関門海峡花火大会2025【下関側】チケット情報や打ち上げ場所、観覧の穴場スポットなど紹介!!

夏の下関の最大のイベントといえば、「関門海峡花火大会」ですね！

福岡県北九州市と共同で開催する、海と県をまたいだ日本で唯一の花火大会なんですよ。
しかも、両県で打ち上げられる花火はおよそ18,000発!!
水中花火やフィナーレの一尺半玉など、目の前で繰り広げられる壮大な光の祭典に、目が釘付けになること間違いなしです。

関門海峡花火大会は下関のお盆の風物詩。
故郷山口に帰省してきた人たちが、関門海峡の花火を見ながらふるさとの良さを思い、ふるさとでの時間をともにする大切なイベントでもあります。

この記事では、「関門海峡花火大会」下関側の見どころや有料チケット席、観覧の穴場などについてご紹介していきます。

※最新情報については公式サイトにてご確認のうえお出かけください。

関門海峡花火大会2025・日程、打ち上げスケジュールは？

日時と会場

開催日時	2025年8月13日（水） ※雨天決行(台風など荒天の場合は中止)、順延なし ※中止の場合は大会当日15時に最終決定し、公式HPで告知します
打ち上げ時間	20時～20時50分
有料チャリティエリア	（メイン会場）岬之町埠頭、あるかぽーと会場 カモンワーフ会場、唐戸市場前会場
駐車場	なし
問い合わせ先	下関21世紀協会（083-223-2001）
公式サイト	関門海峡花火大会公式サイト　下関会場

当日スケジュール

15時	交通規制開始（下関駅前は19時） ※前売券、スポンサーの方は15時開場
16時	開門（岬之町埠頭、あるかぽーと会場）
17時	開門（カモンワーフ会場／唐戸市場前会場）
19時35分	開会式（門司会場にて）
19時45分	海峡ドローンショー（主催：ドローンスクール下関）
20時	花火打上げ
20時50分	打上げ終了
23時	交通規制解除

交通規制や駐車場、渋滞状況は？

渋滞状況と駐車場、アクセスについて

花火大会の駐車場はありません！

高速道路下関インターチェンジ付近も渋滞する恐れがあります。
壇之浦PA、めかりPAも、当日お昼頃から夜にかけて大渋滞のため閉鎖されることもありますので、必ず交通情報をご確認ください。

花火大会の会場はJR下関駅から徒歩圏内（徒歩20分程度）なので、公共交通機関を利用するのがもっともスムーズです。

当日は山陽本線、山陰本線ともに列車の臨時便が運行します。

また今年も、山陽本線のJR長府駅前にある下関競艇場の駐車場が花火大会用の駐車場として開放されます。
こちらの駐車場に車を停めて公共交通機関で来場する、パークアンドライドがおすすめです。

交通規制は？

15時～23時まで、あるかぽーとから海峡ゆめタワーまでの道路、岬之町の海峡交番・下関消防局周辺道路が全面車両通行止めになります。

19時～23時はJR下関駅前も通行止めになり、歩行者専用になります。

有料席チケット販売は？

花火大会の開催会場は、有料のチャリティ席です。

有料チャリティエリアは、岬の町埠頭／あるかぽーと会場、カモンワーフ会場、唐戸市場前会場。
入場ゲートは4ヶ所設置されます。どこの会場にもイスがありませんのでご注意ください。

岬之町埠頭／あるかぽーと会場	3,000円/1人 小中学生1,000円	大迫力大音響の水中花火が目の前を疾走 あるかぽーと沖台船からは4寸玉までの小さめの花火を打ち上げ
カモンワーフ会場	2,000円/1人 小中学生1,000円	門司会場の真正面 両岸の競演の鑑賞に最適
唐戸市場前会場	2,000円/1人 小中学生1,000円	門司会場の真正面 両岸の競演の鑑賞に最適
スポンサーエリア（小学生未満無料）	5,000円/1人	小中学生割引なし

どの会場も（スポンサーエリア除く）、小学生のお子さんは一人1,000円。小学生未満のお子さんは無料です。

会場内には仮設トイレが設置されます。
ペットの同伴禁止。飲食物の持ち込みは可能となっています。

また、メイン会場である岬の町埠頭／あるかぽーと会場内には、ボックス席（指定席）が用意されます。
こちらはインターネットおよび、コンビニ券売機での限定販売です。

ボックス席（6名分）	45,000円（イスなし）
プレミアムA席（6名分）	75,000円（イスあり）
プレミアムS席（6名分）	80,000円（イスあり）
VIP席（5名分）	300,000円（ソファーセット席）

前売券は6月上旬から販売開始。

当日のチケット販売は19時40分までです。
※各エリアとも定員に達し次第、販売終了となります。

関門海峡花火大会（下関会場）の見どころ

両岸あわせて18,000発の花火！

今年の関門海峡花火大会では、両岸あわせて18,000発の花火が打ちあがります！

さまざまに趣向を凝らした花火のなかでも、下関会場が誇る4大花火をお楽しみください。

復興祈願花火　フェニックス

フェニックス花火は、花火の中心にフェニックス（不死鳥）に見立てた光跡が現れる花火。
新潟県中越大震災からの復興を祈願して、「長岡まつり」で生まれました。

夜空に舞う不死鳥をお楽しみください。

水中花火

下関会場ならではのプログラムといえば、水中花火。

会場前120m沖を走るボートの上から投げ込まれた花火が、沈みながら開き、轟音とともに水上に半円を描く大迫力の花火です！

尺玉40連発！

昨年に続いて、今年も一尺玉の40連発が行われます！

一尺玉の花火が打ちあがる高さは約330m、上空で開いた時の直径は約300mです。

海峡ゆめタワーがいちばん高いところで153mなので、タワーの約2倍の高さで、40発もの花火が打ちあがります！
すごい迫力ですよ。

フィナーレを飾る一尺半玉！

高さおよそ450m、直径450mの大きさを誇る一尺半玉の花火。
フィナーレに連発で打ちあがる様子は圧巻です！
ゆめタワーの3倍の高さまで花火があがります。

実際に見ると、ほかの花火と全然大きさが違って、とにかくその大きさと迫力に感動しますよ。

フィナーレの尺半玉、お見逃しなく！

ずらっと並ぶ屋台

花火大会当日は、メイン会場内、あるかぽーと、海峡ゆめタワー前などに出店が立ち並びます。

海峡ゆめタワー前広場や近くの道路は屋台だらけ。
何にしようか目移りしちゃって困りすぎるくらいでした。

とにかく屋台がたくさん！　これぞ夏まつり気分を味わえます！

観覧の穴場スポットは？

花火がよく見える有料席も良いですが、無料で気楽に花火を満喫するのもいいですよね。
ここからは、穴場スポットをいくつかご紹介します！

なお、例年人気のスポット・火の山公園は、整備工事のため、山頂・山麓ともに花火の観覧はできません。

海峡ゆめタワー

「海峡ゆめタワー」は、打ち上げ場所から1.5kmぐらい離れていますが、ちょうど目の前あたりの高さで花火が輝くのを鑑賞できるスポットです。

例年花火大会の日、海峡ゆめタワーは22時30分まで営業（最終入場22時）。タワーの28階、30階の展望室からは、下関側と門司側どちらの花火も鑑賞することができます。

建物の中はエアコンが効いていてトイレもありますので、快適に花火鑑賞ができますね。

ただし、海峡ゆめタワーのフロアの中でも、花火が見やすい関門海峡に面した窓側の場所は限られるため、やはり場所取りが大変です。
早めに行かれて見やすい場所を確保されることをおすすめします。

少々場所が狭く遊べるものがないので、小さいお子様たちは待ち時間の間、退屈するかもしれません。
また、場所によっては高く上がる花火は見えないので、ちょっと物足りないかも…。

＞＞海峡ゆめタワー公式サイト

海響館

8月1日にリニューアルオープンする、しものせき水族館「海響館」も22時まで延長営業を行います。

クジラの標本が置いてある広いロビーは、ちょうど海峡に面してガラス張り。
エアコンも効いていてきれいなトイレもあるので、涼しく快適に、目の前で輝く花火を楽しむことができます。
お子さん連れの方におすすめです。

昨年、海響館から花火を見ました。
下関側の花火やドローンショーは見えづらいのですが、イルカショーの会場から門司側の花火を眼前に見ることができました！

22時まで営業しているので、お時間に余裕があれば花火の後には館内を散策して、混雑が落ち着いた頃に帰られるのが良いかと思われます。

花火と、リニューアルした水族館をお楽しみください。

＞＞海響館公式サイト

巌流島や船上から

以前知り合いに「関門海峡花火大会ってどこから見るのがいいのかな」と聞いたところ、「巌流島がいいですよ！遮るものがないですからね」と即答されました。
ということで、巌流島もおすすめ鑑賞スポットです。

海峡の真ん中あたりにある巌流島からは、下関と門司、両方の花火を満喫することができます。
あるかぽーとの唐戸桟橋から巌流島行きの関門汽船が出ていますので、そちらをご利用くださいね。

島ではバーベキューサイトもありますので、バーベキューを楽しみながら花火を鑑賞する方も多いようですよ。
巌流島のバーベキューサイト利用についてはこちらの下関市公式サイトをご確認ください。

また関門汽船では、下関の唐戸桟橋から北九州市門司桟橋を5分でつなぐ関門連絡船が運航しています。
花火大会当日には臨時便が運行されますので、5分間ですが、船からの花火も楽しめますよ。

1日フリーパスもありますので、花火が上がっている間に下関と門司の間を何度も船で往復して海上からの花火を楽しむ、というのもありですね！

詳しくは関門汽船のサイトからご確認ください。
＞＞関門汽船株式会社公式サイト

亀山八幡宮

隠れた穴場スポットとしてここ近年知られ始めた亀山八幡宮。
カモンワーフの向かい側にあり、階段をのぼった小高い見晴らしの良い場所にあるため、門司側と下関側どちらも花火がよく見えます。

花火大会当日はたくさんの参拝客が訪れ、花火を鑑賞しています。

下関海運ビル付近

以前、海峡ゆめタワーに夕方から陣取って花火を見たのですが、屋外で迫力ある花火を見たくなり、途中で屋外に出てしまいました。
そこが、海峡ゆめタワー前会場（有料席）の奥、下関海運ビル付近です。

こちらから見る方も大勢いらっしゃいましたが、そこまで混雑しておらず、しっかり座る場所も残されていました。

海運ビルがあるので、あるかぽーとで打ちあがる小さめの花火などはそこまで見えませんが、フィナーレ付近の目玉である大きな尺玉を間近で見ることができます。

JR下関駅にも近いので、花火が終わった後も渋滞にはまることなくスムーズに帰宅できました。
個人的なおすすめ穴場スポットです＾＾

彦島南公園

下関駅周辺ではなく花火の打ち上げ場所から少し離れていますが、彦島にある彦島南公園も花火鑑賞スポットです。

高台になっているので眺めがよく、下関側と門司側どちらの花火もよく見えます。

駐車場に止められる台数が30台ぐらいですが、早めに行けば車も駐車でき、よく見える場所とりもできますよ。

まとめ

関門海峡花火大会について日程や穴場スポット、有料席などについてご紹介しました。

海峡を挟んで両岸からどんどん打ちあがる花火は、一見の、いえ何度でも見る価値があります。
まだ関門海峡花火大会をご覧になったことがない方は、ぜひ、足を運んで見られてくださいね。

海峡に輝く光の花を、目と心に刻みこんでいただきたいです。

※記事内のおもな写真は、山口県観光/旅行公式サイト「おいでませ山口へ」、フリー画像サイト「写真AC」から使用しています。