小高い丘の上にたたずむ、大きな木のイス。
これは何だろう?見てみたいかも!と、気になる方も多いのではないでしょうか。
このイスは、周南市三丘(みつお)地区の「三丘ゆめ広場」に設置されている「学びの椅子」。
以前写真を見た時からとっても気になっていたので、車でブーンと行ってきました!
三丘ゆめ広場・場所やアクセス
三丘ゆめ広場は、山陽自動車道熊毛ICからおよそ2分(1.2km)の場所にあります。
インターを降りて県道8号線を三丘温泉方面へ向かうと、左手に「徳修館入口」の看板があるので(目印はヤマト電器)、そこを曲がると「三丘徳修公園(みつおとくしゅうこうえん)」に着きます。
ゆめ広場があるのは、この公園の裏手にある丘の上です。
公園の整備された駐車場がありますので、車はそちらに停められます。
三丘ゆめ広場までの行き方は?
駐車場から山を見上げると、木の間から大きなイスが見えます。
でも大丈夫です。
ゆめ広場への矢印が書かれた小さな白い看板がところどころにあるので、見つけてくださいね。
矢印に従って行くと、舗装されていない山道に出るので登っていきます。
え? 山道を登るの? と、ちょっとびっくりしますが、ゆめ広場までは徒歩2分くらいです。
ちょうどよい運動のような感覚で登れますよ。
これが「学びの椅子」!
山道を登ると、いよいよ広場に到着です。
ありました!大きなイス!
ブランコや羽がついたベンチもあります^^
イスに近づいてみると・・・おおっ大きい!!
155㎝のわたしが見上げたらこんな感じです。
ということは、降りる時は板を滑って降りるんですね(笑)
目の前には田園ののどかな光景が広がります。
とっても気持ちいい眺めですよ♪
登れなかったので、写真はイスの下からの景色です・・・
羽のベンチに座って写真を撮ってもいいですね♪
三丘ゆめ広場は絶好のインスタ映え&リフレッシュスポットです!
地域のみなさんで作った広場
敷地はとても広いので、ボール遊びなどがしたくなります・・・が、野球やゴルフなどは禁止されています。
この広場は、三丘小学校の児童のアイデアから生まれた場所なのだそう!
周南市の公式サイトによると、「高校のグラウンドだった広場を再整備するという地域のプロジェクトの中で発案され」たとのこと。
地域のみなさんが一丸になって作り上げた、大切な広場なんですね。
それを実現する地域のみなさんたちも素敵だなぁ
地域のみなさんや小学校の児童が植えているのでしょうか。
これから春になると、花がいっぱいになってきれいでしょうね^^
また違う季節に足を運びたくなりました!
こちらも見ていってほしい!
駐車場がある三丘徳修公園には、徳修館(とくしゅうかん)という山口県の指定有形文化財があります。
徳修館は、ここ三丘の領主宍戸氏の第8代宍戸就年が、教育振興のため文化6年(1809年)に創設しました。
現在の建物はその後、萩の明倫館を模して新築した本堂(聖廟)です。
江戸時代の郷校(きょうこう:藩が設けた庶民のための学問所)の様子を残した建物としては県内で唯一のもので、とても貴重な建造物です。
また、ゆめ広場に向かう途中には古墳もあります。
この古墳は弁慶穴古墳といい、6世紀~7世紀初期のものとのこと。
もともとはこの公園から1.5kmぐらい離れた熊毛北高校の近くにありましたが、山陽自動車道建設に伴い、この公園に移築、復元したものです。
まとめ
周南市の「三丘ゆめ広場」をご紹介しました。
三丘ゆめ広場と、広場がある三丘徳修公園は、三丘の歴史と今、そして未来がぎゅっと詰まったスポットでした。
地域のみなさんの三丘地区へのあたたかい気持ちが作り上げた場所。
帰りに近くの三丘温泉でゆっくり温泉につかるのもいいですね♪