日本の夏の風物詩、風鈴。
風に吹かれて響く涼やかな音色は、夏の暑さに疲れた心の癒しになりますね。
宇部市の琴崎八幡宮では、参拝客に涼を感じてもらえるよう、2018年から風鈴まつりを開催。
その音色だけでなく、色とりどりの風鈴が飾られた風景の美しさを楽しもうと、毎年多くの人々が参拝に訪れています。
※写真や境内の様子は、記事執筆当時の様子です。
琴崎八幡宮風鈴まつり・基本情報
場所:宇部市大字上宇部大小路571
問合せ先:0836-21-0008(琴崎八幡宮)
駐車場:無料
アクセス:宇部ICからおよそ6分(3.3キロ)
公式サイト:琴崎八幡宮
車参道を登っていくと、境内のすぐそばにある駐車場に出ます。
駐車場には自動販売機、トイレが設置してあります。
境内いっぱいに飾られたガラスの風鈴
※以前(2022年)風鈴まつりに行ってきた時の様子です。
まず見て驚くのは、参道に幅2.4m、高さ2.5mの風鈴掛け。
たくさんのガラスの風鈴が掛けられ、目にも鮮やかです!
まさにフォトジェニックなスポット!
お手水や本殿の周り、秋葉神社の周りにも風鈴掛けを設けてあり、境内はとても華やか。
参道脇にある秋葉神社の周りの風鈴は、緑に映えてより一層、涼を醸し出しています。
古くから、鈴の清らかな音色は、禍を祓う力があると信じられてきました。
江戸時代から明治にかけて、暑気払いとして軒先に吊るす風鈴が、夏の風物詩として定着したそうです(琴崎八幡宮風鈴まつりチラシより)。
たくさんの風鈴が奏でる音色に満たされた境内は、心身が清められるような神聖な空気に包まれていました。
祈願用の風鈴も
参道の風鈴掛けの脇には、御祈願用の風鈴も用意されています。
模様が入った風鈴、無地の風鈴のどちらかを選び、短冊に願い事を書いて風鈴掛けに吊るします。
キッチンカーも来場
(琴崎八幡宮インスタグラム投稿より)
風鈴まつりには、より涼を楽しめるよう、かき氷などのキッチンカーも来場します。
キッチンカーがあるのは、一の鳥居から石段を登ったあたり。
駐車場から直接参拝される場合は、一の鳥居側まで戻っていくとキッチンカーがありますよ。
風鈴を眺めながらいただく涼味、いいですねー
まとめ
琴崎八幡宮の風鈴まつりをご紹介しました。
色とりどりで鮮やかな風景と涼やかな風鈴の音色に、心洗われる時間を過ごせました^^
どうして去年風鈴まつりに行かなかったんだろう、と後悔するほど…。
ぜひ一度は、風鈴まつりに足を運ばれることをおすすめします!
また、8月1日からは、夏越大祓式 茅の輪くぐり神事が斎行されます。
夏の穢れを祓い、風鈴で涼を楽しんでくださいね。