こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
防府市内から離れた静かな場所にたたずむ宇佐八幡宮は、4月上旬にはしゃくなげが美しく咲き誇ることで知られる神社です。
毎年4月上旬には「しゃくなげまつり」が開催され、たくさんの参拝客やカメラマンが、しゃくなげの花を見に訪れます。
また花だけでなく、広い境内には見どころがいっぱいですよ!
この記事では、宇佐八幡宮の境内の様子や見どころ、2024年のしゃくなげまつりの内容をご紹介しますね。
宇佐八幡宮は
宇佐八幡宮の創建は891年。平安時代にさかのぼります。
宇佐八幡宮ホームページによると、地元の住人佐々木徳寿丸が大分の宇佐神宮に籠って、天下泰平、家内安全、五穀成就、人々のくらしが豊かになるようにと神仏に祈りを捧げたのだそう。
その後、八幡宮の御神霊を、今の社地から少し離れた伊勢山にお祀りしたのが始まりとされています。
みどころ・しゃくなげ園と桜
宇佐八幡宮の駐車場のすぐそばには、1999年に開設されたしゃくなげ園があります。
しゃくなげ園だけでなく、境内のいたるところにおよそ1000本も植えられ、防府市のしゃくなげの名所として知られるようになりました。
4月上旬には毎年「しゃくなげまつり」が行われ、市内外からたくさんの方々が鮮やかなしゃくなげの花を楽しもうと足を運びます。
地元の方々によるバザーもあり、とてもにぎやかですよ!
しゃくなげまつりは、2024年は4月6日(土)・7日(日)に開催予定です。
おもな催しは、10時~15時。
シャクナゲの鉢物販売やシャクナゲまつり限定の清酒、農産物やお弁当、サンドイッチ、ケーキなどの販売などを予定。
6日にはキッチンカーもやってきますよ^^
境内には桜の木もたくさん植えられていて、3月下旬から4月上旬には桜、4月上旬から下旬にかけてはしゃくなげがお出迎えしてくれます。
2024年は全体的に春の訪れがゆっくりなので、しゃくなげと桜の華やかなコラボレーションを楽しむことができるかもしれませんね。
しゃくなげの開花状況が気になるところです。
こちらも楽しみですね!
春の訪れを感じに、ぜひ「しゃくなげまつり」に足を運んでいただきたいです^^
みどころ・建造物や文化財
宇佐八幡宮の敷地は広く、見どころもとても多さい神社です。
本殿は立派な美しい茅葺屋根!
とても趣があり、長い歴史を感じられます。
この本殿は、2003年に1725年式年大祭記念事業として、建築当時の茅葺屋根を再現したのだそうです。
拝殿は元禄時代の建築様式を随所に残しており、本殿とともに防府市の指定有形文化財に指定されています。
本殿のとなりに、きれいなコケに覆われた大きな石を発見。
この大きな石は飛座船石(ひざふないし)といわれています。
1523年(安土桃山時代)に八幡宮の御神霊がこの大岩の上に出現したため、それまで伊勢山の上にあった八幡宮をこちらの地に移築したのだそうですよ。
こちらの岩、一見の価値ありです。
道路から本殿まで、参道のまわりには木々が美しく生い茂り、またしゃくなげが植えられきれいに整備されています。
とても静かな、心落ち着く穏やかな雰囲気が漂っています。
二の鳥居は1654年、江戸時代前期に建立されたもの。
山口県では5番目、防府では2番目に古い鳥居なのだそうです(防府で一番古いのは防府天満宮の一の鳥居といわれています)。
参道の石段や石橋にも歴史と風情を感じます。緑いっぱいで気持ちが落ち着く八幡宮です。
もしかしてフクロウに会えるかも?
こちらの宇佐八幡宮、以前(2016年頃)フクロウが住み着いていたのだそうです。
そして2019年夏ごろにも社殿にフクロウの赤ちゃんが住み着いて、かわいらしい姿を振りまいていたのだとか。
フクロウは冬の間はいないそうですが、今年はどうでしょうね。
もしかしたら、縁起のよいフクロウに会えるかも・・・?
宇佐八幡宮の施設情報、アクセス
【所在地】防府市大字鈴屋840
【TEL】0835-36-1154
【駐車場】あり(無料)
※社務所にて御朱印がいただけます。
山陽自動車道防府西I.C.から車で15分
JR防府駅てんじんぐち(北口)から防長バス中山経由堀行き乗車17分、「鈴屋」バス停にて下車、すぐ。
バスの便数は1時間に1本程度です。バスの場合は時刻表をよく確認しておいでくださいませ。
まとめ
防府市にある春の花の美しい宇佐八幡宮をご紹介しました。
本当にしゃくなげは鮮やかで、桜も薄いピンクがきれいで。
穏やかな気持ちになれ、また今年も花に彩られた境内を見に行きたいと思える神社です。
花だけではなく、境内には文化材に指定されている建造物など見どころもたくさんあるので、ぜひ一度宇佐八幡宮にご参拝くださいね^^