下関の奥座敷として知られ、800年の歴史を持つ防長の名湯・川棚温泉。
毎年5月には、温泉に伝わる伝統にちなんだ「川棚温泉まつり」が温泉街一帯で行われ、地元の人やたくさんの観光客でにぎわいます。
今回は川棚温泉まつりの由来や日程、見どころ、駐車場についてご紹介します。

川棚温泉まつりの日程

開催日時 2020年5月23日(土)15時~21時(雨天決行、天候などにより内容変更になる場合あり)
開催場所 川棚温泉街、周辺一帯

交通規制、駐車場

川棚温泉街は歩行者天国になります。
14時~21時は車両通行止めです。
会場周辺には数カ所の臨時駐車場が用意されます。誘導員の指示に従って駐車ください。

川棚温泉まつりは

800年以上の歴史を持つ川棚温泉には、守護神・青竜の伝説があります。
毎年5月に行われる川棚温泉まつりも青竜伝説にちなんだおまつりで、市内外からたくさんの観光客が訪れ、川棚温泉街は活気にあふれます。

川棚温泉に伝わる青竜伝説とは?

大昔、川棚は沼地でそこには青竜が住んでいました。しかし、大地震で青竜は死んでしまいます。
地元の人々は青竜を哀れみ青竜権現として祀り、神前で太鼓を打ち鳴らしました。すると、沼地から温泉が噴き出しました。
これが川棚温泉の始まりで、多くの人々がその恩恵にあずかったといわれています。
しかしその後温泉が枯れてしまい、温泉も青竜も忘れられてしまいました。

                     (川棚温泉の元湯ぴーすふる青竜泉にある青竜権現社)

室町時代の初め、この一帯を疫病と日照りが襲いました。三恵寺の住職であった「怡雲(いうん)和尚」は仏に祈り続けます。するとある晩、薬師如来のお告げを受け、温泉を掘り返しました。その湯のおかげで、人々の病が回復していったと言われています。
それからは二度と源泉を枯らさないように青竜を守護神として祀り、祈りを欠かさないようにしたのだそうです。
この青竜権現への祈りが、今の川棚温泉まつりにつながっています。

川棚温泉まつりの見どころは!

せぎ餅神事

                     (豊浦町観光協会ホームページよりお借りしました)

せぎ餅神事は、かつて川棚一帯に疫病が流行った際、温泉の守護神・青竜権現にお餅を供えたところ、疫病が治まったという伝説に基づき、江戸時代(1660年)から現在まで続く伝統的な神事です。

青竜権現の祠の前で、餅をつこうとする村人(善玉)と、それを阻止しようとする災厄(悪玉)の手に汗握るせぎ合いが繰り広げられます!
毎年せぎ餅参加者は募集されるようです。せぎ合いの末に悪玉の厄も落とされるので、厄落とし、無病息災祈願におすすめだそうですよ。

青竜御幸(せいりゅうごこう)

せぎ餅神事で降臨した全長7メートルの青竜は、男衆に担がれ、太鼓の音とともに川棚温泉街一帯を練り歩きます。とても賑やかですよ。

妙青寺灯明アート&ライトアップ

雪舟が造営したとされる回遊式の雪舟庭が残されている妙青寺
その境内では、地元の子供たちが絵を描いた灯明アートが飾られ、ライトアップします。優しい、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

そのほか川棚温泉ならではのイベントが

温泉街ならではの当日限定お得な温泉入浴チケット販売(300円)、ゆっくり足湯でくつろげる足湯茶屋(無料)が楽しめます。
川棚温泉を愛した山頭火にちなんだ俳句コンテスト、山口県民になくてはならない餅まき(福もちまき)、ほしぞら縁日ライブバー&キッチンなどなど、おまつりの夜を盛り上げるイベントが満載です。

まとめ

今回は川棚温泉まつりをご紹介しました。
このお祭り、以前は全国から集まるよさこいの演舞を中心としたおまつりでしたが、数年前から川棚温泉の伝統を中心に据えた内容に刷新されました。
じつはわたし、若かりし頃にこのおまつりのよさこいに参加したことがあって(;^_^A、はい、とても思い出深いおまつりです。帰りに川棚グランドホテルで瓦そば食べて帰りました(笑)
内容は変わりましたが、より地元に、より川棚温泉の伝統を大切にしたおまつりになっているんですね。
ぜひ、川棚温泉街の温かいお祭りの夜を楽しんでみませんか。