
国道188号線沿いにある光市冠山総合公園は、冬は梅、春にはボタンやバラ、初夏には菖蒲など、四季を通じて花や木を楽しめる公園です。
なかでも100種、およそ2000本の梅が植えられている梅の里は西日本有数の規模を誇り、毎年2月中旬になると梅まつりが行われます。


梅まつり2023の日程・開催場所
(冠山総合公園インスタグラム投稿より)
開催期間:2023年2月4日(土)~2月26日(日)
オープニング:2月4日(土)12時~
開催場所:光市冠山総合公園 梅の里
公式サイト:光市観光協会公式ウェブサイト
※梅まつり期間中の土・日・祝には高校生以上はお一人100円の入園料が必要です。
※車いすの無料貸し出しあり
※ペットは入園できません。
駐車場・アクセス
無料駐車場があります。(一般 135台、うち身障者用 13台)
梅まつり中は臨時駐車場が設置されます。
誘導してくださる方がいるので、安心ですよ。
【車の場合】
山陽自動車道広島方面:熊毛I.C.から15km(約20分)
山陽自動車道九州方面:徳山東I.C.から18km(約25分)
【公共交通機関】
JR山陽本線光駅からJRバス室積方面行きに乗車(12分)、戸仲バス停下車徒歩3分
梅まつりの見どころ
咲き誇る梅と素晴らしいロケーション
公園内の梅の里には、白梅、紅梅、蠟梅が植えられ、 花の時期には山の斜面が紅白の梅の花の色に染まります。
冬の寒色の景色の中に浮かぶほんのりとした紅白の梅の色は、春の訪れを感じられてわたしたちの心をほわっとあたためてくれますね。
丘の上からは瀬戸内海の島々や市内の工場地帯の様子を見ることができ、梅の花の上品な香りに包まれながら、のんびりゆったりと瀬戸内の景色を眺めることができます。
冠山総合公園にはお子さんが遊ぶ場所「子どもの森」がありますので、お子さまも楽しめますよ。
梅の里を散策したあとに、ひと遊びするのもいいですよね。
傾斜が少しきついですが、お子さんはとっても楽しめる場所です。
期間限定!!梅大福
総合公園内にある土産物・名産品販売店「ひかり花館」、冠梅広場の臨時売店では、梅まつり期間限定の梅大福が販売されます。
シロップ漬けの青梅が丸ごと入った梅大福は、甘すぎないあんこと甘酸っぱい梅の組み合わせが好評で、梅まつりのお土産品人気№1!
梅まつりの期間にしか買えないとあって、遠方からはるばる買いに来る人もいるんだとか。
土日には4000個も売り上げる梅大福、田布施町の「田舎もち本舗たけした」さんが作っているそう。
なるほど!それはおいしいはずです(平日も販売あり)。
ぜひご来場の際は、梅大福をお求めくださいね!
地元特産品の販売なども
まつり期間中の毎週土日には、野点や邦楽演奏、舞踊、特産品販売、フリーマーケットなどの多彩な催しで賑わいます。
日本庭園にある修景池前の休憩所では、土日にお抹茶席が設けられています(10時~15時)。
臨時駐車場のとなりにある冠梅広場では、うどんや軽食、梅の植木の販売や出店も(平日もあり)。
お祭りの雰囲気をたっぷりと味わえますね。
梅まつりとともに冠天満宮へ
冠山総合公園のすぐ横には、学問の神様で有名な菅原道真公をお祀りしている冠天満宮があります。
道真公が太宰府に下向する際、光市光井に立ち寄られ、地元の方から接待を受けたそうで、そのお礼に「冠」を置いて行かれたとの由来から、この地に冠天満宮が創建されました。
道真公といえば梅の花。道真公をお祀りした天満宮のとなりに西日本有数の梅園があるなんて、素敵ですね。
梅まつりとともに、こちらの冠天満宮に参拝される方も多いそうです。
実際に梅まつりに行ってきた感想
コロナ前の2020年に、冠山の梅まつりに行ってきました。
本当に行ってよかったです!
ゆっくりと梅の里を散策しながら、ふくよかな梅の香りに癒されて、梅の花とともに瀬戸内海も眺めることができて、幸せな気分に浸れました^^
梅の里はとても広く、また丘なので斜面になっています。運動不足の身にはけっこう堪えました。
長い時間歩くことになりますので、歩きやすい靴でおいでくださいね。
また、公園正面入り口から梅の里への道は、傾斜が緩く舗装されているので、車いすで登ることができます。
まとめ
光市の梅まつりについてご紹介しました。
冠山の梅まつりは、遊ぶ場所もありとても広いので、親子そろって満喫できます。
お友達とでもカップルでも、どんな方も花や景色を楽しみリフレッシュできる公園です。
そして冠山の梅は種類の豊富さも美しさも絶品です。
ぜひ、梅まつりを楽しみにおいでいただけたら幸せます。