※第35回しものせき海峡まつりは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止になりました。
関門海峡一帯で毎年52日から4日の3日間に渡って行われる、しものせき海峡まつり2020年で35回目を迎えます。
源平の戦いの最後の地、壇之浦を舞台に繰り広げられる源平船合戦(海上パレード)や先帝祭、市民およそ1000名が一斉に踊り歩く八丁浜総踊りなど、海峡の歴史と今を楽しめるお祭りイベントが盛大に行われます
しものせき海峡まつりの日程やスケジュール、交通規制、主なイベントの見どころについてご紹介します。

 

海峡まつり2020の日程は

開催日時:2020年5月2日~4日
開催場所:メイン会場・姉妹都市ひろば、赤間神宮、カモンワーフ、巌流島など、下関駅周辺から関門海峡一帯にかけて、広い範囲でイベントが行われます。

主なイベント開催スケジュール

2019年のスケジュール、パンフレットより参照しています。大きなイベント(先帝祭、源平まつり)は例年、中日の3日に行われます。

2日
御陵前祭 10:0010:30
平家一門追悼祭 13:3014:30
安徳帝正装参拝 15:0015:30
会場・赤間神宮 

3日
・先帝祭
上臈道中   9:30伊崎町西部公民館前スタート~11:20唐戸商店街
(途中グリーンモール、豊前田商店街にて10分ずつ)
       16:2016:50 姉妹都市ひろば特設ステージ
本殿祭・奉納行事 10:0012:30(会場・赤間神宮)
上臈参拝   13:0015:00(会場・赤間神宮) 

源平まつり
源平まつり  9:4017:00 ご当地アイドルライブ、源平ドラマページェントなど
(会場・姉妹都市ひろな特設ステージ)
源平船合戦(海上パレード)11:1511:55(唐戸沖から赤間神宮沖を旋回)
源平武者行列       9:209:55 グリーンモール、14:0014:55 海響館~姉妹都市ひろば特設ステージ
源平ふく鍋 10:30~売切れ次第終了(1300円、2000食限定) (会場・姉妹都市ひろば横)
下関グルメ屋台村 10:00~売切れ次第終了 (会場・姉妹都市広ひろば横)

・八丁浜総踊り
11:1012:10 (会場・カモンワーフ横ボードウォーク)

4日
・巌流島フェスティバル 
11:3015:30
関門大綱引き大会、ファミリーピクニックコンサートなど(会場・巌流島)

・本殿祭・出御祭・御神幸祭
10:3016:45(会場・赤間神宮)

昨年行ってみたのですが、どこでいつ何が行われているのか、把握していかないと観たいイベントを見逃してしまいます。はじめ、事前チェック不足でどこに行っていいかわからずウロウロしてしまいました・・・。

事前に日程をチェックするのももちろんですが、海峡まつりのチラシが配布されていますので、それをもらって、見たいイベントの開催時間、どこに行ったら見れるのかを把握するのもよいと思います。
チラシは当日、JR下関駅観光案内所、新下関駅観光案内所、姉妹都市ひろばにて配布しています。

雨天時のスケジュールは?

雨天時にはシーモール下関(JR下関駅すぐ前)にてイベントが行われます。メイン会場は2階です。
巌流島フェスティバルも、雨天時、荒天時はシーモール下関4階シーモールホールにて行われます。

当日の交通規制

上臈道中が行われる3日の9:0012:00の間に規制が行われます。
上臈道中が通過した後は規制は解除されます。車で来られる場合は、時間帯に気をつけていらっしゃってくださいね。

当日の駐車場は

当日の下関市街は交通規制もあり、大変混雑します。
唐戸地区、特に海響館や唐戸市場、カモンワーフの駐車場はイベント時はすぐに満車になります。
市営駐車場や小さなタイムズなどの駐車場もありますので、唐戸、下関駅周辺の駐車場詳細については、下関市が公式ホームページに掲載している「しものせき観光駐車場マップ」を参照ください。

アクセスは

わたしは混雑が嫌で、公共交通機関で海峡まつりに行きました。
JR下関駅から徒歩でカモンワーフまで徒歩30分程度。所々で上臈道中などのイベントを楽しみながらなので、お天気が良ければ徒歩でも大丈夫です。
後で聞いてみたら、けっこう下関駅から歩いて行かれる方も多かったそうです。

公共交通機関
JR下関駅からサンデンバスで約10分「赤門神宮前」下車、徒歩2分(姉妹都市ひろば)
JR下関駅からサンデンバスで約10分「赤間神宮前」下車すぐ(赤間神宮)

・船
門司港マリンゲートから関門汽船で唐戸桟橋へ(約5分)
唐戸桟橋から赤間神宮まで徒歩15分程度(1.2キロ)

 海峡まつりの見どころは

先帝祭と上臈道中

赤間神宮上臈参拝は、2019年は過去最高の45万人の人出があったほどの、海峡まつりのメインイベントです。
平家敗北の後、わずか8歳で壇之浦に入水した安徳天皇。生き残った平家の女官たちは安徳天皇の御命日に参拝を欠かしませんでした。女官が絶えた後も遊郭の遊女たちが参拝を続けたといわれています。
その後昭和41年から現在まで引き継がれているのが、上臈道中です。
豪華絢爛な衣装をまとった5人の太夫(たゆう)が、稚児(ちご)、警固(けご)、官女、禿(かむろ)を従えて、伊崎町から赤間神宮まで、途中4カ所で外八文字を披露しながらパレードします。

クライマックスは上臈参拝です。赤間神宮の水天門から本殿へと架けられた赤い天橋のスロープを、5人の太夫が外八文字の足運びで上がっていきます。そして、安徳天皇へ参拝します。

(おいでませ山口写真館より)

その様子はとても優美・・・。芸術的、美しいとしか言いようがありません。上臈参拝は海峡まつりのポスターにもとりあげられています。

源平船合戦(海上パレード)、源平武者行列

赤間神宮側と巌流島側から、平家と源氏の二手に分かれて海上での合戦の模様を40分の間、再現します。
船はおよそ70隻あまり。赤と白の旗をたなびかせた船が青い海峡を入り乱れる様子はとても鮮やかで、また壮観です。

船には平家と源氏のそれぞれの役の方が当時を模した衣装を着て乗り込んでいて、役名の旗も持っていて、思わず、おおーあの武将は・・・と感嘆の声をあげて手を振ってしまいます。
船合戦の様子は、唐戸市場、海響館裏のボードウォークから眺めることができます。

また甲冑に身を包んだ100人もの武者と、あでやかな衣装をまとった官女が源氏と平家に分かれて行進します。9:20~グリーンモールにての行列ですが、14:00からは海響館前、カモンワーフ、唐戸市場ボードウォークにて勝ち時の声をあげながらメイン会場である姉妹都市広場を目指します。

八丁浜総踊り

カモンワーフ前のボードウォークにて総踊りが行われます。
下関の発展と繁栄を祈って人柱となったお亀さんを称え、市内各町内からシャギリ隊が繰り出して、まつりばやしに合わせてしゃもじを叩きながら海峡沿いを練り歩きます。

お亀さんとは、江戸時代の海峡の浜の埋め立て工事が難航し、その人柱となった遊女です。お亀さんのおかげで今の唐戸地区の発展があります。
「八丁浜エラヤッチャ」の八丁浜とは埋め立てられた浜地のことで、エラヤッチャはお亀さんはえらい奴だ、という意味なんだそうです。この総踊りには、そんな歴史の意味が込められています。

総踊りの前には、カモンワーフ向かいの亀山八幡宮のお亀明神前にて「お亀さん顕彰祭」が行われます。 

巌流島フェスティバル

海峡まつりの最終日の4日に行われる巌流島フェスティバル。
決闘の聖地にちなみ、毎年下関と北九州のチームに分かれた来場者が決戦を繰り広げる「関門大綱引き」が行われます。その後「武蔵・小次郎の決闘の再現劇」が行われ、その迫力に観客は釘付けになるとか。

 そして13:30からは毎年恒例、アニメソング満載のファミリーピクニックコンサートが開催されます(有料)。

巌流島へは唐戸桟橋から関門汽船で約10分。マリンゲート門司からは唐戸桟橋行きに乗船後、唐戸桟橋から巌流島行きへ乗船になります(特別ダイヤのため)。

まとめ

下関の三大祭りの一つとされる「海峡まつり」についてご案内しました。
じつは下関に住んでいながら下関の祭りにほぼほぼ行ったことがなかったわたし・・・。混雑するのがわかってるので、あえて全然行ったことなかったんです(-_-;)

昨年思い切って海峡まつりに子どもたちと行ってみて、自分が生まれ育った下関という街をより好きになれたし、もっと知りたいという気持ちが大きくなった気がします。
歴史がよくわかってない子どもたちも、上臈道中や海上パレードを目の前で見ることで、関門海峡の歴史を肌で感じることができたんじゃないかな、と思います。
何よりも実際に外八文字を見れて興奮したのは親のわたしでした(笑)行ってみてよかった。

関門海峡一帯が歴史絵巻に彩られる海峡まつり、ぜひ一度お越しになってみてくださいね。