
秋吉台に行ったら必ず食べてほしいグルメ、それは安富屋のごぼう麺です!
ごぼう麺は、秋吉台名産の美東ごぼうを麺にも具材にも、ふんだんに使ったうどん。
秋芳洞開洞100周年に合わせて生まれた、まさに秋吉台を代表するグルメです。
この記事では、美祢市秋吉台に行ったらぜひ足を運んでほしい、安富屋のごぼう麺をご紹介しますね。
安富屋とは・秋芳洞商店会の老舗
安富屋は、長年にわたって秋芳洞観光に訪れる人々を迎え入れてきた、食事とお土産品のお店です。
商店会のお店の入れ替わりがありますが、安富屋は変わらずそこにある。
秋芳洞になくてはならない、老舗観光会館です。
安富屋の1階には、お土産売場のフロアの中に食事コーナーがあり、2階も団体用の食事フロアになっています。
注文した料理を待つ間、お土産物を見て楽しめますよ。

ごぼう麺・その特徴とこだわりは
安富屋オリジナルの「ごぼう麺」は、秋芳洞開洞100周年に合わせてデビューしました。
麺にごぼうを練り込んであるだけでなく、トッピングにも大量のごぼう!
とにかくごぼう尽くし、ごぼうを楽しむためのメニューです。
美東ごぼうとは?カルスト台地が育む絶品ごぼう
「ごぼう麺」に使われているのは、秋吉台特産の「美東ごぼう」。
カルスト台地の粘土質の赤土は栄養分を多く含んでおり、ごぼう栽培に最適の土です。
強い粘土質の赤土の中で育つので、ごぼうは折れないようにとゆっくり時間をかけて育っていきます。
時間をかけて育つ分、きめが細かくて柔らかく、あくが少なくて香りのよいごぼうに成長。
カルスト台地が、おいしいごぼうを生み出すのですね。
「ごぼう尽くし」のこだわり
安富屋の「ごぼう麺」は、ごぼうをトッピングに乗せるだけではなく、麺そのものに美東ごぼうがたっぷりと練り込まれています。
大量にトッピングされたごぼうの唐揚げは、カリッとした食感と、ごぼうのやさしい食感のバランスが絶妙。
お出汁に浸すと、これまた違ったおいしさを楽しめます。
薬味いらずで、ごぼう本来の美味しさを存分に引き出す工夫が凝らされた、まさに「ごぼう尽くし」の逸品です。
実際に食べてみた!ごぼう麺体験レポート
安富屋のごぼう麺には、温かい「ごぼう麺」と冷たい「ざるごぼう」があります。
今回は温かい「ごぼう麺」をいただきました。
運ばれてきたごぼう麺を見た最初の感想は、「うわ、ごぼうだらけ!」
ごぼうの唐揚げが大量にトッピングされていて、麺も他の具も見えません!
しかも、ごぼうは皮つき。
ひげ根っこもついているのがわかります。ごぼうそのものです。
お店の方から、「ごぼうの風味を楽しむために、唐辛子など薬味を入れずにお召し上がりください」とアドバイスが。
内心、「こんなにごぼうだらけで大丈夫かな」と思いつつ、言われたとおりそのままいただきます。
まずはたっぷりの唐揚げから。
唐揚げのごぼうはカリカリ食感で、しっかり塩味が効いておいしい!
カリカリといっても薄っぺらくなっているのではなく、ごぼうの香りとやわらかさを感じるカリカリ感です。

これもまた違ったおいしさがありました^^
さて、次はいよいよごぼう麺です。
唐揚げの下から麺を引き出してみると、なんときれいな茶色!
しっかりとごぼうが練り込んであります。

さらにびっくりしたのが、その食感。
とってもコシがある!
山口県民としては、うどんといえば柔らかい麺が定番ですが、ごぼう麺はすごい食べ応えです!
そしてごぼうのから揚げの下から、「なると」と「牛肉」が。
あえて彩りの良いなるとを下に隠すなんて、どこまでもごぼうを全面に押し出しているのがすごいですね。
牛肉とごぼうの唐揚げのコクが相まって、お出汁はしっかりと濃厚な味がついていました。
本当に薬味は必要ないと感じました。

アクセス情報・営業時間:安富屋への行き方
- 【所在地】美祢市秋芳町秋吉3442
- 【営業時間】レストラン11時〜15時、売店8時30分〜17時
- 【電話番号】0837-62-0234
- 【定休日】年中無休
- 【駐車場】周辺の有料駐車場をご利用ください。
- 【公式サイト】安富屋
※営業時間などは変更されることもあるため、訪問前に公式サイトをご確認ください。
まとめ
山口県美祢市秋吉台のグルメ「ごぼう麺」をご紹介しました。
以前、美東ごぼうのおいしさを知って、すっかり魅了された私。
念願のごぼう麺で、美東ごぼうをしっかりと堪能できました^^
美東ごぼうは秋吉台ならではの特産品です。
ごぼう麺というごぼう尽くしメニューで、美東ごぼうのおいしさを味わってもらえるのはうれしいですね!
びっくりするほど美東ごぼうを楽しめる「ごぼう麺」、ぜひ安富屋でどうぞ。
安富屋では、ごぼう麺のお持ち帰り用箱入りも販売されています。
ご家庭でもごぼう麺、楽しんでくださいね^^