歴史あるお寺なのに、猫だらけ…。
萩市の山あいにある雲林寺は、猫寺として親しまれているお寺です。
この記事では、猫好きの方に大人気の雲林寺へのアクセスや駐車場、御朱印やグッズについて、ご紹介しますね。
雲林寺へのアクセスは
雲林寺があるのは、萩市むつみ地区。
県道13号線から側道に入った場所にあります。
県道から側道への入り口には看板が出ているので、はじめて行く方も迷うことはありません!
お問い合わせ先:08388-6-0307
受付時間:9時~17時
駐車場:あり(無料、大型バス3台程度、普通車20台程度)
アクセス:萩市街地から車で約30分、山口市街地から車で50分程度
公式サイト:雲林寺(ネコ寺)
駐車場は?
側道に入って雲林寺の前を通り過ぎ、民家を3~4軒分ぐらい進むと、左手に広い駐車場があります。
手前が大型バス用駐車場で、奥側が普通車用の駐車場です。
また、車椅子の方専用の駐車スペースも設けられており、スペースのすぐ脇から、境内へつながる道が用意されています。
雲林寺は猫だらけ
入り口から猫がお出迎えしてくれる雲林寺。
入る前からワクワクしてきます^^
石段を登ると、正面には玄関、左側に本堂があります。
6月19日現在(2022年)、本堂(建物)内部の拝観を休止中とのことで、境内と玄関まで入ることができました。
本堂の縁側には、ずらりと木彫りの猫の置物が…!
あまり広くない、どちらかというと狭い境内にところ狭しと並べられた猫たちは、まさに壮観。
古くからいらっしゃる猫さんから若手の猫さんまで、何体ぐらいいるのでしょう!
数えてみたらよかったです(笑)
一体ずつ味わい深い表情で、見ていてほっこり^^
雲林寺は、萩藩開祖である毛利輝元とその夫人、殉死者 長井治郎左衛門元房の墓がある天樹院(萩市堀内)の末寺です。
殉死した長井元房には、とてもかわいがっている猫がいました。その猫は元房の死を悲しみ、片時もお墓のそばを離れることがありませんでした。
そして、その墓前に四十九日寄り添うと、舌を噛み切って主人のあとを追ったそうです。
それから夜になると、辺りに猫の鳴き声が聞こえるようになり、哀れに思った僧が供養すると鳴き声がやんだといわれています。
境内の猫の置物たちは、猫をこよなく愛される現在のご住職のコレクションや、参拝者からによる奉納などで増えて行ったのだそう。
いつしか、猫寺として知られるようになり、猫好きの方の「聖地」となりました。
訪問した時は、ちょうど梅雨時。
玄関先の軒先や鐘楼などに、たくさんの風鈴が飾られていました。
風に吹かれる風鈴の音は、とても涼やか。
もちろん、風鈴の短冊も猫でした!
おもてなしの心がうれしいですね。
御朱印やお守りの授与は
御朱印やお守りの授与は、玄関で行われています。
受付時間は9時~17時です。
御朱印の授与
現在御朱印は、印刷した紙の御朱印のみ授与しています(300円)。
7月からは新しい御朱印になるそうです
紙も厚くてポストカードのよう
また玄関での授与のほか、郵送での授与も行っています。
詳細は雲林寺の公式サイトをご覧くださいね。
お守りや猫グッズ
玄関内には、あふれんばかりの猫グッズが!
猫みくじをはじめ、Tシャツや帽子、ステッカーなどなど、猫の授与品だらけです。
授与品の猫ちゃんたちは、住職ご夫妻がデザインされたのだそう。
猫への愛があふれていますね…^^
授与品は玄関の中に設置してある料金箱に、お金を入れていただくシステムになっていました。
お声がけして、住職さんとのお話を楽しみにされている方も多いそうですよ。
まとめ
萩市むつみ地区にある猫寺・雲林寺をご紹介しました。
前々から行ってみたい、と思いつつ、やっとお参りできた雲林寺は、あちらこちらに猫がいっぱいの、とってもほっこりするお寺でした。
グッズも買いそびれちゃったし
ぜひ、萩市むつみ地区に足を運んで、猫寺やむつみの自然を楽しんでくださいね。
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