下関市吉母(よしも)地区にある、本州最西端の地「毘沙ノ鼻(びしゃのはな)」

海抜120メートルに位置する毘沙ノ鼻の展望公園からは、美しい日本海を臨むことができる絶景スポットとして知られています。
とくに毘沙ノ鼻からは眺める夕日は、極上の景色ですよ!

なんたん
なんたん
毘沙ノ鼻に行ったあとは、本州最西端到達証明書も発行してもらえるのよ
景色もいいし証明書も手にできるし、面白そうだね!
行ってみたいなぁ
つぶた
つぶた

今回は本州最西端の地、毘沙ノ鼻へのアクセスや駐車場、到達証明書の取得方法、地元に残っている伝説などについてご紹介しますね。

毘沙ノ鼻・場所は?

東経130°51分45秒、北緯34°6分27秒にある毘沙ノ鼻。

下関市街から国道191号線を北上していくと、途中、毘沙ノ鼻の標識が出ています。
矢印に沿って進むと、迷うことなくたどり着くことができますよ。

展望公園までの道は少し細くなっているので、通行にお気をつけください。

なんたん
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舗装されたきれいな駐車場があるので安心ですよ
干支の置物がお出迎えしてくれたよ^^
つぶた
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所在地 下関市吉母(よしも)字御崎
問い合わせ先 083-231-1350(下関市観光政策課)
駐車場 30台程度(無料)
※トイレ、自動販売機あり
開所時刻 8:30から日没まで(時刻を過ぎると門が閉まります)
アクセス 中国自動車道下関ICから車で35分程度(23㎞)
JR川棚温泉駅から車で18分程度(11㎞)

毘沙ノ鼻展望公園の様子は

駐車場から展望公園までは少し距離があり、200メートルほど歩きます。

海の突端にある公園は、まさに西の端。眼前に美しく広がる日本海と青い空を見渡すことができます。
思わず胸がすくような絶景です!

展望公園には陰で休憩できる東屋、海に向かって作られた展望台があります。

展望台からは真正面に蓋井島(ふたおいじま)、天気がよければ対岸の北九州をはっきりと見ることができます。

行ってみた日は、北九州の山々や建物までくっきりと見えるほど見晴らしがよい日。
空も海も、見渡す限り美しい青。
日本海のさわやかな絶景を楽しめました^^

本州最西端ということは、この展望台からは本州最後の夕日を見ることができます。
夕日が海に沈みゆく光景は、とても美しいのだそう。

なんたん
なんたん
つぎは日の入りの時間に合わせて行ってみたいです!
展望台には思い出つづり用のノート、記念写真用のスマホ台が設置されています。
遥かに続く青空と日本海を背景に、記念写真をぜひどうぞ^^

東屋方面からは、入り組んだ海岸線を見ることができます。
東屋から眺める海と展望台から眺める海、趣が違っていいんですよ。

つぶた
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実際の毘沙ノ鼻の地は、この高台の下になるんだって
吉母管理場の敷地内なので、一般の人は立ち入ることができません
なんたん
なんたん

本州最西端到達証明書を手に入れよう

本州最西端到達証明書はどこでもらえる?

毘沙ノ鼻に行ったら、ぜひ「本州最西端到達証明書」を手に入れましょう!
到達証明書は「郵送」と「駅の案内所」での受け取りの、2通りの方法で発行できます。

【郵送の場合】

送付先の住所、氏名、到達日を記入し、切手220円(できれば120円切手、100円切手各1枚)を同封のうえ、下記住所に郵便で申し込みください。

〒750-0018
下関市豊前田町3丁目3-1(海峡メッセ下関6F)
下関観光コンベンション協会


【駅での発行の場合】

JR下関駅、新下関駅構内の観光案内所で、1枚100円で発行しています。

本州四端踏破ラリー

本州最西端に到達したら、いつか、本州の最南端や最東端、最北端にも行ってみたくなりますね!

本州四端の各市町では「本州四端踏破ラリー」が常時行われています。

本州四端すべてを踏破した方には、本州四端各首長の直筆サイン入りの本州四端踏破証明書とオリジナル記念品(箸)が発送。年に1回、抽選で本州四端の特産品のプレゼントがあるのだとか!

なんたん
なんたん
「本州四端踏破ラリー」気になりますね!
詳しい内容は、下関市のホームページからご確認ください
ところで、本州の四つの端がどこなのか、ご存じでしょうか?

最東端は岩手県宮古市の魹ヶ崎(とどがさき)、最西端は毘沙ノ鼻。
最南端は和歌山県串本町潮岬(しおのみさき)、最北端は青森県大間町の大間崎(おおまざき)です。

へえ、全然知らなかったよ~
つぶた
つぶた
本州四端踏破、時間がかかってもチャレンジしてみたいですね!

毘沙ノ鼻周辺に残る伝説

いくつかの伝説が残され、神功皇后ゆかりの地といわれる毘沙ノ鼻。

展望公園の下にある本来の毘沙ノ鼻の近くには、「畳石」という黄色の石が海中から階段状に立ち上がっています。

この畳石は、毘沙ノ鼻の真正面に見える蓋井島までつながっており、神功皇后が三韓征伐から帰られて蓋井島から畳石を渡って吉母地区へ上陸され、応神天皇をお産みになられた、という伝説が残されています。

つぶた
つぶた
一般的には、応神天皇は福岡県の「うみ」でお生まれになったといわれているよね
吉母地区には伝説を感じさせる地名や塚、神社がいくつも残っており、もしかすると応神天皇は吉母でお生まれになったのでは? と思ってしまうほどです。

毘沙ノ鼻の正面に見える蓋井島は、神功皇后が井戸の水を飲まれ、「よい水じゃ、蓋をしておけ」と言われたことからこの名がついたのだそう。

なんたん
なんたん
ですが、肝心の毘沙ノ鼻の名前の由来はわからないままです…

まとめ

下関市吉母にある本州最西端の地、毘沙ノ鼻をご紹介しました。

毘沙ノ鼻周辺では、地元吉母地区のみなさんが、イベントの開催や街道の整備などを行ってくださっています。
その様子は、こちらの吉見地区まちづくり協議会インスタグラムでご覧になれますので、チェックしてみてくださいね!

また、毘沙ノ鼻の近くには、本州最西端にある海水浴場(吉母海水浴場)や、下関の奥座敷と呼ばれた名湯・川棚温泉、山口県の有名なグルメ・瓦そばの元祖のお店「たかせなど、ぜひぜひ立ち寄っていただきたいスポットがたくさんあります。

日本海の絶景を満喫されたら、毘沙ノ鼻周辺のスポットでゆっくり休んで行かれてくださいね。