こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
長門湯本温泉といえば、山口県内で最も歴史のある温泉街。
音信川(おとづれがわ)沿いに広がるその街並みは、昭和の懐かしさを感じる雰囲気でした。

ですが時代が移り変わるにつれ、もっと魅力ある温泉街にしようとの地元のみなさんの思いから、温泉街のリノベーションが行われ、シンボルだった公衆浴場もリニューアルオープンしました。

外出自粛のためなかなか気軽にお出かけできませんでしたが、やっと、長門湯本温泉街を散策してきました。
今回は新しくなった長門湯本温泉街の様子を、川べりの散策を中心にご紹介しますね^^

リニューアルした長門湯本温泉街を散策

駐車場から温泉街に下りていく階段・・・その脇には美しい竹林が広がっていました。
ここは「竹林の階段」。
和の雰囲気と温泉街を見渡せるロケーションの良さに、温泉街にたどり着く前からワクワクします。両脇には灯篭のようなライトが。きっと夜はもっと美しいんでしょうね^^

温泉街まで降りていくと、そこからそのまま川のそばまで下りられるようになっています。川の中には敷石が。これは渡りたくなりますね。

水が流れるすぐそばを歩けるので、ご家族連れでもお友達同士でも、わくわくしながら冒険気分で散策できます。

川には敷石だけでなく低い橋も架かっていて、両岸を行ったり来たりできるようになっています。小さなお子さんたちが大喜びで走り回っていました。

大人も気持ちがよくわかる^^ これはどんどん探検したくなります(笑)
この川べり、もう少ししたら水遊びのスポットにもいいですね。
音信川にはホタルも出るので、夜には川べりで涼んでホタル観賞もできるかも・・・。
想像がふくらみます^^

しばらく歩くと、川の流れのうえに川床テラスが設置されていました。
こちらはパラソルがひとつと長椅子が2脚用意されています。水音を聴きながらちょっとひと息、音信川の流れを独り占めしてるような感覚になって(笑)すごく気持ちがいいですよ。

散策しながら足湯も楽しんで

音信川沿いには2つの足湯があります。
こちらは入り口近くの「おとづれ足湯」。湯温はぬるめなので、足をつけてのんびりと景色を眺めていられます。

川沿いの奥には「河川公園足湯」もあり、そちらは源泉かけ流しのお湯を楽しめるそうですよ。
湯本温泉の湯は、アルカリ性が高い美肌の湯といわれています。温泉につからなくても、手湯・足湯でお肌をいたわりたいですね。

星野リゾート「界」の「どらやき」をぜひ!

そういえば、3月にオープンしたという星野リゾート「界」は・・・?と思っていたら、見えてきました。とても大きくて広い建物です。
「界」の建物前で人が集まっていたので覗いてみると、なんと店頭で、どらやきを販売していました。(店頭カフェは「あけぼのカフェ」さん、どらやきの他ドリンクも販売)

「え?星野リゾートで、どらやき?」
星野リゾートとどらやきのイメージのギャップに戸惑いながらも(あくまでも自分の中でです)、多くの方が買い求めていくどらやきが気になり、購入しました^^

こちらがそのどらやきです。
お味はあずき、萩市の特産品・夏みかん、長門市の特産品・ゆずきちの3種類。
ゆずきちを購入したのですが・・・あれ、白あん?白あんがゆずきち風味なのかな・・・と少々残念な気分・・・と、そんなわけがありませんでした!

見てください!割ってびっくり、なんと白あんの中からゆずきちジャムが!!
控えめの甘さとゆずきちのさわやかな香りと味がすっごくおいしくて。
見た目で残念なんて思った自分、ほんと浅はかでした(><)
こちらに来られたら、ぜひぜひ「界」のどらやき、ご賞味くださいませ!

元湯「恩湯」と「恩湯食」

長門湯本温泉のシンボルとして長年親しまれてきた公衆浴場がありました。元湯である「恩湯(おんとう)」と「礼湯(れいとう)」です。
「礼湯」は閉鎖しましたが、600年間地元の方に愛されてきた「恩湯」は、2020年3月にリニューアルオープンしました。

駐車場から竹林の階段を下りた左手にあるのですが、あまりにもきれいな建物だったので、温泉だと気づかなかったぐらいです。
外壁はガラス張り、休憩室から温泉街の景色が見渡せてしまいます。開放的ですね。

「恩湯」の向かい側には「恩湯食」というレストラン棟も。こちらもガラス張りの開放的な建物です。
時間帯に応じてランチやディナー、カフェメニューが用意されています。
県内で最も古い歴史ある美肌の湯と、地元の素材を使ったヘルシーな食事を、気軽に楽しめるようになっています。

長門湯本温泉 施設情報

〒759-4103  長門市深川湯本2265  電話:0837-25-3611(代)
交通アクセス
・厚狭駅からJR美祢線に乗車、長門湯本駅から徒歩10分
・中国自動車道美祢インターチェンジから国道316号線をおよそ30分
駐車場 あり(1時間100円から、国道316号線沿いに駐車場の案内あり)


長門湯本温泉旅館協同組合にて観光案内、車いすの貸し出し、宿の紹介などあり
所在地 長門市深川湯本1257  電話:0837-25-3611(代)
営業時間 9時~17時(日曜休業)

まとめ

今回は新しくなった長門湯本温泉街をご紹介しました。
時代に沿った新しい建物と、これまで長年培ってきた古い風情ある建物とが違和感なく混ざり合い、とても温かみのある温泉街を感じられました。

娘も川べりの散策の楽しさと「界」のどらやきの味が忘れられないらしく、「近いうちにぜったいにまた来る!」と張り切っています。
広い温泉街すべてを見て回れていないし、恩湯にも入れてないので、娘のリクエスト通り、また近いうちに足を運ぼうと思っています^^

なかなか写真や文章ではその雰囲気をお伝え出来ませんが、コロナが落ち着いたらぜひ、長門湯本温泉にいらっしゃっていただきたいです。そして、地元の方たちの思いが作り上げた、新しい温泉街を満喫していってくださいませ。
長門湯本温泉は有名な観光スポットである元乃隅神社や仙崎も近いです。観光の拠点に、長門湯本温泉をどうぞ^^