草の緑と石灰岩の白のコントラストが美しいカルスト台地・秋吉台では、毎年2月中旬に山焼きが行われます
秋吉台に春を告げる日本最大規模の山焼きには、燃え盛る炎を見に毎年多くの観光客が訪れます。
今回は600年以上の歴史を持つ秋吉台の山焼きの日程、駐車場、山焼きの由来、見どころ、などについてご紹介します。

秋吉台を10倍たのしんでください^^

秋吉台の見どころを網羅しました!→秋吉台【山口まとめ】絶景!カルスト台地に展望台!地元民の徹底解説!!
山焼きをもっと知りたい方へ→秋吉台【山焼きの歴史】なぜ山焼きを?秋吉台の伝統行事を徹底解説!!
周辺の温泉をご紹介しています^^→秋吉台周辺・日帰り温泉施設紹介・カルスト台地散策後は温泉でゆったり

日程

日時:2021年2月21日(日)
時間:  9:30(火入れ)~13:00頃
会場:秋吉台カルスト展望台周辺(安全面を考慮し、その他の場所での観覧はご遠慮ください)

駐車場、交通規制

交通規制

当日カルストロードは8:00~9:30一般車両進入禁止、山焼き開始から終了まで全面通行止めになります(夜間の野火の祭典時には交通規制はありません)。
展望台付近の道路も、8:00頃から山焼き終了まで、一般車両進入禁止の部分があります
山焼きの交通規制図はこちら (美祢市役所HPより)

また山焼きのため、当日運行される「秋芳洞・秋吉台巡回バス」・「防長バス東萩行き」はコースが変更されます。

駐車場

駐車場はどれも無料です。

展望台駐車場(50台)いちばん展望台に近いので、早い時間に満車になります。
エレベーター駐車場(150台、展望台まで約400m)
家族旅行村の予備駐車場(150台、展望台まで約900m)です。

秋芳洞の黒谷口案内所駐車場(120台)もありますが、付近の道路が一方通行になっているようです(2019年の交通規制図より)。

展望台付近に駐車場がありますが、交通規制のため大正洞側からは行くことができません。大正洞方面からは交通規制の前に早めに来られるか、または秋芳洞方面から駐車場にお越しください。

秋吉台の山焼きとは

 山焼きを行うカルスト台地の面積はおよそ1138ヘクタール、日本最大規模の野焼きです。
面積を
東京ドームに換算すると、およそ240個分
になります。そんなに広い場所を燃やすんですね・・・!
この広いカルスト台地は、およそ3時間かけて焼き尽くされます。

カルスト台地の際は山林があり、周りの山に火が入らないように事前に山際の草刈りを行ったり、当日も地元の人たちで山に火が入らないようにヒノキの枝でたたいて火を消すなど、広範囲に及ぶ山焼きには多くの入念な準備と人出が必要です。

そのため、作業従事される地元住民の人数は、およそ1000人!大規模な秋吉台の山焼きは、地元の消防団やボランティアの方々の協力によって守られているんですね。

秋吉台の山焼きが行われる理由 

そんなにたくさんの人々を動員してまで、600年以上も行われている山焼き。毎年欠かさず行われてきたのには、地元の生活を支える目的がありました。
それは、農業を支えるためにカルスト台地を草原として維持していくことでした。

かつては台地の下で農業が営まれており、カルスト台地でとれた草を有機肥料や牛馬のエサとして活用していました。
手を入れずに放っておくと、草原は荒れて林になっていきます。
そこで毎年山焼きすることで、伸びた草を焼いて根だけにしてリセットすることで草原を維持してきたのです。

農業を支えるためだった山焼きは、今では観光地としての景観を維持することに役立っています

また山焼きすることで、害虫駆除や、焼かれた草が新しい草の栄養分なりよい草が生えるという、自然環境にとっての利点もあります。

それに秋吉台には現在約1200種の植物が確認され、貴重種も見られます。こういった草原ならではの植物を守っていくためにも、山焼きは大事な役割を担っています。

見どころは燃え上がる炎!

燃え盛る炎は高さ5メートルにも及びます

そして炎によって、枯れた茶色の草で覆われていた草原が、あっという間に真っ黒こげに変わっていきます。その様子は圧巻の一言です!

風向きにもよりますが、山焼きの日には山口市や防府、萩市など遠方にまで黒い灰が飛んできます。

昨年の山焼きの日には防府の周防国分寺で黒い灰を見かけ、「え?ここまで飛んできた?」とびっくりしました!この灰を見ると、山焼きだな、ああ春が来るんだなあと感じますね・・・。

野火の祭典(2020年は行われませんでした)

山焼きでは観光用のイベントとして、夜の部「野火の祭典」も行われます。

午後7時頃から火の女神によって展望台付近に火が入れられ、剣山の斜面に、直径50メートルの「火」の文字が浮かび上がります。

2018年、2019年、2020年と野火の祭典は中止でした。2021年についてはわかり次第、ご案内します

山焼き観覧の注意点

2017年に、火入れに参加した男性の死亡事故が発生しています。
風向きや風の強さ、乾燥度合いによっては、火が急激に大きくなったり燃え広がったりします。見る際には火に近づきすぎないように、風向きには十分に注意してください。

間近で見ると煙も灰も量がものすごいので、燻されたような状態になります。マスク、必要な方はを目を守るゴーグル、ボディシートを持参されることをおすすめします!

秋吉台山焼き 問い合わせ先:秋吉台山焼き対策協議会事務局
美祢市農林課林務係  TEL0837-52-1115
当日の交通規制、イベント内容、日程などは、カルストドットコム(美祢市秋吉台国定公園観光情報サイト)よりご確認ください。

まとめ

今回は秋吉台の山焼きについてご紹介しました。
地元の方々によって長年の伝統として受け継がれ、カルスト台地の景観を守ってきた山焼き。ぜひ一度、足を運んでいただきたいと思います。
秋吉台の春の訪れを、山焼きで感じてみませんか^^

~秋吉台や周辺の見どころはこちら^^~
・日帰り温泉について・秋吉台周辺の日帰り温泉~秋吉台散策の後は温泉でゆったりと
・秋吉台へのバスのアクセスは?・秋吉台までの湯田温泉、萩など県内主要観光地からのバスアクセスは
・秋吉台の山焼き・なぜ山焼きをするの?その歴史、伝統行事を解説