こんにちは、防府市の主婦なんたんです^^
おやつに洋菓子は食べることが多いけれども、ふだんあまり手を出しづらい和菓子。
親子でおやつクッキングをするときも、和菓子を一緒に作ろうということはまれですよね。
うちの娘は和菓子が大好きで、以前和文化体験ができる山口市のLAWAKU(ラワク)さんで和菓子作りをさせてもらいました。
ですがこのご時世、なかなか外出も難しい。
また落ち着いて機会があったら・・・と思っていたところ、LAWAKUさんが和菓子をおうちで手作りできるキットを、インターネット通販で取り扱っているというではないですか。
そこで、娘へのクリスマスプレゼントにおうちで手作り和菓子キットを購入、親子で和菓子を作ってみることにしました。
今回はLAWAKUさん、手作り和菓子キットの様子、作ってみた結果手軽に作ることができたのか、をご紹介しますね。
LAWAKU(ラワク)とは?
手作り和菓子キットを取り扱っているのは、山口市湯田温泉通りに2020年3月にオープンした、自由に和文化を楽しむカフェ「LAWAKU」です。
古民家を改装した店内では、日本の「良いもの」を伝えたい、と和菓子づくりや着物着付け体験などを行える和文化体験を行っています。
そのほか和文化を楽しむカフェも楽しめ、とっても素敵な落ち着く和の空間の中でコーヒーや和菓子をいただくことができます。
また「ナチュラル山口」をテーマに、無添加・無漂白・無着色・砂糖不使用のドライフルーツやドライベジタブルの販売をされているんですよ。
お店全体からやさしさがあふれ出ているんです。
手作り和菓子キットはどんなもの?
和菓子キットは厚さ薄めの黒い箱に入って届きました。
冷蔵扱いのなので、箱の外には保冷用の梱包材がしっかりと巻かれていましたよ。
黒い一色にLAWAKUのマークが入っただけの、とってもシンプルな箱。うーん、中身が想像できませんね・・・。このシンプルさが、中は何がどうなってるんだろう、という想像を駆り立てますw
今回は、季節の和菓子とクリスマス用の和菓子を合わせて8個作れるセットを注文しました(8個5000円、4個のキットもあり3500円)。
もっと大きな箱で届くのかな?と思っていたので、コンパクトさにびっくり。
中身は白あん、こしあん(チョコあん)、カラーパウダーや白玉粉など、分量を量らなくてもよいようにひとつひとつパックになって入っています。
ワクワクしてきますね^^
作り方の書かれた紙がしっかりと、作る個数分入っています。
さらにはYouTubeの動画でも作り方が紹介されていて、QRコードもついています。
動画を見ながら作れるし、これなら安心!
あんの賞味期限も10日間あるとのことで、生ものだから届いてすぐに作らなきゃいけない、ということもありません。
日にちに余裕を持って作れるのがうれしいですね。
実際に作ってみました
こちらの和菓子キットは、自分であんを作る工程から楽しめます。
キットに入っている白あんそのままを使うのではなくて、添付の白玉粉や水と混ぜて、レンジであんを作るんです。
レンジではなく鍋を使ったあんの作り方も紹介されていますので、レンジはちょっと…という方でも大丈夫です(わが家はお鍋で作りました)。
鍋で作る場合、白玉粉と水を加え、さらに白あんを加えて自分で練っていきます。
これがけっこう力がいるんですよね。
こないだまでやっていた和菓子屋を舞台にしたドラマを思い出して、娘、上機嫌^^
あんを練りながら、和菓子職人気分が味わえます。
後日レンジで作ってみたら、とっても楽でした。
レンジでのあん作りをおススメします!
8個作れるキットの中で、まずはクリスマス和菓子4個に挑戦してみることにしました。
練った白あんを指示通りに切り分けて、カラーパウダーを練りこんでいきます。
LAWAKUさんのカラーパウダーは、合成着色料を使わずに野菜や果物から抽出したものを使用。
赤はビーツ、緑は抹茶、黄色はカボチャ、茶色はココアなんだそうですよ。
身体に優しくて安心^^
赤い粉(ビーツレッド)を舐めたらほんのり甘くておいしかったです。
あんは作ったらすぐ乾いちゃうそうで、すっかり乾き気味になってしまいました・・・あああ。
でも大丈夫です^^
ここからはそれぞれの和菓子の作り方にしたがって、作っていきます。
Xmas和菓子はサンタさん、ツリー、トナカイ、ポインセチアの4種類。まるで粘土のようにぺたぺたくっつけたり丸めたり。
キットの中には平たい棒やストロー、つまようじなどがついてくるので、和菓子に模様を入れる作業もそれらを使って行うことができます(写真は季節の和菓子づくりのものです)。
模様によってトナカイやサンタさんは表情が変わり、ツリーも模様のつけ方で自分オリジナルのかわいいツリーに。
YouTubeのお手本を見ると出来栄えが全然違うのですが、それでも自分で和菓子ができた!という達成感で娘、大喜び。
残ったカラーパウダーまでまぶしてカラフルにしてしまいました。
残り4個の季節の和菓子は、手毬、椿、ハリネズミ、水仙。
また作ろうね、と話しながら作った和菓子をいただいていると、
残ったからって振りかけちゃったけど・・・
Xmas和菓子が完成して安心しきってしまった・・・。
残りの和菓子、寂しい色合いになるね・・・ごめんね~、娘よ。
作り方は動画で教えてくれるんですが、観ながら作ってると「え?そうなの?しまった―もっと早く知っていれば!」ということも多々ありますので(ありました~)、初めて作るときは、事前に一回確認してから作り始めたほうがいいなと思いました(;^_^A
なお、和菓子4個を作る所要時間はおよそ1時間半でした。
練る作業もあるので、結構時間がかかります。時間に余裕を持って楽しまれることをおすすめします。
まとめ
LAWAKUさんのお店での和菓子作り体験は、道具も練られて色付けされたあんも用意されていて、もう作るだけの状態からスタートさせてもらったのですが、手作り和菓子キットではあん作りからのスタート。
お店では「作る」よりもすっかりお客さん気分でしたが、おうち和菓子キットでは自分が作る、職人になった気分が味わえて、大変ではあったけど親子ともどもほんっとに楽しかったです!
自分だけの和菓子を作って、かしこまらずおうちで好きなスタイルでおいしく食べられる時間を持てるのは、ちょっと贅沢な時間の使い方。
こういった時期だからこそ、自宅で、親子で、「日本のよいもの」にふれる時間を作ってみるのもいかがでしょうか^^