毎年、2月上旬から4月初めにかけて開催されるイベント「萩城下の古き雛たち」。
歴史と風情あふれる城下町萩の街並みに、江戸時代から今に伝わるお雛様や、萩ならではの小萩人形など、約1200体が飾られます。
ちょうど早春の花が咲く時期と重なるこのイベント。
萩の花とともに、お雛様で彩られた萩城下町を散策、観光してみませんか♪
この記事では「萩城下の古き雛たち」の開催日程や会場、期間中のイベントなどをまとめてみました。
萩城下の古き雛たち 基本情報
(萩市観光協会@山口県インスタグラム/昨年の投稿より)
開催日程 | 2023年2月3日(金)~4月3日(月) |
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会場 | 旧久保田家住宅、菊屋家住宅、萩・明倫学舎など、萩市内15会場 ※各会場は公式サイトからご確認ください。 |
時間 | 施設により異なります |
問い合わせ先 | 萩市観光課(0838-25-3139) 萩市観光協会(0838-25-1750) |
公式サイト | 萩市観光協会 |
見どころは?
15か所ある展示会場のなかから、見逃せない2つの会場の様子をご紹介します。
旧久保田家住宅
旧久保田家旧宅は、「萩城下の古き雛たち」のメイン会場です。
公家の装束を再現した「有職雛(ゆうそくびな)」や、京都御所をモチーフに作られた御殿をともなう「御殿雛(ごてんびな)」、小萩人形など、歴史的あるお雛様およそ400体を展示しています。
久保田家は、呉服商・酒造業を営んでいた豪商でした。
菊屋家住宅の向かいに建てられた住宅は、幕末から明治期にかけて建てられ、当時の技術や意匠、商家の様子を伝える重要な建物です。
萩・明倫学舎
萩明倫学舎では、玄関正面の階段にお雛様を展示しています。
階段のお雛様はちょうどステキな撮影スポット。
来館された多くの方がここで写真を撮っていかれるそうですよ。
レストランやお土産屋さん、ビジターセンターや博物館も設置されています。
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そのほかの会場の様子は、公式サイトでご覧いただけます。
スタンプラリーで萩の特産品をあてよう!
2月3日(金)から3月17日(金)まで、「萩城下の古き雛たち2023 スタンプラリー」を開催します。
お雛様の展示会場15会場のうち、対象の10会場で、台紙にスタンプを押印して応募すると、抽選で萩の特産品があたります!
お雛様めぐりをして特産品もらっちゃいましょう!
同時開催イベントもどうぞ
萩・椿まつり
萩市笠山の椿原生林では、ヤブツバキが2月から3月にかけて見ごろを迎えます。
見ごろに合わせて「椿まつり」が行われ、土日にはクイズラリーなどのイベントも開催。
萩城下町のお雛様とともに、椿原生林の散策もお楽しみください^^
■「萩・椿まつり」はこちらでご紹介しています。
萩市笠山では、毎年2月中旬から3月下旬の見ごろに合わせ、「萩・椿まつり」が行われます。 笠山にはおよそ2万5千本もの椿の群生林があり、萩市に春の訪れを告げる赤いヤブツバキの美しさを楽しみに、また写真に収めようと、多くの方 …
萩人形展
萩城下のお雛様を楽しんだあとは、伊藤博文別邸で「萩人形」を見てみませんか。
萩人形は、萩の自然や文化、歴史をテーマに生まれた手づくりの日本人形で、伊藤博文別邸にはおよそ100体が展示されます。
会場である伊藤博文別邸は、松陰神社の近く。
萩城下から少し離れますが、ぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。
時間:9時~17時
会場:伊藤博文別邸
入館料:100円
問い合わせ先:萩市観光課(0835-25-3139)
公式サイト:萩市観光協会「萩人形展」
その他同時開催のイベントは
早春の萩では、ご紹介したイベントのほかにも、さまざまな見どころスポットが満載です。
とくに春を告げる花の名所が多く、2月下旬には道の駅「萩しーまーと」隣の親水公園の河津桜や、萩往還梅林園の梅。3月上旬から半ばには萩城指月公園のミドリヨシノ、そして3月下旬にはソメイヨシノが開花します。
まとめ
城下町萩のお雛様めぐり「萩城下の古き雛たち」についてご紹介しました。
歴史的名所や史跡が数多くある萩の街並みに、現在まで大切に受け継がれてきたお雛様たちが彩りを添える早春。
ぜひ、萩の街の散策をお楽しみください。
もちろん春の花も合わせてどうぞ^^