こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
室町時代、大内氏が京の鴨川に見立てた一の坂川。
市街地なのに豊かな自然が残っている一の坂川は、天然記念物のゲンジボタルボタルが美しく乱舞するスポットです。

なんたん
なんたん
春には桜、初夏にはホタルの名所として知られています

一の坂川では毎年5月末から6月はじめにかけての一週間を「ほたる観賞Week!」に設定し、ホタルまつりなどのイベントを開催しています(2020年は中止)。
今回は一の坂川の「ほたる観賞Week!」の開催日程や祭り、山口とホタルの歴史についてご紹介します。

一の坂川「ほたる観賞Week!」開催日程、場所

日程:2021年5月29日~2021年6月4日 状況により変わる可能性あり(予定)
場所:山口市一の坂川一帯
問い合わせ先:
平日 山口市観光交流課 TEL 083-934-2810
土日 山口ふるさと伝承総合センター TEL 083-928-3333

例年一の坂川では、たくさんのホタルが乱舞するであろう時期を「ほたる観賞Week!」に設定しています。

最盛期には一晩に飛び交うホタルはおよそ1000匹
一の坂川の周りをまるで天の川のように飛び交うホタルを見ることができます。
とても幻想的な世界です。

「ほたる観賞Week!」期間中、祭りの日以外は付近の住民の方たちの車が通行します。鑑賞の際は車の通行にお気をつけください。
鑑賞に来られた方がホタルを見やすいようにと、周辺の街灯を消してある箇所もありますので、足元に気をつけてくださいね。

また昨年は感染症対策もあり、ホタル観賞ウィーク期間中はご自宅でも一の坂川のホタルを楽しめるように、一の坂川のホタルの様子を生配信していました(山口観光コンベンション協会のYouTubeにてご覧いただけます)。
>>山口観光コンベンション協会YouTubeチャンネル

2021年は配信があるかはまだわかりませんが、おうちでホタルを楽しめるのはとてもうれしいですね。

一の坂川のほたる祭り

例年「ほたる観賞Week!」期間中の土曜日には、「ほたる祭り~ほたるの夕べ~」が行われます(2020年は祭り中止でした)。

2021年のほたる祭りの日程は、5月29日(土)の予定です。
祭りの会場は、山口ふるさと伝承総合センター、C・S赤れんが前、一の坂川多目的広場・交通交流広場ほかになります。

会場ではバザーや露店、ワークショップなどが開催される予定です。
今年のホタル祭りは開催されるといいですね。

ほたる祭りの駐車場、交通規制はある?

ほたる祭り当日は、近隣駐車場の臨時開放や一の坂川両岸道路の交通規制が予定されています。

2019年のほたる祭りでは、祭り当日の18~22時(雨天中止の場合を除く)、伊勢橋~西京橋間の一の坂川岸道路等が歩行者道路になりました。
車の光に邪魔されず、ゆっくりと暗闇を飛び交うホタルの光を眺めることができますよ。

山口県立図書館駐車場、県庁駐車場などが18時~22時の間、臨時駐車場として開放される予定です。
気になるのはトイレですが、山口ふるさと伝承総合センターやC・S赤レンガのトイレは22時まで利用できます(2019年、祭りの日のみ)。

ホタルが見られる時間や条件は?

ホタルは気温が20度以上の夜なら飛び交いますが、それ以下だと寒くて草むらにとどまっています。また雨の日や風のある日も飛ぶ数は少ないとか。

ホタルの見頃の時間は、19:30~21:00頃。
この時間帯は光っている数が多いそうです。

一の坂川の周りには、風情のあるお店やカフェがたくさんあります。
また川から少し離れた大殿大路にも、大内氏の時代を偲べる神社や古くから続くお店などがありますので、ホタルを鑑賞する前に街歩きを楽しむのもおすすめです。

山口とゲンジボタル

山口にゲンジボタルが住み着いたのは、大内氏の時代にさかのぼります。
京の都から姫君を迎えましたが、都を懐かしむ姫の心を慰めようと、京都宇治のホタルを取り寄せたそうです。
これが山口にゲンジボタルが土着した由来と言われています。

山口は昔から、たくさんのゲンジボタルの姿を見ることができる場所でした。
ホタルの数が多すぎて、メスを追うオスの群れ同士がぶつかり合う「ホタル合戦」が一日に何百回も見られる名所だったそうです。

大内氏の時代から、山口では旧暦の4月20日(5月末、6月はじめ)をホタルの縁日としており、この日はホタル狩りをせず、かごに飼っていたホタルを逃がしたりしたのだとか。

つぶた
つぶた
山口とホタルは昔から仲が良かったんだね
なんたん
なんたん
自然の多い山口だからこそね

豊富な一の坂川のホタルは、昭和10年には国の天然記念物に指定保護されました。

しかし、一時は農薬や洗剤といった環境汚染によってホタルの数が減ってきてしまいます。

昭和40年代からホタルが棲みやすい環境を整えようという動きが始まり、昭和46年に行われた改修工事では護岸に水生生物を植えるなど、ホタルを守るための工事が行われました。
おかげで現在では、毎年たくさんの数のホタルを鑑賞することができます。

環境も良くなりましたが、一の坂川がホタルの名所であり続けられるのは、地元の皆さんの努力のおかげでもあります。
「大殿ホタルを守る会」の方々や大殿小学校の児童のみなさんが、約30年にもわたってホタルの人工飼育・放流に努め、また川の周辺を掃除してくださっているんです。

つぶた
つぶた
桜を見に行った時、街中なのにゴミもなくてとてもきれいなのにびっくりしたよ
なんたん
なんたん
地元の方々が一の坂川を美しく保ってくださってるのね

一の坂川のホタルロードは環境省により「ふるさといきものの里百選」に選定されています。

地元の方々のホタルの保護、飼育や山口のホタルの歴史については、山口ふるさと伝承総合センターのホームページから詳しく見ることができます。
>>山口ふるさと伝承総合センター

まとめ

今回は山口市一の坂川のホタルと、ほたる鑑賞Week!についてご紹介しました。
大内氏の時代から、一の坂川はホタルとともに歩んできたんですね。
その歴史を絶やさないようにと、地元の方々が長年度努力されてきたおかげで、今もこうして美しく幻想的な光景を楽しむことができています。本当にありがたいですね。
たくさんの方に一の坂川のホタルを知っていただけると嬉しいです。