山口県岩国市にある錦帯橋は、日本三名橋に数えられる世界的にも珍しい木造のアーチ橋。その5連のアーチと錦川、そして背景に見える岩国城がそびえる緑の山・・・なんとも美しい絵画のような景観です。

今回は、魅力あふれる錦帯橋観光の周辺見どころポイントを7つにまとめてみました。
2020年8月は、錦帯橋周辺の6施設の小学生料金が無料になるキャンペーンも実施されます。
錦帯橋は橋そのものも素晴らしいですし、さらに周辺の自然や公園も合わせて散策されると、より感動がある味わい深いスポットですよ。

見どころポイント7つ

橋の美しさ

防御のために山の上に建てられた岩国城。城に行くには山のふもとの錦川を渡る必要があり、岩国藩では橋が渡されてきましたが、急な流れのため何度も橋脚が流されていました。

藩主・吉川広嘉は、流されない橋を作り上げようと決意し、家臣に橋の模型を作らせたり、技術者を藩外まで橋の研究に派遣したりと、膨大な財政と時間と技術を橋に注ぎ込みました。

その藩を挙げての努力の末、全長193.3メートル幅員5.0メートル、5連のアーチからなる、世界的にも珍しい木造の5連のアーチ橋ができあがりました。しかも250年以上も流されなかったという、技術的にも素晴らしく評価の高い橋なのです。錦帯橋を作りあげた技術は、350年近く経た現代にも、歴代大工により口伝で継承されています。

錦帯橋の料金(往復のみ)は、大人(中学生以上)310円 / 小学生150円。

遠くからその5連のアーチの壮麗な全景を眺めていただきたい。
また、下から橋を見上げて、錦帯橋のアーチを支える「木組みの技法」をご覧になっていただきたい。
実際に渡って、その丈夫さを感じていただきたいです!

錦帯橋ができるまでの歴史を詳しく解説しています。

吉香公園

吉香公園は、錦帯橋を渡って進んでいった場所にあります。

岩国藩主・吉川家の居城跡を公園として整備したもので、真ん中には大きな噴水があり、芝生広場も整備されている市民の憩いの場です。錦帯橋とともに「桜の名所100選」にも選ばれており、春には大変多くのお花見客でにぎわいます。桜のほかにも菖蒲やボタンなどが植えられており、年間を通じて花を楽しむことができます。

 吉香公園のある地区は以前城下町があった場所で、藩政時代の史跡が残されています。錦帯橋完成に情熱を注いだ藩主・吉川広嘉の像や、吉川資料館、香川家長屋門、旧目加田家住宅など、たくさんの史跡をめぐることができます

また、吉川英治の小説「宮本武蔵」の一節で岩国が生誕の地とされている剣豪・佐々木小次郎の像もあります。自然を楽しみながら、史跡をじっくり見学できる、心行くまでゆったりと過ごせる公園です。
入場料は無料。これはうれしいですね^^

岩国城とロープウェイ

 吉香公園の奥には、山頂の岩国城に至るロープウェイ山麓駅があります。

ぜひロープウェイに乗って、岩国城の天守から錦帯橋を、市内を見渡していただきたいです!だんだんと錦帯橋や街並みが遠くなっていき、視界が開けるとすがすがしい気持ちになれます。

山頂駅から岩国城までは徒歩510分程度。城の周辺には堀や石垣などの遺構も残されており、歴史を感じながら岩国城までの道のりを歩くことができます。

岩国城内には多くの刀が展示されています。天守閣からは錦帯橋や岩国の街並みを見渡すことができ、さらには瀬戸内海も望めるその眺望は一見の価値ありです^^

岩国城ロープウェイ  
料  金 往復 大人560円、小学生260円
片道 大人330円、小学生150円(幼児は無料)
岩国城  
入 場 料  大人260円、小学生120円
※錦帯橋、ロープウェイ、岩国城のお得なセット券あり(ロープウェイ乗り場、錦帯橋料金所などにて販売)

岩国城ロープウェイ、岩国城の見どころ、セット料金についてはこちらで詳しく解説しています。

四季折々の美しさ

 錦帯橋は四季によって、違った表情を見せてくれます。春には桜に彩られ、夏には鵜飼のかがり火に照らし出され、秋には紅葉に染められて・・・いつ訪れても美しい景観を味わうことができます。

とくに錦帯橋と吉香公園はお花見の絶好のスポットとして知られ、春の花見の時期には周辺一帯が大渋滞になるほど多くの人が押し寄せます。秋には吉香公園のとなりにある紅葉谷公園が美しく色づき、たくさんの方々の目を楽しませています。

それぞれの季節をより楽しんでいただくために、遊覧船も運航しています。春は桜の季節に合わせて「さくら舟」、鵜飼の時期には「鵜飼遊覧」、紅葉の時期には「もみじ舟」が運航されます。

また夜間22時までライトアップも行っており、期間限定の特別ライトアップも実施しています。錦帯橋はいつの季節も、昼も夜も、常に見頃ですよ。

錦帯橋を舞台としたイベント

 錦帯橋周辺では、にぎやかなイベントも開催されています。

早春にはロードレース大会、春には錦帯橋まつり、夏には錦川水の祭典(花火大会)、秋には岩国の郷土料理や特産品を楽しめるI-フェスタが行われます。ロードレース大会は多くのランナーが県内外から参戦し、早春の錦帯橋を沸かせます。

そして錦帯橋を舞台にした花火大会では、約6000発の花火が夜空に打ち上げられます。夜空に咲き乱れる花火と、そこに静かに佇む錦帯橋のコラボレーションは、なんとも言えないくらいの美しさです。(2020年は中止)

世界に誇れる名勝・錦帯橋を舞台にしたイベント、きっと思い出に残ること間違いなしです!

金運アップ間違いなし!?シロヘビの館

岩国といえば、幸運のシロヘビが有名なのはご存知でしょうか。実はシロヘビ、錦帯橋の近くでも観覧することができます。

ロープウェイ山麓駅のすぐ近くに「岩国シロヘビの館」があります。シロヘビをすぐ間近で観察することができ、またシロヘビの生態について学ぶことができるおすすめスポットです。

 

売店にはシロヘビの抜け殻のお守りなど、幸運を呼ぶオリジナルグッズも多数揃っています。 錦帯橋に来たら、素晴らしい景色だけでなく、シロヘビの館で運気もゲットですね^^

岩国シロヘビの館  
住所 山口県岩国市横山2丁目6-52   ℡ 0827-35-5303
営業時間  9時から17時
料金 大人(高校生以上) 200円、小中学生 100円

岩国シロヘビの館の見どころなどは、こちらでも紹介しています。

錦帯橋を見ながら味わうご当地グルメ

 岩国にはたくさんのご当地名物がありますが、中でも有名なのは岩国寿司ではないでしょうか。岩国寿司のほかにも、郷土料理・大平(おおひら)や岩国名産の岩国レンコンなどが名物として知られています

錦帯橋周辺の食事処やお土産屋さんでは、名物・岩国寿司や大平、岩国レンコンを使ったレンコンコロッケやレンコンチップスをいただくことができるお店がたくさんあります。
観光地でご当地の美味しいものを味わえるのは最高ですね。

また錦帯橋を渡ってすぐにある「むさし」と「佐々木小次郎商店」は、ソフトクリームの種類が半端ないです!(とくに「むさし」が・・・)。まさに巌流島の戦いのごとく、むさしと小次郎が錦帯橋に戦いの舞台を移してソフトクリームで対決しています!こちらのソフトクリームも、錦帯橋名物のひとつです!きっと、むさしと小次郎に引き寄せられることでしょう()

錦帯橋周辺情報

まとめ

 錦帯橋はこれまでに何度も訪れたことのあるスポットですが、訪れるたびに新しい発見と驚きがある場所です。

自然とのコラボレーションが美しい錦帯橋は季節によって風景が変わり、周辺の観光スポットたくさんあり、整備されているので、何度訪れても飽きることがありません。いつも新鮮な感動を覚えるスポットです。

今回も記事を書きながらこれまでの思い出がよみがえり、ああ錦帯橋に行きたい・・・という思いがふつふつと湧き上がってきました()
ぜひ何度でも、錦帯橋に足を運んでいただきたいな、と思います。特にソフトクリームは、何度でも面白い味に挑戦してみてほしいな~、と思います^^