暑い日が続くと、涼しげな水辺で憩いのひと時を過ごしたくなりますね。
そこで今回は、涼を求めて立ち寄ってほしいスポット、山口市阿東町にある「水出の泉(みずいでのいずみ)」をご紹介します。
水出の泉とは
およそ1700年前の平安時代中期、阿武郡を所領としていた皇室は、この泉を阿武川の水源地と定め、水神様を祀り、五穀寺を創建しました。
長門国のなかでも、最も高い場所に位置することから、この泉を大変尊ばれたそうです。
水出の泉の場所は
国道315号線 を徳佐から須佐に向かって走っていると、右手に看板が出ています。
この看板に沿って右折し、道なりにずっと進んで行くと、またまた看板が。
矢印がさす方へ右折し、田んぼの中の一本道をひたすら進んで行くと、水出の泉に到着です!
駐車場:あり(2~3台)
トイレ:あり
アクセス:道の駅長門峡から車で30分、徳佐の交差点から15分
ビオトープに神社・憩いの名水スポット
たどり着いた水出の泉は、きれいに整備された親水公園のようなスポット。
東屋もあって、ちょっとした休憩スポットにピッタリです。
泉のそばには水神様の神社もありました。
この社殿は1991年(平成3年)、地元のみなさんによって、1100年ぶりに再建されたものだそうです。
その後、休憩所や親水公園などを整備。現在は、春は桜、初夏はホタル、秋は紅葉と、四季折々の美しい景観を楽しめるスポットになっています。
もちろん、水は汲んで持ち帰りできます。
この泉の水は、昭和57年の山口県名水審査で第2位に入賞した水。おいしさは保証つきです!
冷たくて透明度が高くて、おいしかったですよ^^
せっかくなので見てほしいのは、水が地中から湧き出ている様子。
写真の水たまりの中で、土の中から3~4ヶ所ぐらい、ぷつぷつぷつぷつ…と水が湧いて出ています。
実際に見てください~(;^_^A
阿武川の源流水で育ったお米
おいしいお米づくりには、きれいな水が欠かせませんよね。
水出の泉がある嘉年地区では、阿武川の源流水で育てたお米を生産、販売しています。
その名も「阿武川源流米」。
品種はコシヒカリで、「華やかな旨味と、粒が大きく揃っていること」が特徴だそうです。
違いが気になる^^
>>嘉年ハイランド
まとめ
山口市阿東の水出の泉をご紹介しました。
自然いっぱいできれいに整備されていて、のんびりした時間を過ごせて、おまけにおいしいお水もいただけて。ちょっと涼んで行きたいときに、水出の泉はおすすめです!
草花や昆虫にもふれあえて、ご家族連れでも楽しめるスポットですよ。
県で2位になった名水を汲みに、ドライブがてら立ち寄ってみませんか^^
■あわせてどうぞ。水出の泉から車で20分の場所に、ネコ寺で知られる雲林寺があります。雲林寺体験記事はこちらです。
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