早春を彩る花といえば、いちばんに思い浮かぶのは「梅」ではないでしょうか^^
山口県内には梅の花を愛でられるスポットがたくさんあります。
なかでも萩往還梅林園は、13種類およそ350本の梅の木が植えられており、1月下旬ごろから3月中ごろまでの長い期間、梅の花の可憐さを楽しむことができるスポットです。
この記事では、萩往還梅林園の開花状況、駐車場、梅の見ごろなどについてご紹介します。
萩往還梅林園・場所や駐車場は?
萩往還梅林園は、吉田松陰の生誕160周年を記念して平成4年3月27日に開園しました。
梅のみでなく、ヤブツバキやサザンカ、ツツジといった花々もたくさん植えられています。
県道32号線沿いにある「道の駅萩往還」から車で3分ぐらいの場所にあり、道路からも梅林園を見渡すことができます。
梅林園には駐車場が整備してありますが、普通車13台、大型4台と、駐車スペースはあまり広くありません。
人気スポットで、しかも駐車場が少ないため、梅の見ごろ時期には付近は混雑し、道路脇に駐車する方も…。
開催期間 | 2024年2月10日(土)~3月3日(日)の土日祝 |
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場所 | 萩市椿1125 |
問い合わせ先 | TEL0838-25-3139(萩市観光課) |
駐車場 | あり無料(普通車13台、大型車4台、トイレあり) |
入場料 | 無料 |
アクセス | JR萩駅から車で4分、国道191号線萩ICから車で3分 |
その他 | 車椅子対応のスロープあり |
公式サイト | 萩市観光協会HP ※最新情報はこちらからご確認ください。 |
萩往還梅林園のみどころは?
たくさんの種類の梅を長い期間楽しめる
梅林園には13種類の梅の花が植えられており、種類によって開花時期も少しずつ異なります。
八重咲きの「緋の司」が1月下旬から咲き始め、しだれ梅など3月中ごろまで花を楽しめるそうですよ。
園の面積は9,611㎡。
ものすごく広いわけではありませんが、ほどよい広さの中でさまざまな梅の花を楽しむことができるのが特長です。
また、園内には小川や池、東屋などが設置してあり、きれいに整備されています。
梅の花の甘い香りを楽しみながら、とても気持ちよく散策ができますよ。
車椅子でも梅を見てまわれますよ!
萩や吉田松陰の歴史を感じられる
梅林園の近くには、江戸時代や吉田松陰の史跡が数多く残されています。
ここではいくつかをご紹介しますね。
梅林園とあわせて、萩の歴史にふれてみられませんか?
涙松跡の石碑
梅林園の近く、江戸時代の参勤交代の道「萩往還」沿いには、「涙松跡」の石碑があります。
この場所を過ぎると萩の街が見えなくなってしまうことから、旅立ちの折、人々はここで萩の街を振り返り、涙を流したといわれています。
そして萩へ戻るときには、萩の街並みを見て嬉し涙を流しました。
吉田松陰先生も、安政の大獄で江戸に送られる際、この場所で一首残しています。
「かえらじと思いさだめし旅なれば、一入(ひとしお)ぬるる涙松かな」
※涙松跡には駐車場がありません。
萩往還梅林園の駐車場から徒歩で おいでください。
松陰記念館
また、梅林園から車で3分の「道の駅萩往還」には「松陰記念館」が併設されています。
入館無料なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
吉田松陰や明治維新の資料が展示されており、10分ぐらいで観覧できます。
まとめ
萩往還梅林園について、場所やシャトルバスの運行、開花状況などについてご紹介しました。
萩往還の梅林園は県道からも見渡すことができ、車で通るたびにほんわかと春の温もりを感じることができるスポットです。
もちろん、春の訪れを感じるには、必ず立ち寄りたいスポットでもあります。
ぜひ梅のふくよかな香りと華やかさを味わいに、ご来園くださいませ。
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