下関の奥座敷と呼ばれる川棚温泉
川棚温泉といえば俳人の山頭火や歴代の毛利候に愛された名湯、今では川棚温泉発祥の元祖「たかせ」の瓦そばで有名ですね^^
今回は川棚温泉の元湯である温泉銭湯「ぴーすふる青龍泉」に行ってきたので、温泉や館内の様子をご紹介しますね!

瓦そばについてもっと知りたい方は・元祖「たかせ」瓦そばの美味しさ、食べ方、お店は?

 

ぴーすふる青竜泉

ぴーすふる青竜泉は平成14年にリニューアルされた温泉銭湯です。
建物はこじんまりした、小さな道の駅みたいな建物。手軽な値段で気軽に入れる、まさに温泉銭湯を思わせる外観です。
入口の隣には小さな祠が。「青竜権現社」と書かれてます。青竜権現とは?・・・気になるので拝んで、よく看板を読んでいくことにしました。

川棚温泉の由来

元湯が「青竜泉」というように、川棚温泉の守護神は青竜です。
川棚温泉街の入り口にも青竜5号泉があったし、街道のわきにも青竜のオブジェがいくつも見られます。
また毎年5月に行われる川棚温泉まつりも青竜伝説にちなんだお祭りで、この祠の前で江戸時代(1660年・万治3年)から続く伝統ある神事、せぎもち神事が行われます。

でも、どうして守護神が青竜?と思いますよね。
じつは川棚温泉には、古くから伝わる「青竜伝説」があるんです。

大昔川棚は沼地で、そこに青竜が棲んでいましたが、大地震で青竜が死んでしまいました。地元の人が青竜権現として祀ったところ、温泉が噴き出すようになり多くの人がその恩恵にあずかりました
これが川棚温泉の始まりと言われており、飛鳥時代、欽明天皇のころのことだと言われています。

しかしその後、温泉が枯れてしまい、青竜のことも忘れ去られてしまいました。
そして室町時代の初め、三恵寺の住職であった「怡雲(いうん)和尚」が薬師如来のお告げで温泉を掘り返し、二度と源泉を枯らさないように青竜を守護神として祀り、祈りを欠かさないようにしたのだそうです。
だから元湯であるピースフル青竜泉には青竜権現社があるのですね。

川棚温泉の効能

川棚温泉の泉質は含弱放射能、ナトリウム、カルシウム、塩化物温泉。
ラジウムを含む塩化物泉なので、皮膚病や冷え性にはとてもよいのだとか。さらには湯冷めしにくく、胃腸にも良い効果がある泉質なのだそうです。
わたし冷え性なのでありがたいです^^

効能:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊椎炎など(青龍泉HPより)。

では、お風呂の様子をご紹介しましょう!

大浴場や露天風呂の様子は

お風呂の種類は大浴場と露天風呂、サウナ、電気風呂、水風呂があります。

大浴場

(ぴーすふる青竜泉HPよりお借りしました)
浴室内は洗い場が12カ所くらいあり、清潔できれいなタイルが張られてて、気持ちよく利用できる室内です。

ちょうどお昼頃でしたが、地元の常連さんでしょうか、じっくりと入浴されている年配の方が数名いらっしゃいました。
浴槽はそんなに広くはないですけど、ゆっくりくつろげるほど良い大きさ。奥の壁側からお湯がふんだんに流れ出ていています。 湯音計を見ると40.8度。冷え体質のわたしにはちょうどいい熱さです^^

お湯が出ているすぐわきに電気風呂があります。苦手なので、パスで。サウナも苦手なのでこれもパス(;^_^A
浸かっていると、となりが男湯なので、けっこう男湯のお客さんの声が聞こえてきました。これも銭湯ならではかなーと思いながら(笑)

では露天風呂に行ってみます^^

露天風呂

露天風呂はほんとに狭いです(笑)。2~3人浸かれる(でも見知らぬ人同士は気を使うぐらいの距離感)くらいのレンガ色のタイルで囲まれている浴槽があり、周りは木の壁に囲まれてて、天井だけがない感じ。露天風呂の開放感はありません・・・。

でもなんででしょう、寛げるんですよ~^^ちょうど露天風呂を使うのが娘とふたりで気を使わなくてよかったのもあるかもしれませんが、外なのでお湯がぬるめで、内湯と違って静かで。
利用客が少ない時間帯というのもあってか、とても過ごしやすい露天風呂でした。また人が少ないときに利用したいなあ。

お湯の特徴は?

お湯は無色透明、無臭です。
ヌルヌルするような感じもなく、どちらかといえばサラッとしていますが、それでも肌に薄いベールができているような感覚でした。

洗い場のシャワーも元湯を使っているので、洗い流さないでよいのが嬉しいですね^^
そして湯上りもやっぱり湯冷めしにくかったですよ。しばし外を散策したりしてましたが、ポカポカでした。

館内の様子は

ロビーには

ロビーはそんなに広くなく、でも煩雑な感じもなくて素朴ないい雰囲気です。
待合には中央に大きめのテーブルとイスが置いてあり、売店や自動販売機で購入したジュースやソフトクリーム、お酒類をお風呂上りに休憩しながらいただくことができます。
ロビーの隅にはマッサージチェアも2台ありました。

同じ下関市豊田町産の梨や1パック400円くらいの高級玉子も販売してましたよ(なんと玉子は売切れてました!)。川棚名物・川棚温泉まんじゅうもありました。川棚に親せきがいたので、小さい頃からよく食べてたんですよね~、大好きでした。

家族風呂など、その他施設は

(ぴーすふる青龍泉HPよりお借りしました)

2階には家族風呂が4風呂もあるそう!大浴場や露天風呂は利用客も多くこじんまりしているので、お友達や家族で利用するなら家族風呂の方がいいかもしれませんね。うちも今度はこちらを利用してみようかな・・・。

また入浴と休憩のセット券を購入すると、大浴場利用後にロビーの脇にある有料休憩所を利用することができます

アメニティーなどは

・入浴券はフロント横の券売機で購入できます。
大浴場内にはシャンプーやリンス、せっけんなどのアメニティーは置かれていません。フロントで購入できます。手ぶら入浴セット(350円)もフロントで販売されています。
家族風呂には、石鹸・シャンプー・リンスが常備されています(タオルはなし)。
・貴重品用ロッカーあり(100円、戻ってこないタイプです)。

「ぴーすふる青龍泉」周辺アクセス、駐車場は

川棚温泉街は、国道191号線の川棚温泉駅交差点から入って直進した先にあります。

川棚温泉街までの通りに、川棚温泉バス停もあります。JRでもバスでも、アクセスはよいです。ただ、JR山陰本線もサンデンバスも一時間に1~2本と便数が少ないので、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。

温泉街をまっすぐ奥の方まで進むと右側に看板があるので、わかりやすいですよ(写真は帰りに撮ったので、看板が左側になっています)。

駐車場も広いです。アスファルトに舗装されている駐車場のとなりにも舗装されていない駐車場があり、50台駐車可能とのことです。

わたしが行ってみたのは日曜のちょうどお昼だったので駐車場も空いてましたが、入浴中にどんどん利用される方がいらっしゃって、帰るころには車がだいぶ増えていました。
これは夕方にはもっと混雑してくることが予想されます・・・。
川棚温泉で気軽に入れる日帰り温泉銭湯はここだけなので、利用される方も多いんでしょうね。

川棚温泉 温泉銭湯 ぴーすふる青龍泉

〒759-6301
山口県下関市豊浦町川棚湯町5159-2  TEL:083-772-0047
営業時間:午前10時~午後9時まで
(入場は午後8時半まで、休憩室の利用は午後8時まで)
休館日:2月、4月、6月、8月、10月、12月の第一木曜日
臨時休館日あり
利用料金
<1F大浴場入浴料> 大人420円、小学生150円、幼児80円
<休憩室付き1F大浴場入浴料> 大人700円、小学生300円、幼児200円
<家族風呂(平日80分、土日祝日60分)2F> 大人1人1000円、小学生1人500円、幼児1人300円


まとめ

わたしの実家は同じ下関市で、川棚温泉にも車だったら比較的近いところにあります。
ですが、両親が温泉嫌いということもあって、ほぼ川棚温泉に行くことはなかったし、外食もする家族ではなかったので「たかせ」に瓦そばを食べに行くこともなく育ちました。

実際に川棚温泉のお湯に浸かったり、本場の瓦そばを食べたのは20代半ばになってから。
それからまた子育てなどでしばらく行くこともなく・・・。素晴らしい宝物が近くにあるのに、近いからすぐ行けるから、となかなか行かないままになってました。ですが今回、久々に(20年近くぶり?)川棚温泉に行ってみて、あらためてそのお湯や雰囲気の良さを感じることができました

青竜泉を利用される方も、地元の方から初めて利用されるような観光客の方、若い方など世代もさまざまで。温泉街の中にある元祖「たかせ」の本館前には若い人たちが何人も順番ちしているのが見えたり。
また街並みや建物が以前よりもちょっとスタイリッシュ(?)な感じに整備されていて、温泉街も時代と共に新たに発展していっているんだなあと変化を感じ、ワクワクしました

ぜひ、気軽に川棚温泉の良さを体感しに、ピースフル青竜泉においでくださいね。帰りに「たかせ」で瓦そばを、そして川棚温泉まんじゅうをお土産にどうぞ(笑)

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