秋が深まってくると、そろそろ紅葉の季節。
気候の良い日に、赤や黄色に彩られる美しい紅葉を満喫したいですね。

今回は防府市の紅葉スポットを3ヶ所、ご紹介します。
お出かけのお役に立てると嬉しいです。

毛利氏庭園の紅葉

防府の紅葉スポットでいちばんに思い浮かぶのは、毛利氏庭園ではないでしょうか^^

毛利氏庭園は大正5年に完成した、毛利家の本邸と庭園。
邸宅、庭園あわせて、国指定名勝に指定されています。

無料で観覧できる表門から前庭の部分、有料の庭園部分とに分かれており、それぞれ特徴のある紅葉を楽しめるスポットです。

いちばんの見どころは、表門からまっすぐにのびる通路の脇にあるカエデの林。
美しく色づいたカエデは壮観です!
こちらは日陰になるため、庭園内よりも紅葉の見頃は少し遅いそうです。

回遊式の広い庭園(有料)にはところどころに紅葉が。
紅葉の赤が鮮やかなさし色になって、庭園の美しさをより引き立てています。

庭園内の見どころは、ひょうたん池から毛利家本邸を見渡すスポット。
池と庭園の素晴らしさと紅葉が、本邸を際立たせていて、おすすめですよ。

また毎年紅葉の時期には、本邸に設置された毛利博物館にて特別展「国宝」が開催されます。

雪舟の「四季山水図」「古今和歌集(高野切本)」をはじめ、国宝や重要文化財が一同に展示される貴重な機会です。
ぜひ紅葉とともに、国宝もご覧になられてくださいませ。

毛利氏庭園の紅葉については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
⇒ 毛利氏庭園の紅葉【防府市名所】見ごろやライトアップ・秋の国宝展を解説!!

毛利氏庭園 詳細

所在地 防府市多々良一丁目15-1
問い合わせ先 0835-22-0001
例年の見頃 11月半ば~12月上旬
開館時間 9時~17時(入場は16時半まで)
入園料
(国宝展時)
博物館・庭園共通:大人1,200円、小中学生600円
博物館のみ:大人1,000円、小中学生500円
庭園のみ:大人400円、小中学生200円
※団体料金(20名以上)はそれぞれ料金10%引
駐車場 116台無料、EV充電あり
トイレ 駐車場、庭園内にあり
公式サイト http://www.c-able.ne.jp/~mouri-m/

東大寺別院阿弥陀寺の紅葉

阿弥陀寺は文治3年(1187年)、東大寺再建を命じられた俊乗房重源によって創建された古刹。
あじさい寺としてあまりにも有名ですが、紅葉も見ごたえがあっておすすめです。

紅葉の見頃は11月中旬から下旬。
山あいにありながら、紅葉の時期は少し遅めです。

晩秋の阿弥陀寺は、美しく鮮やかな紅葉で彩られます。
仁王門や経堂までの参道、経堂の周辺など、広い境内を歩くほどに、赤や黄いろに色づいた木々の美しさに目を奪われることでしょう。

なんたん
なんたん
見どころたっぷりの阿弥陀寺の敷地はとても広大です
つぶた
つぶた
必ず歩きやすい靴でおいでくださいね

東大寺別院阿弥陀寺 詳細

所在地 防府市牟礼坂本1869
問い合わせ先 0835-38-0839
例年の見頃 11月中旬~下旬
駐車場 あり(無料)
トイレ 駐車場、経堂付近にあり
入山料 無料
公式サイト たびたびほうふ内 東大寺別院阿弥陀寺

茶室芳松庵(防府天満宮)の紅葉

日本で初めての天神さま、防府天満宮の参道わきにある芳松庵(ほうしょうあん)。
美しく整えられた庭園に、鮮やかな紅葉が彩りを添えます。

芳松庵は、菅原道真公とお茶のかかわりを後の世に伝えるため、平成3年に建設された庵。
建物の中ではお抹茶と干菓子をいただくこともできます(有料500円)。

室内から紅葉を愛でながら、お抹茶をいただくのもおすすめですよ。

つぶた
つぶた
とっても落ち着いた気持ちになれるよ
なんたん
なんたん
芳松庵はわたしの癒しスポットです!

芳松庵の敷地の一角には、幕末の志士が密談を交わした史跡、暁天楼(ぎょうてんろう)があります。
美しい庭園の紅葉とともに、幕末の志士たちに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

芳松庵、暁天楼についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
⇒ 防府天満宮・茶室「芳松庵」の紅葉・幕末の史跡「暁天楼」はおすすめ!!

茶室芳松庵(防府天満宮) 詳細

所在地 防府市松崎町14-1
問い合わせ先 0835-22-0214
例年の見頃 11月中旬~下旬
拝観時間 9時半~16時(12月31日のみ閉園)
料金 拝観料500円(お抹茶、お菓子付き)、庭園の観覧は無料
公式サイト 防府天満宮内 茶室芳松庵

まとめ

今回は防府市の紅葉スポット3選をご紹介しました。
防府は紅葉の名所と呼ばれるスポットは少ないですが、街中や公園など、ふとした場所で美しい紅葉を見ることができます。

ぜひ防府で、彩り豊かな紅葉をお楽しみくださいませ。