
秋はお月見の季節。お月見をする日は、年に3回あることをご存じでしょうか。
9月の十五夜に加え、10月の「十三夜」、11月の「十日夜」とあり、すべての日が晴れて月を見ることができれば、とても縁起がよいといわれています。
そこで防府市の英雲荘(えいうんそう)では、年に3回のお月見に合わせて、夜間公開を実施します。
県内のお茶室として唯一残る、史跡・英雲荘で、夜空に浮かぶ美しい月を眺めてみませんか。
三度の月見・開催日程
【第2弾】~十三夜編~『月と庭園』:10月7日(金)~10月10日(月祝)
【第3弾】~十日夜編~『月と科学』:11月3日(木祝)
夜間公開は20時まで。館内への入館は19時30分までになっています。
第1弾から第3弾まで、すべてのイベントに参加した方には、英雲荘の記念品プレゼントがあるそうですよ。
第1弾・十五夜のイベント内容【終了】
第1弾のテーマは『月と音楽』。
ということで、日中は地元の高校生による音楽の演奏が行われます。
第1部は14時~、第2部が16時~。
どちらも定員30名。
要事前申込、応募多数の場合は抽選となります。
演奏の詳細、申込方法は防府市公式HPをご覧ください。
第2弾・十三夜『月と庭園』のイベント内容【終了】
(夜間開園20時まで)
内容:庭園ライトアップ、写真展『幸せます祭~next together~』
■庭園ライトアップ
(@aya_sousouの投稿より)
昨年好評だった庭園ライトアップ、今年も実施します!
■写真展『幸せます祭~next together~』
期間中は、ふだん見ることができない土蔵にて、防府商工高等学校「幸せます×カメラ女子部」による写真展『幸せます祭~next together~』を開催。
どちらのイベントも、通常の入場料金で観覧いただけます。
第3弾・十日夜 『月と科学』のイベント内容
内容:庭園の岩石ツアー(日中開催)、十日夜と秋の星空観察(夜間開催)
■庭園の岩石ツアー(15時30分~)
講師に、青少年科学館ソラール館長の松本浩さんをお招きし、庭園にて岩石ツアーを開催します。
定員は先着20名。
定員に到達次第、受付を終了します。
ツアー参加は無料。通常の入館料でツアーに参加できます。
■十日夜と秋の星空観察(日の入りから20時まで)
庭園にて、望遠鏡で自由に秋の夜空を眺めることができます。
通常の入館料で楽しめます。
※どちらも、当日の入館券の提示で夜間の再入場が可能です。
英雲荘の基本情報
問合せ先:0835-25-2237 (防府市教育委員会文化財課)
入館料:大人310円、小中学生150円、未就学児無料
駐車場:あり
まとめ
英雲荘の夜間公開をご紹介しました。
英雲荘は毛利藩の歴史を感じられる、とても貴重な史跡です。
ふだん英雲荘に行ったことがないという方も、この機会に足を運んでみられませんか。
風情あふれる英雲荘で、ぜひ月を愛でられてください。
■英雲荘についてはこちらでご紹介しています。
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