいました。

生まれ育った下関にいた頃は、北九州の方がとても身近で山口市は憧れの街、県の東部はまったく見知らぬ場所でした。
山口県は広いので、わたしのようにどこにどんな市町村があるのかよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、山口県の市町村について、人口や市町村名、場所をまとめてみました。

山口県の市町村の数は？一覧も

山口県には現在、市が13、町が6つあります。村はありません。

市	山口市、下関市、山陽小野田市、宇部市、長門市、美祢市、萩市、防府市、周南市、下松市、光市、柳井市、岩国市
町	周防大島町、田布施町、平生町、上関町、和木町、阿武町

山口県の市町村合併

気になったので、市町村合併の推移を調べてみました。

合併後の市町名	合併前の市町村名（旧名）	合併した年
周南市	徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町	平成15年
周防大島町	久賀町、大島町、東和町、橘町	平成16年
光市	光市、大和町	平成16年
宇部市	宇部市、楠町	平成16年
下関市	下関市、豊浦町、菊川町、豊田町、豊北町	平成17年
柳井市	柳井市、大畠町	平成17年
萩市	萩市、川上村、田万川町、むつみ村、須佐町、旭村、福栄村	平成17年
長門市	長門市、三隅町、 日置町、 油谷町	平成17年
山陽小野田市	小野田市、山陽町	平成17年
山口市	山口市、徳地町、秋穂町、小郡町、 阿知須町、阿東町（阿東町のみ平成22年）	平成17年
岩国市	岩国市、由宇町、 玖珂町、 本郷村、 周東町、 錦町、美川町、美和町	平成18年
美祢市	美祢市、  美東町、秋芳町	平成20年

山口県の市町村地図

（地図はフリー素材、無料素材の「Digipot」より）

瀬戸内海沿いの県東部地域は、合併を進めなかったからひとつひとつの市町の面積が小さいですね。

平生町に住んでいた頃は、買い物は隣接している田布施町や柳井市にしょっちゅう通っていました。
合併はしていないけれども、あの辺りの市町は生活圏内。
自治体が分かれているのが不思議なくらいでした。
ちなみに、合併する前まで山口市は県庁所在地の人口がいちばん少なかったのですが、合併後は47都道府県中45位になりました（2020年10月現在のデータによる）。
そして面積ランキングでは第4位に。
ご覧のとおり山口市はとても広く、瀬戸内海側から島根との県境まで、山口県の真ん中を縦に占めています。

山口県の市町村別人口ランキング

下関市	253,188人
山口市	193,978人
宇部市	163,062人
周南市	138,135人
岩国市	128,728人
防府市	113,422人
山陽小野田市	59,814人
下松市	56,678人
光市	49,119人
萩市	44,252人
長門市	32,262人
柳井市	30,584人
美祢市	23,332人
周防大島町	14,695人
田布施町	14,550人
平生町	11,851人
和木町	6,009人
阿武町	3,045人
上関町	2,299人
山口県計	1,339,003人

～山口県人口移動統計調査（令和3年1月1日現在）より～

県内の人口1位はやはり下関市。次いで県庁所在地の山口市です。
宇部市は面積を見るとそんなに大きくないですが3位。
住みやすい田舎ランキング1位になっただけあって、住環境が良いのでしょうか。

なお、山口県の人口は昭和61年以降減少を続けています。
平成30年10月の調査時点での山口県全体の人口は1,368,495人だったので、2年ぐらいでおよそ3万人減少。
山口県全体を数字で見ると、寂しいですね。

まとめ

今回は山口県の市町の場所や数の推移、人口についてみてみました。
同じ県でも、自分の住まいと離れた地域の市町の場所や名前は縁がなくてわからないという方も多かったのではないでしょうか。

この記事で、山口県の中でもご自身の住まいと離れた地域の市町について、少しでも関心を持っていただけたらうれしいです。