
防府天満宮では毎年梅の見ごろの時期に合わせ、「梅まつり」が行われます。
防府天満宮の境内には16種類およそ1100本の梅の木がところ狭しと植えられており、見ごろには梅の花のふくよかな香りが境内いっぱいに漂います。


この記事では、防府天満宮梅まつりの日程やイベント内容、駐車場や御朱印、梅の見頃や人形供養についてご紹介します。
梅まつりの日程
開催日程:2023年2月19日(日)~3月5日(日)
梅まつりは毎年、梅の見ごろにあたる2月の中旬から3月初めに合わせて催されます。
期間中は人形感謝祭や甘酒接待、出世梅の配布など、たくさんのイベントが開催されますよ。

梅の見ごろは?
2023年の梅の開花状況は、防府天満宮公式サイト内の「梅開花情報」にて確認できますので、お出かけ前に確認をおすすめします。

おもなイベントのスケジュール
19日(日)10時~ | 梅まつり始祭、稚児舞奉納(本殿) |
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19(日)26日(日)、3月5日(日) 11時~ | 出世梅配布(楼門前) |
19、25、26日、3月4、5日 | 甘酒接待(楼門下) |
24日(金)~26日(日)9時半~16時 | 脇本順子作陶展(茶室庭内) |
24日(金)~26日(日)9時半~16時 | 布小もの作品展 平井佳世(茶室庭内、暁天楼) |
24日(金)~26日(日)9時半~16時 | 手づくりアクセサリーO.lei~アナタニハナヲ~(芳松庵) |
25日(土)~26日(日) | 山城屋茶舗 京の陶磁器展 |
25日~26日・終日 | 池坊防府渋奉納 生花展(回廊内) |
25日(土)10時~15時 | 天神市(表参道) |
26日(日)10時~ | 梅花祭、稚児舞奉納(本殿) |
26日(日)10時~ | 琴演奏会(大専坊)、梅まつり茶会(茶室芳松庵) 天神芸術村(春風楼付近) |
3月1日(水)9時半~ | 人形感謝祭(本殿) ※1日(月)~5日(金)まで里親探し |
梅まつりの初日に梅まつり始祭を、26日(日)に梅花をご神前にお供えする梅花祭を行います。
また祭礼の中で、市内の1年生から6年生による神楽舞「紅わらべ」を奉納します。
「紅わらべ」は道真公が5歳のころに読んだ歌「美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある」に曲と踊りをつけた神楽舞です。
梅まつりの見どころは?
しだれ梅
いちばんの見どころは、正面から大石段を昇ってすぐ右、御手水舎の裏にある梅林のしだれ梅です。
淡いピンク色のしだれ梅の花は、さげもんのように可愛らしいですよ。
しだれ梅のある梅林からは楼門が近く、梅の花と楼門を合わせてカメラにおさめることができます。
絶好の撮影スポットです♪
梅まつりには県外からもたくさんの観光客が訪れますが、しだれ梅梅園がいちばんの人気です。
白梅、紅梅
参集殿の裏にも梅園があります。
こちらはさまざまな種類の白梅、紅梅が数多く植わっています。
よく見ると、同じ紅梅でも花びらの色の濃淡によって印象が異なったり、白梅でも種類が違うと雰囲気が違って楽しめたり。
さらには花に顔を近づけて、上品でふくよかな香りを楽しんだり。
心ゆくまで梅の花と香りを楽しんでください。
梅まつり限定御朱印
今年も梅まつりの時期に合わせて、限定御朱印が頒布されます。
場所:御守り授与所
御初穂料:1,000円
※紙の御朱印での頒布となります。
人形感謝祭
毎年、梅まつり期間にあわせて、人形供養が行われます。
回廊内のひな壇には、家庭で大切にされてきた雛人形やぬいぐるみなどが所狭しと飾られます。

わたしも夫の実家にあるお人形の供養をこちらにお願いしました!こういった機会があって本当に助かりました。
人形受付(持参のみ):2月11日(土)~2月28日(火)
人形感謝祭:3月1日(水)
里親探し:3月1日(水)~3月5日(日)
※御初穂料:5000円~
まちの駅「うめてらす」でも梅まつり
参道入口にあるまちの駅「うめてらす」でも、天満宮での梅まつりに合わせて、梅まつりが開催されます。
梅茶の試飲会、うめもん飾りやスタンプラリーなどが開催予定です。
ぜひ梅まつりの際は、まちの駅「うめてらす」の梅まつりへもお立ち寄りください^^
防府、山口ならではのお土産品がたくさん、ランチスポットもありますよ。
うめてらすのウェブサイトはこちらです。
⇒防府市まちの駅 うめてらす
梅まつり駐車場
梅まつり期間中の土日は、駐車場が大変混雑します!
防府天満宮には正面側と裏手側に無料駐車場が用意されています。
それぞれの駐車場をご紹介します。
【防府天満宮参道入口】
参道入口側には、まちの駅「うめてらす」前の駐車場(うめてらす北、南あわせて34台無料)、観光駐車場(26台無料)があります。

【天満宮裏側】
県道54号線天神入口交差点から防府天満宮方面に曲がり、次の交差点もまっすぐ行って坂を上ると、防府天満宮裏側に出ます。
裏側には参集殿裏の駐車場(およそ40~50台無料)があります。
また、天神山公園駐車場(470台駐車可無料)がありますので、ご利用ください。

参道の大石段を登るのが大変という方には、裏側の駐車場のご利用をおすすめします。
まとめ
今回は防府天満宮の梅まつりについてご紹介しました。
しだれ梅が満開になるのは、例年2月下旬。
道真公の薨去の日である2月25日は、まさに道真公の愛した梅の花が満開に咲き誇ります。
ぜひ梅の花と香りを楽しみに、防府天満宮においでくださいませ。
■同時期に、防府の町がおひなさまで彩られる「立市ひな散歩」が開催されます。あわせてお楽しみください^^