2024年6月1日(土)と8日(土)、下関市豊田町で「豊田ホタル祭り」が開催されます。
豊田町は日本有数のホタルの里として知られており、町内を流れる木屋川流域のホタルは、古くから「豊田ホタル」として親しまれてきました。
祭りでは、多彩なステージイベントが行われ、多くのキッチンカーが並びます。さらに、6月1日(土)には打ち上げ花火も予定されています!
この記事では、「豊田ホタル祭り」の開催日程やイベント内容、豊田町とホタルの関わりについて詳しくご紹介します。
「豊田のホタル祭り」開催情報
日程 | ■ホタルの夕べ 2024年6月1日(土) ■ホタルの祭典 2024年6月8日(土) ※両日とも少雨決行、荒天中止 |
---|---|
開催時間 | 両日とも15時~21時 1日(土)は20時30分~打上げ花火 |
会場 | 【第一会場】 ラピール・youmeマート豊田店駐車場 【第二会場】 豊田ホタルの里ミュージアム 道の駅 蛍街道西ノ市(子どもイベント会場) |
問い合わせ先 | 豊田のホタル祭り実行委員会 083-766-0031 |
■第一会場【ラピール・youmeマート豊田店】
■第2会場【豊田ホタルの里ミュージアム】
「豊田のホタル祭り」イベントは?
今年は、第一会場(ラピール・youmeマート豊田店駐車場)、第二会場(ホタルの里ミュージアム)の2か所で、にぎやかなステージイベントを開催します。
【第一会場】
・1日(土)
ライブやもちまき(17時~)、水本諭さん弾き語り(19時~)、よさこい演舞、太鼓演奏など
・8日(土)
もちまき(17時~)、市長あいさつ、ホタル音頭、ライブなど
【第二会場】
・1日(土)
ラムネの早飲み大会、ビール早飲み大会、ライブ
・8日(土)
ライブ、ナイトバブルほか
さらに、第一会場と第二会場の間は飲食エリアになり、毎回17店舗のキッチンカーが来場します。
豊田ホタルの里ミュージアムの外庭には、イルミネーションエリアが登場。
地域のみなさんが作った巨大な蛍籠とたくさんの竹灯籠の灯りによる、幻想的な光の演出をお楽しみください。
駐車場・交通規制
ラピール・youmeマート駐車場や道の駅蛍街道西ノ市が会場になるため、周辺の公共施設などが駐車場として開放されます(上図参照)。
人出が多く、周辺道路は混み合いますので、ご注意ください。
多くの駐車場からは、木屋川を渡って会場に行き来するようになります。
川沿いを舞うホタルとにぎやかなお祭り、どちらも楽しめますね。
※豊田生涯センター、山口農業高校西市分校は、前日・当日雨天の場合は使用不可となります。
豊田町のホタル・見ごろは
(豊田町観光協会instagram/過去投稿より)
豊田町内には、木屋川と粟屋川の2つの二級河川があり、その支流も多く流れています。河川の場所によって見ごろが変わるため、長い期間ホタルを楽しめるそうですよ。
例年、粟屋川流域は5月下旬から、木屋川流域では6月上旬から。
あわせて一か月の長い期間、飛び交うホタルの光を鑑賞できます。
豊田町とホタルの関わり
自然と水環境が豊かな豊田町では、昔からたくさんのゲンジボタルが見られていました。
豊田町を流れる木屋川流域はゲンジボタルの生息地として、1957年に国の天然記念物に指定されています。
しかし、乱獲や環境の悪化によってホタルの数が減少。
ホタル舞う環境を取り戻すべく、地元の人々や小学校の活動によって、ホタルの研究や飼育活動が長年にわたって行われました。
そのおかげで、毎年たくさんのホタルが舞う姿を見ることができています。
豊田町はホタルによる観光にも力を入れ、1978年からはホタル祭りを、1991年からは日本初のホタル舟を運航。
ホタル祭りもホタル舟も、現在まで続く人気イベントとなっています。
ホタルをはじめ、下関の動物、植物、岩石など、さまざまな生き物の展示が行われています。
>>豊田ホタルの里ミュージアム
※内容は、「全国ホタル研究会誌2006 豊田とホタルと人(下関市立西市小学校)」を参照しました。
まとめ
「豊田ホタル祭り」について、豊田とホタルの関わりとともにご紹介しました。
自然豊かな豊田町は日本有数のホタルの里。
それでも過去には、ホタルの数が減少する時期があったのですね。
豊かな自然環境を守り続けている豊田町で、楽しい催しをお楽しみください^^