下関の奥座敷といえば、川棚温泉。そして川棚温泉名物といえば瓦そばもありますが、もう一つの名物は「川棚まんじゅう」です。
川棚まんじゅうを販売しているのは、地元の方や観光客の方にも親しまれている老舗和菓子屋・三春堂(さんしゅんどう)さん。
今回は川棚温泉に行ったらぜひ立ち寄ってほしい三春堂をご紹介します。

三春堂

川棚温泉にある和菓子屋・三春堂は、およそ110年の歴史を持つ老舗です(写真は湯町支店)。
創業は明治36年、4代にわたってその味を受け継いでいます。
現在は和菓子だけでなく、シュークリームやシフォンケーキなどたくさんのお菓子が販売されています。
以前はお店が川棚温泉街にありましたが、温泉街入口にも支店ができて車でも立ち寄りやすくなりました。

三春堂といえば「川棚まんじゅう」

(やまぐち美食コレクション2013よりお借りしました)

三春堂の定番商品である「川棚まんじゅう」
川棚温泉にあるコンビニや、元湯である「ぴーすふる青竜泉」などでも販売されています。地元に密着したおまんじゅうです。

わたしもこの川棚まんじゅうには思い出と思い入れががあります・・・。
わたしの実家の親戚が川棚に住んでいたので、何かの時にはよく川棚まんじゅうをもらっていました。母親と手土産に、と温泉街の中にあった三春堂に川棚まんじゅうを買いに行ったのも覚えています。

若かりし頃のわたしにとって、川棚まんじゅうは大好物でした。今もですけどね^^
親戚が持ってきてくれると、内心大喜び。やった!って。
小さめサイズで食べやすく、しっとり柔らかな薄い皮と中の白あんが優しいハーモニーを口の中で奏でるんです(笑)
大きさも味も食べやすいので、気をつけないとついつい食べすぎてしまうほど。

お値段も1個55円(税込)とお手頃です。
10個をバラの場合はサービス特価 550円(税込)。
10個入箱 650円(税込)、15個入箱 930円(税込)、20個入箱 1,250円(税込)があります。

三春堂・瓦シューと青龍の卵シューも見逃せない!

三春堂の湯町支店前の道路を通るたびに気になっていたのが、「瓦シュークリーム」「青龍の卵シュークリーム」
瓦は川棚温泉名物・瓦そばから、青龍は川棚温泉に伝わる青竜伝説にちなんだ名前のシュークリームなんだろうな、と。川棚温泉の名物と伝説を背負ったシュークリーム、いったいどんなシュークリームなんだろう、食べたいな~と思って、先日湯町支店に買いに行ってきました。

写真ではわかりにくいのですが、左の丸いシュークリームが青龍の卵シュー、右の四角いシュークリームが瓦シューです。

瓦シューはシューがパイ生地になってます。サクサク。そして中にはクリームがたっぷり。サクッ、トロ~がたまりません(*^^*)。これが1個145円(税込)は嬉しいですね。
瓦シュー、ショーケースの中にたっくさん用意してありました。三春堂のシュークリームは3種類ありますが、その中でも買い求める方がいちばん多い人気のシュークリームです♪

青龍の卵シューは卵だけあって丸い形。生地はクッキー生地です。中にはやっぱりクリームがたっぷり詰まってます。
クッキー生地もクリームも甘いので、甘いのが好きな方にはこちらのシュークリームがよいかもしれません。もちろん、美味しいですよ^^こちらは1個135円(税込)です。
もう一種類、三春堂特製シュークリームがあります。1個125円です。

そのほか店内にはたくさんのお菓子が

和菓子屋さんですが、和菓子やシュークリーム以外にも品数はたくさん。
他にもかぼちゃシフォンケーキやプリン、餅パイなどの洋菓子も置いてあります。シフォンケーキすっごく気になったんですけどね^^
ボケ封じ煎餅もあります。川棚温泉を発見した和尚さんが創建した三恵寺(さんねじ)には、大きなボケ封じ観音が祀られているんですよ。
店員さんもとても親切で、気持ちよくお買い物できました。

三春堂・店舗情報

三春堂
下関市豊浦町大字川棚5134  TEL 083-772-0059
営業時間 7:00~20:00
定休日  火曜日

三春堂 湯町支店
下関市豊浦町大字川棚温泉5434  TEL 083-774-3678
営業時間 8:30~19:00
定休日  なし

まとめ

今回は川棚温泉の川棚まんじゅう、三春堂をご紹介しました。
小さい頃からのなじみの味とお店ということで、わたしの中では川棚温泉といえば、瓦そばよりも川棚まんじゅうなんです(笑)
優しい、ほんのり甘い、いくらでも食べられそうなおまんじゅう。今では瓦シューなど新たな看板メニューもありますので、ぜひ川棚温泉に行かれたら立ち寄ってほしいお店です。
瓦そばのあとのデザートは、三春堂の川棚まんじゅうとシュークリームをどうぞ^^