今回は周防国分寺のご利益、御守、御朱印についてご紹介します。

防府天満宮から車でおよそ5分の場所にある周防国分寺は、天満宮よりも人出が少なく、とても静かなたたずまいの古刹です。

周防国分寺には歴史的にも大変由緒があり、また現世に生きる人々を救う多くのご利益のある神様として信仰されています。

ご利益がたくさんある分、しっかり参拝して御守もいただきたいですね。

先日、御守と御朱印をいただきましたので、その様子をつづります。


周防国分寺のご利益は

薬師如来とたくさんのご利益

国分寺創設当初のご本尊は釈迦如来でした。奈良時代後期から平安時代初期にかけて薬師如来に変り、高野山真言宗に属しています。

そのため境内には真言宗の開祖である弘法大師(こうぼうだいし)の像があり、金堂内にも若かりし頃の弘法大師の像がおられます。弘法大師は開運、厄除けの神さまともいわれていますね。

国分寺の藥師如来は、古くから地元・周防の人々に病気平癒、健康、家内安全のご利益を授けてこられ、今も多くの参拝者がご利益を受けに訪れています。

11月第一土曜日に行われる薬師大法要では、柴燈護摩壇に祈願護摩を燃やします。
この法要では、息災招福・病気平癒・眼病平癒・ぼけ封じ・交通安全・商売繁盛・家内安全・良縁成就・開運成就のご利益をいただけるといわれます。

聖天様

ご本尊とは別に、周防国分寺には金堂の裏に聖天堂(しょうてんどう)があります。
元禄15年(1702年)に毛利吉広が境内に建立、設立しました。

聖天さまはもともと障害を司る悪神でしたが、やがて改宗し、仏教を守護し障害を取り除いて財や福をもたらす神となりました。

商売繁盛や良縁成就、夫婦和合など、現世におけるあらゆる願望に応え、悩みを救ってくれる神として信仰されています。

御守をいただきました!

 このようにたくさんのご利益がある周防国分寺の薬師如来と聖天さま。

人も少なく静かな境内、事務所も裏手で天満宮のような賑やかさがないので、御守も置いてないのかな? と思っていたのですが…、御守も数多く頒布していました!

御朱印をいただきに金堂裏の事務所に行ってみると、お札が3種、御守も写真のように箱に入った見本が2箱置いてありました。

パンフレットに絵葉書もあるのですね。

娘と御守を見ていると、受付の方が「金堂内にはもっと御守が置いてありますよ」と教えてくださいました。

受付の方が言われるには、中国地方の国分寺の中でいちばん御守の取り扱いが多いのだそう! 

そこで、金堂内も拝観させていただくことにしました。

(金堂)

金堂内は撮影禁止のため御守の写真が撮れませんでしたが、金堂内には重要文化財である多くの仏像が安置されています。

ずらりと並ぶ歴史のある数々の仏像がある荘厳な空間にまずびっくり。

そして仏像の前に置かれてある御守の数々にもまた、驚きました!

ご本尊と聖天さまのご利益が数多いだけありますね。良縁御守、開運御守、厄除け御守など可愛らしいものから肌守まで、本当に多種多様でした。

娘、お気に入りの素敵な御守をいただけました。

周防国分寺に来られた際は、ぜひ金堂内を拝観くださいませ(拝観料500円)。

ご利益満載の多数の御守と、重要文化財に指定されている仏像などが50体以上ところせましと安置されています。

受付の方にはとても親切な対応をいただきました。ありがとうございます^^

御朱印はこちら

金堂裏の事務所にて御朱印を受け付けています(初穂料300)

わたしが伺ったのは昼過ぎでした。
事務所の受付時間が午前9時から午後4時までなので、御朱印もその時間帯にお願いされるのが良いかと思います。

朱印の薬壺がかわいらしいですね^^

周防国分寺の施設情報

住所 防府市国分寺町2-67
問い合わせ先 TEL 0835-22-0996
FAX 0835-22-1156
事務所営業時間 9:00~16:00
駐車場 あり
※大型バス駐車場と奥に自家用車駐車場(7~8台分)あり
アクセス 【車の場合】山陽自動車道防府西IC、防府東ICよりおよそ20分
【公共交通機関の場合】
JR防府駅から防長バス②乗場、阿弥陀寺行・国分寺下車(バスは一日9便)
その他 お念珠づくり体験あり(要予約)
詳細は周防国分寺インスタグラムをご覧ください。
公式サイト 周防国分寺

まとめ

 今回は周防国分寺のご利益、御守、御朱印について紹介しました。

はじめて訪れた時には近寄りがたく思えていたのですが()、訪れるたびにより身近に親しみやすく感じられてくる周防国分寺。

ぜひお気軽に立ち寄られ、御守や御朱印を頂いてみてくださいね^^