オーカルチェラタン【山口市一の坂川】パリのカフェみたいな店内でゆったりランチ

こんにちは、防府市の主婦なんたんです＾＾

あれはかれこれ20年近く前。
素敵なカフェがあるから行ってみない？と当時の職場の先輩に誘われて行った「オーカルチェラタン」。

あの頃の私にとって、パークロードや一の坂川付近は文化的な香りがする特別な場所。
そんな特別な場所にある「オーカルチェラタン」のテラス席で頂いたタルトは、とても絶品でした。
20年を経て、思い出のお店「オーカルチェラタン」に行ってきましたので、お店の様子をご紹介しますね。

フレンチカフェ「オーカルチェラタン」

桜並木で有名な一の坂川。
川の両脇には風情のあるお店やカフェが並んでいます。

川沿いから路地を県立図書館側に入っていくと、住宅が立ち並ぶ中に、外にテーブル席がある白と青の建物が見えてきます。
カフェ「オーカルチェラタン」です。

奥まっている場所で少しわかりにくいかもしれませんが、ちょうど県立図書館と一の坂川の間。
駐車場は建物のとなりに1台のみですが、県立図書館の駐車場に止めて歩いてきたらちょうどよいぐらいの場所です。

では、中に入ってみましょう。

程よい広さのお店の中は、フランス一色！
こちらのシェフは元フレンチのシェフなんだそうで、壁にはパリやフランスのポスターがびっしりと貼られ、本棚には「パリの歩き方」などの本や雑貨が並べられています。

ポスターだらけなのに(笑)うるささは感じず、とても居心地がいい店内です。

テーブルにもエッフェル塔が。こだわっていますね。

ちなみに「カルチェラタン」ってどういう意味なんだろう、と調べてみたら、パリの地名なんですね。
住宅街の中のパリ。
さっきまで住宅街を歩いていたのに、違う世界に入ってしまったみたいで不思議な気分になっちゃいます。

ランチは、じゃがいものグラタンや生ハムのサンドイッチ、じゃがいものサンドイッチ、本日の料理などがあります。
メニューに写真がないのでちょっとわかりづらいのですが、料理の名前から想像してみました。

じゃがいもメニューが多いのが気になって、「サンドイッチのじゃがいもはポテトサラダなんですか？」と質問したら、「違いますよ」とのこと。
ん？じゃあどんなサンドイッチなんだろう、と気になって、じゃがいものサンドイッチにしてみました。
じゃがいものサンドイッチはこちら。

サンドイッチのパンがフランスパンです！びっくり。
お店の中だけではなくて、お料理もしっかりフランスなんですね。

パンは固いフランスパンではなくて、程よくサックリした食感で食べやすいフランスパン。

サンドイッチの具はじゃがいもだけととってもシンプルなのに、バターのいい香りとちょうどよい塩味がとっても美味。
じゃがいもってこんなにおいしかったんだ！と思えるサンドイッチです。

シェフにお聞きすると、フランス料理ではじゃがいもは主食のようなもので、付け合わせもじゃがいもが多いのだとか。
サンドイッチももちろんフランスパン。
「パンはフランス語なんですよ。英語はブレッドでしょ？」と教えてもらいました。

運ばれてきたときは、え？こんなにシンプルなの？と思いましたが、なかなか食べ応えがありました。
軽めのお昼にちょうどいいですね。男性には少なすぎるかな。

ランチメニューには食後に飲み物がついており、コーヒー、紅茶などから選べますよ。
とてもおいしいコーヒーでした。

驚いたのは、食べ終わった頃にちょうどシェフがお皿を下げに来てくれたこと。
シェフはわたしが見えない厨房の中にいたはずなのですが、なぜか食べ終わったことがわかったようなんですよね。

とてもスムーズなタイミングでお皿を下げて、コーヒーを持ってきてくださったのにびっくりでした。
プロですねー。

「オーカルチェラタン」は口コミなどを見てみると、ランチよりもカフェとして利用される方が多いようですね。
とくにケーキ、タルトが絶品なんだそうです！
やっぱり20年前の記憶に間違いはなかった＾＾

店頭にはショーケースの中にタルトや焼き菓子、プリンが並んでいます。
このかぼちゃのタルト、女優の浅野裕子さんがいつも召し上がっていたタルトなんだそうですよ。

ケーキとコーヒーなどは店頭でテイクアウトできます。
一の坂川散策の途中にちょっと立ち寄ってテイクアウトもいいですね。

タルトが食べたかったのに、わたしはタルトではなく焼き菓子を買って帰りました。
じゃがいものサンドイッチで満足してしまったんですね。またタルトを食べに行きます＾＾
もちろん焼き菓子もとってもおいしかったですよ。