
毎年、2月上旬から4月初めにかけて開催されるイベント「萩城下の古き雛たち」。
歴史と風情あふれる城下町萩の街並みに、江戸時代から今に伝わるお雛様や、萩ならではの小萩人形など、約1200体が飾られます。
ちょうど早春の花が咲く時期と重なるこのイベント。
萩の花とともに、お雛様で彩られた萩城下町を散策、観光してみませんか♪

この記事では「萩城下の古き雛たち」の開催日程や会場、期間中のイベントなどをまとめてみました。
萩城下の古き雛たち 基本情報
日程・場所
開催日程 | ※まん延防止等適用措置適用にともない、2月21日(月)~4月3日(日)の開催に変更となりました。 ※萩明倫学舎は4日(金)から開館、田町商店街は3日(木)から観覧可能です。 |
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会場 | 旧久保田家住宅、菊屋家住宅、萩・明倫学舎など、萩市内15会場 ※各会場は公式サイトからご確認ください。 |
時間 | 施設により異なります |
問い合わせ先 | 萩市観光課(0838-25-3139) 萩市観光協会(0838-25-1750) |
公式サイト | 萩市観光協会 |
駐車場
◇萩博物館前駐車場(普通車310円)
メイン会場の旧久保田家住宅や菊屋家住宅、青木周弼旧宅などの見学、萩城下散策に便利です。
◇萩明倫センター駐車場(普通車310円)
萩・明倫学舎まで徒歩2分の場所にある駐車場。
◇中央公園駐車場(普通車310円)
萩城下町散策に便利です。
※上記3か所の駐車場は、当日内ならば2か所目の駐車場料金が無料になります(1か所目の領収書要)。
◇浜崎伝建地区無料駐車場
浜崎エリアの展示会場(旧山中家住宅、旧山村家住宅など)を巡るのに便利です。
※そのほかの駐車場やレンタサイクルについては、萩市公式サイトに掲載されています。
⇒萩市観光協会公式サイト
見どころは?
15か所ある展示会場のなかから、見逃せないいくつかの会場の様子をご紹介します。
旧久保田家住宅
※2月20日まで休館
旧久保田家旧宅は、「萩城下の古き雛たち」のメイン会場です。
公家の装束を再現した「有職雛(ゆうそくびな)」や、京都御所をモチーフに作られた御殿をともなう「御殿雛(ごてんびな)」、小萩人形など、歴史的あるお雛様およそ400体を展示。

久保田家は、呉服商・酒造業を営んでいた豪商でした。
菊屋家住宅の向かいに建てられた住宅は、幕末から明治期にかけて建てられ、当時の技術や意匠、商家の様子を伝える重要な建物です。
萩・明倫学舎
※2月4日から開館
萩明倫学舎では、玄関正面の階段にお雛様を展示しています。
階段のお雛様はちょうどステキな撮影スポット。
来館された多くの方がここで写真を撮っていかれるそうですよ。

レストランやお土産屋さん、ビジターセンターや博物館も設置されています。
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お得な情報やイベントはある?
萩トラベルパス
萩のグルメや観光、温泉情報などを一冊にまとめ、各施設で使えるお得なクーポンもついた冊子「萩トラベルパス」(300円)。
「萩トラベルパス」には萩・明倫学舎2号館への無料クーポンが1枚、そのほかの施設で使えるクーポンもついて、お得な情報もりだくさん。
またスタンプラリーもついており、協賛施設で2つ以上のスタンプを集めると、「萩城下の古き雛たち」の展示会場10施設でプレゼントがもらえます。
※「萩トラベルパス」の販売場所や利用期間など、詳細については、萩市観光協会のサイトをご確認ください。
同時開催イベントもどうぞ
萩・椿まつり
萩市笠山の椿原生林では、ヤブツバキが2月から3月にかけて見ごろを迎えます。
見ごろに合わせて「椿まつり」が行われ、土日にはクイズラリーなどのイベントも開催。

萩市笠山では、毎年2月中旬から3月下旬の見ごろに合わせ、「萩・椿まつり」が行われます。 笠山にはおよそ2万5千本もの椿の群生林があり、萩市に春の訪れを告げる赤いヤブツバキの美しさを楽しみに、また写真に収めようと、多くの方 …
萩人形展
萩城下のお雛様を楽しんだあとは、伊藤博文別邸で「萩人形」をいかがでしょうか。
萩人形は、萩の自然や文化、歴史をテーマに生まれた手づくりの日本人形。
およそ100体が展示されます。
会場である伊藤博文別邸は、松陰神社の近く。
萩城下から少し離れますが、ぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。
時間:9時~17時
会場:伊藤博文別邸
入館料:100円
問い合わせ先:萩市観光課(0835-25-3139)
公式サイト:萩市観光協会「萩人形展」
その他同時開催のイベントは
2月下旬から3月の萩では、上記2つのイベントのほかにも、さまざまな見どころスポットが満載です。
2月下旬には、道の駅「萩しーまーと」隣の親水公園の河津桜や、萩往還梅林園の梅。
3月上旬から半ばには萩城指月公園のミドリヨシノ、そして3月下旬にはソメイヨシノと、春を告げる花の名所がたくさん。
土日には、花の名所と萩城下をむすぶ無料シャトルバスも運行します。
春の萩を満喫する旅に、ぜひご利用ください。
※「萩の花めぐり観光周遊バス」詳細は、萩市観光協会公式サイトをご覧ください。
早春を彩る花といえば、いちばんに思い浮かぶのは「梅」ではないでしょうか^^ 山口県内には梅の花を愛でられるスポットがたくさんあります。 なかでも萩往還梅林園は、13種類およそ350本の梅の木が植えられており、1月下旬ごろ …
まとめ
城下町萩のお雛様めぐり「萩城下の古き雛たち」についてご紹介しました。
歴史的名所や史跡が数多くある萩の街並みに、現在まで大切に受け継がれてきたお雛様たちが彩りを添える早春。
ぜひ、萩の街の散策をお楽しみください。
もちろん春の花も合わせてどうぞ^^