下関市豊北町滝部にある産直マルシェ「あやさい」は、今年の4月22日に地元の野菜の直売所としてオープンしました。

オープンから7か月。
野菜の直売だけでなく、どんどんあたらしい取り組みを行っていると知って、「あやさい」まで行ってきました!

なんたん
なんたん
鮮やかな地元のお野菜や、こんなところに売ってるの!と思うような商品がいろいろあって楽しかったです♪

この記事では、産直マルシェ「あやさい」の場所や店内の様子、お店の取り組みについてご紹介しますね!

「あやさい」はどこにある?駐車場は?

「あやさい」があるのは、JR滝部駅から徒歩3~5分の場所。
県道39号線の道沿いにあり、下関豊北総合支所や太翔館から車で2分ぐらい滝部駅側(長門二見方面)に進んだところです。

つぶた
つぶた
滝部駅は角島大橋に公共交通機関で行く場合の最寄り駅だね

滝部の町中ではあまり見ない、白くてちょっとおしゃれな建物なので、きっと見つけやすいと思います。
目印はすぐとなりの松田商会という車屋さんと、お店の前ののぼりです。

なんたん
なんたん
でも通りすぎちゃったんですけどね・・・恥ずかしい

お店の前に、3~4台の駐車スペースがあります。
ちょうど写真のドアの前一帯が駐車場です(写真ではお店の左側が県道)。

所在地:下関市豊北町滝部3698-2
問い合わせ先:090-3679-3161
営業時間:8時半~17時
定休日:なし
駐車場:あり

「あやさい」はどんなお店?店内を紹介

地元のお野菜がいっぱい!産直マルシェ

「あやさい」は産直マルシェ。
豊北町の農家さんが愛情込めて作ったお野菜を中心に、山口県でつくられたこだわりの商品を取り揃えているお店です。

土井ヶ浜農園や四つ葉農園など、地元の農家さんがつくられている色鮮やかで新鮮なお野菜が並んでいます。

大根や人参も彩り鮮やかです。
見た目だけでなく、生で食べてもおいしいのだとか!

つぶた
つぶた
ちょっとおしゃれな八百屋さんみたいだね
なんたん
なんたん
お野菜だけじゃないわよ。山口県産でこだわってつくられた加工品も揃っているの

長門市向津具半島にある話題のスポット「棚田の花段」のハーブや、下関市ヤマカ醤油の木桶で発酵させたお醤油、ジャムやマーマレードなどなど。目移りしてしまうほどです。

なんたん
なんたん
うれしくなって棚田の花段のバタフライピー、買っちゃいました♪

ほかにも、しもせりんご村のジュースやアップルパイ、萩の見蘭牛のハンバーグ(!)など、生産者のこだわりの加工品も。
まさか豊北町でお目にかかるとは思っていなかった、山口県内の話題の品々が並んでいます。
つぶた
つぶた
冷蔵冷凍商品には保冷剤をつけてもらえるよ(有料)

カフェスペースでくつろぎのひと時を

お会計がある県道沿いのスペースは、お野菜が置いてある場所とはまた雰囲気が一変。
お洒落なカフェスペースになっています。

カフェでは地元の野菜を使ったスムージー、こだわり卵を使ったミルクセーキ、バナナジュースなどがいただけます。

なんたん
なんたん
スムージーいただいたらよかったなー。また行かなくちゃ

店内にはイートインスペースがあるので、外の景色を眺めながらのんびりと過ごせますよ。
おひとりでも気にせずにくつろげる、ゆったりとしたスペースです。

なんたん
なんたん
これからの季節、豊北町のサツマイモを使った温かいスープや焼き芋もカフェスペースで提供したいそうですよ
つぶた
つぶた
それは何度も行きたくなっちゃうね

「あやさい」のはじまりは、地元の野菜への思い

(あやさいパンフレット)

訪問した際、店主さんは野菜の配達のためご不在。
お店にいらっしゃった店主さんのお母さまからお話をうかがいました。

「あやさい」の店主さんは長年勤めたアパレルメーカーを退職した後、まったく畑違いの野菜の世界に踏み込みました。
豊北町でできた野菜を食べておいしさに感動し、ご自身のお子さんにも地元の野菜を食べさせたいと思い、農家さんの力になりたいと思い始めたそうです。

直接話を聞き、自然を相手にした野菜栽培には時間や手間がかかり、農家さんには栽培した野菜を売ったり販路を探す時間がないことを知ります。

そこで、農家さんに代わって代行配達や営業をスタート!
さらには、こだわった地元の野菜を買える場所がないことに気づき、お店を出すことを決めたそうです。

つぶた
つぶた
店主さんは小さなお子さんがいる女性です。
なんてバイタリティに溢れてるんだろう!
なんたん
なんたん
「あやさい」公式インスタグラムなどで店主さんのお顔が拝見できますよ

さらなる取り組みも!

地元のおいしい野菜を知ってもらうために、現在もさらなる取り組みをおこなっています。

ひとつは、地元の野菜を使った「あやさい」の加工品の開発。
下関の離島・六連島(むつれじま)の糖度が高い玉ねぎと豊北町中原農園の梨を使ったドレッシングと、焼肉のタレを開発しており、年内には販売を予定しているそうです。

なんたん
なんたん
「あやさい」オリジナルのこだわり商品ができるんですね。
お店に来る楽しみが増えるわ

そしてもうひとつは、生産者の方々と一緒にすすめる農産物のブランド化です。
農業に携わる人が、高齢化で少なくなっていることに危機感を覚えた店主さんは、地元のブランド野菜をとおして農業に関心を持ち、やってみたいという人を増やしたい。
そんな思いで取り組みを進めていらっしゃいます。

※こちらの取り組みについては、「あやさい」のインスタグラムを参照させていただきました。

「あやさい」さんは『下関野菜に付加価値をつけて全国へ』を目標に、12月17日までクラウドファンディングに挑戦中です!
店主さんご自身が熱い想いを記していらっしゃいますので、ぜひご覧ください。
>>下関・山口の本当に美味しい物をブランドに!ここにしかない商品開発で地域を元気に!

まとめ

産直マルシェ「あやさい」をご紹介しました。

山口県は高齢化が進み、農業に携わる人もだんだんと少なくなってきています。
そんな中、小さなお子さんがいる女性がみずから農家さんの世界に入り、地元の野菜を広め、農業に関心を持つ人を増やすためにどんどん取り組みをおこなっている「あやさい」さん。とても感動し、心惹かれました。

(あやさいパンフレット)

「あやさい」のお店に足を運ぶことで、地元産のこだわりのおいしい野菜や加工品があることを下関や近郊の方にも知ってほしいですね。

また、店主さんのお母さまは明るくてとても気持ちの良い方でした。
お母さまはお母さまで、過疎化がすすむ生まれ育った場所を活性化したいと、少しずつ活動をすすめていらっしゃるそうです!
娘さんとお母さま、親子でそれぞれの夢を持っていらっしゃる姿、ステキですね。

角島や山陰のドライブの際、ちょっと滝部に、「あやさい」にお立ち寄りください^^