でも選挙区と選挙の種類とか、よくわからないなあ
衆議院議員選挙
衆議院選挙では、自分の住む選挙区から一人の候補者を選んで投票する「選挙区制」と、政党名を投票する「比例代表制」があります。
小選挙区は人を選ぶ、比例代表は政党を選ぶのがポイントです。
投票所では、小選挙区で投票した後、比例代表でもう一度記入して投票します。
小選挙区
日本全国を289の選挙区にわけて、各選挙区から一人を選出。山口県は3つの選挙区があるので、合計3人が選出されます。
■現在の区割り
第1区 | 宇部市、山口市、防府市 |
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第2区 | 下松市、岩国市、光市、柳井市、周南市、大島郡、玖珂郡、熊毛郡 |
第3区 | 下関市、萩市、長門市、美祢市、山陽小野田市、阿武郡 |
比例代表
比例代表では、日本全国を11のブロックに分け、合計176人の衆議院議員を選出します。山口県が属する中国ブロックは10人です。
こちらは政党などに投票します。
政党は事前に、候補者の当選する順番を決めたリストをつくっておきます。獲得した票数に応じて、リストの上から順番に当選者が決まる仕組みです。
参議院議員選挙
参議院の任期は6年。
3年ごとに半数が入れ替わるため、3年に一度、定数の半分を選挙で選び直します(解散はありません)。
また、参議院にも比例代表があり、こちらの定数は全国で100人。県ではなく、日本全国をひとつの単位として選挙を行います。
県、市の選挙
県知事選挙 | 任期4年 |
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県議会議員選挙 | 任期4年、定数47人 県内、15の選挙区にわけられています(選挙区は下の図)。 |
市町の首長選挙 | 任期4年 |
市町議会議員選挙 | 任期4年 定数は、市町の人口によって上限が決められています。 つぶた いちばん定数が多いのが、下関市と山口市議会の34人。少ないのは阿武町の8人だって |
まとめ
山口県の選挙区、選挙の種類について解説しました。
今回調べながら、「そうだったのか、知らなかった」という点も多くあり、これまで何の気なしに選挙に行っていたなあ…と反省です。
子どもたちも大きくなって、選挙権を持てる年齢に近づいています。聞かれたら答えられるようにしておきたいです。
ざっくりですが、選挙への理解につながると幸せます。
※内容は、山口県公式HP内「選挙の種類」ページを参考にしました。