こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
山口祇園祭(やまぐちぎおんさい)は山口ちょうちん祭、山口天神祭とともに、山口三大祭に数えられるお祭りです。

西の京として栄えた山口の街に色濃く残る大内文化。
今年は残念ながら一般向けの行事は中止となりましたが、山口市民のみなさんに愛され、受け継がれてきた大切な祭をお伝えしたい!と思い、今回は山口祇園祭の歴史や行事の内容などをご紹介します。

※2021年は新型コロナウイルス感染症予防のため神事のみ、一般向けのイベントは中止になりました。

山口祇園祭の歴史

山口祇園祭は毎年7月20日から27日にかけて、八坂神社周辺で開催されているお祭りです。
今からおよそ600年前、室町時代に起源を持ちます。

当時山口を治めていた大内氏は京都に強い憧れを抱き、京都に模した街づくりを行いました。
その一環で、24代の弘世が京都の祇園社(今の八坂神社)を山口に勧請したのが八坂神社で、祇園社の祭りである祇園祭を山口の八坂神社でも行なったのが、山口祇園祭の始まりでした。
※勧請(かんじょう 神仏の分霊を迎えること)

つぶた
つぶた
夏の疫病退散を祈願するお祭なんですって

なんたん
なんたん
本家京都の祇園祭は7月の1ヶ月間行われるのよ

山口祇園祭の日程やイベントは?

初日は県無形文化財・鷺舞の奉納から

祭の初日は、八坂神社で鷺舞(さぎまい)が奉納されます。

鷺舞は雄雌の鷺が舞を奉納するもので、1分ぐらいのとても短い神事です。
しかし、長い歴史を受け継いできた古式ゆかしい神事であることから、県の無形文化財に指定されています。

もともとは京都の八坂神社で行われ勧請の際に取り入れたものと思われますが、本家八坂神社では江戸中期に一度廃絶されたそうで、現在も存続が危ぶまれているのだとか。

つぶた
つぶた
本家の鷺舞の存続が危ういなんて残念。続いていったらいいな
なんたん
なんたん
鷺舞は中国の七夕伝説がもとになっているんだって

鷺の舞といえば、津和野弥栄神社のものが有名で国の重要無形民俗文化財に指定されていますが、津和野の鷺舞は、山口祇園祭の鷺舞が伝わったものなんだそうですよ!

八坂神社で鷺舞を奉納した後、祇園囃子を乗せた山車2基と御御輿3基が商店街のアーケードの中を通って御旅所まで練り歩きます。

祇園囃子は一時期途絶えましたが、山口市観光協会の担当者が本場京都の保存会を訪れて伝授してもらい、1990年に復活したのだとか。
山口市のみなさんの祇園祭にかける思いが伝わりますね。

初日の鷺舞、御御輿渡御の様子はこちらの動画(DyDo作成)からご覧ください。

中日は市民総踊りで大盛り上がり

祭の中日には「中日祭」が行われます。
中日祭には神事は行われず、市内各地の団体がそれぞれに「大内の殿様」を踊って盛り上がります。
例年1300人以上が参加するのだとか!

「大内の殿様」は山口市民が伝えてきた踊りだそう。
下関でいうと平家踊り、防府でいうと防府おどりのような地元に密着した踊りでしょうか。
わたしは「大内の殿様」を知らなかったので、山口市にもこんな曲があったんだとびっくりしました・・・。

こちらが「大内の殿様」の踊りだそうです。ご参考に^^

最終日は御還幸

祭の最終日は、御旅所にお渡ししていた御御輿が八坂神社にお戻りになる御還幸(ごかんこう)です。

御御輿3基のうち、2基は裸坊と呼ばれる男衆が担ぎ、1基は女御輿として注目を集めています。
女御輿の担ぎ手は、地元山口市のみでなく市外からも一般公募していたとのこと。
八坂神社に縁結びのご利益があることから参加を決める方もいらっしゃるそうですよ。

つぶた
つぶた
主祭神が素盞嗚尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(くしなだひめのみこと)の夫婦神なんだって

来年はにぎやかな御御輿渡御があるといいですね。

山口祇園祭 詳細

日程:毎年7月20日~27日
開催場所:八坂神社、大殿竪小路、山口市商店街周辺
問い合わせ先: TEL083-922-0083(八坂神社社務所)

駐車場

八坂神社には駐車場が20台分ありますが、例年、祭用に用意された駐車場はありません。
中心商店街周辺には共通駐車サービス券が使える駐車場が10か所以上あるので、そちらを利用されると便利です。

駐車場詳細はこちらの山口市中心商店街HPをご覧ください。

通行止めなど交通規制

例年、19時から22時にかけて、アーケード商店街や駅通りが通行止めになります。
一方通行などの交通規制が発生する箇所もあります。

まとめ

今回は山口祇園祭について、その歴史や鷺舞などの神事やイベントについてご紹介しました。

毎年たくさんの地元の方々が携わり、伝統を守ってきたお祭。来年はぜひ、たくさんの方々に見ていただき、伝統行事に触れられたらいいなあと思います。街も活気づきますしね!
わたしも来年は、また行ってみたいです^^

山口三大祭りのひとつ、山口ちょうちん祭りについてはこちらの記事でご紹介しています。
山口七夕ちょうちんまつり【日本三大火祭り】歴史や見どころ、駐車場を解説!