防府天満宮では毎年梅の見ごろの時期に合わせ、「梅まつり」が行われます。

防府天満宮の境内には16種類およそ1100本の梅の木がところ狭しと植えられており、見ごろには梅の花のふくよかな香りが境内いっぱいに漂います。

つぶた
つぶた
御祭神の菅原道真公が梅の花を愛されていたんだよね。
なんたん
なんたん
天神さまの梅の花は見ごたえがあってとてもきれいですよ。

この記事では、防府天満宮梅まつりの日程やイベント内容、駐車場や御朱印、梅の見頃や人形供養についてご紹介します。

防府天満宮 梅まつり

日程

開催日程:2025年2月16日(日)~3月2日(日)

梅まつりは毎年、梅の見ごろにあたる2月の中旬から3月初めに合わせて催されます。
期間中は人形感謝祭や甘酒接待、出世梅の配布など、たくさんのイベントが開催されますよ。

つぶた
つぶた
屋台も出るよ!

梅の見ごろは?

2025年の梅の開花状況は、防府天満宮公式サイト内の「梅開花情報」にて確認できますので、お出かけ前に確認をおすすめします。

なんたん
なんたん
今年の開花はどうかな、いつも通りかなあ
つぶた
つぶた
見ごろに行きたいから開花情報をチェックしよ!

 梅まつりの見どころは?

しだれ梅

いちばんの見どころは、正面から大石段を昇ってすぐ右、御手水舎の裏にある梅林のしだれ梅です。
淡いピンク色のしだれ梅の花は、さげもんのように可愛らしいですよ。

しだれ梅のある梅林からは楼門が近く、梅の花と楼門を合わせてカメラにおさめることができます。
絶好の撮影スポットです♪

梅まつりには県外からもたくさんの観光客が訪れます。
お天気の良い日はとてもすごく賑わいますよ^^

白梅、紅梅

参集殿の裏にも梅園があります。
こちらはさまざまな種類の白梅、紅梅が数多く植わっています。

よく見ると、同じ紅梅でも花びらの色の濃淡によって印象が異なったり、白梅でも種類が違うと雰囲気が違って楽しめたり。
さらには花に顔を近づけて、上品でふくよかな香りを楽しんだり。

心ゆくまで梅の花と香りを楽しんでください。

おもなイベントのスケジュール

16日(日)10時~ 梅まつり始祭、稚児舞奉納(本殿)
16日(日)23日(日)3月2日(日) 11時~ 出世梅配布(楼門前)
21日(金)~23日(日) 手作り作品展示販売(茶室庭内(暁天楼))
22日(土)~23日(日) 9時半~16時 櫻園山城屋茶舗 京の陶磁器展(茶室庭内(暁天楼))
21日(金)~23日(日) 9時半~16時  手作りアクセサリーO.lei~アナタニハナヲ~(茶室芳松庵)
22日(土)~23日(日) 池坊防府支部奉納 生花展(回廊内)
23日(日)10時~ 梅花祭、稚児舞奉納(本殿)
23日(日)10時~ 琴演奏会(大専坊)
23日(日) 天神芸術村(春風楼付近/大道芸、ものづくり、多国籍料理)
25日(火)10時~15時 天神市(表参道)
3月1日(土)9時半~ 人形感謝祭(本殿)
※1日(土)~5日(水)まで里親探し

梅まつりの初日に梅まつり始祭を、23日(日)に梅花をご神前にお供えする梅花祭を行います

また祭礼の中で、市内の1年生から6年生による神楽舞「紅わらべ」を奉納します。

「紅わらべ」は、道真公が5歳のころに読んだ歌「美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にもつけたくぞある」に、曲と踊りをつけた神楽舞です。

(期間中土日には甘酒接待もあります)

梅まつり限定御朱印  

例年、梅まつりの時期に合わせて、限定御朱印が頒布されます。

※2025年の梅まつり限定御朱印については、防府天満宮公式サイトまたは公式SNSをご確認ください。

(画像は平成31年のものです)
【例年の頒布状況】
※変更になる場合があります。
頒布日時:2月16日(日)~3月2日(日)8時30分~20時
場所:御守り授与所
御初穂料:1,000円
(紙の御朱印での頒布となります)

人形感謝祭

毎年、梅まつり期間にあわせて、人形供養が行われます。
回廊内のひな壇には、家庭で大切にされてきた雛人形やぬいぐるみなどが所狭しと飾られます。

なんたん
なんたん
お人形は捨てがたいものですよね。
わたしも夫の実家にあるお人形の供養をこちらにお願いしました!こういった機会があって本当に助かりました。
感謝祭が行われたあとは里親探しが行われ、人形の里親として大切にしていただける方にお譲りしています。

◇人形感謝祭と里親探し◇
人形受付(持参のみ):2月11日(火)~2月28日(金)
人形感謝祭:3月1日(土)
里親探し:31日(土)~35日(水)
場所:回廊内
※御初穂料:5000円~

まちの駅「うめてらす」でも梅まつり 

参道入口にあるまちの駅「うめてらす」でも、天満宮での梅まつりに合わせて、梅まつりが開催されます。
梅茶の試飲会、うめもん飾りやスタンプラリーなどが開催予定です。

(過去の様子です)

ぜひ梅まつりの際は、まちの駅「うめてらす」の梅まつりへもお立ち寄りください^^
防府、山口ならではのお土産品がたくさん、ランチスポットもありますよ。

うめてらすのウェブサイトはこちらです。
防府市まちの駅 うめてらす

梅まつり駐車場

梅まつり期間中の土日は、駐車場が大変混雑します!

防府天満宮には正面側と裏手側に無料駐車場が用意されています。
それぞれの駐車場をご紹介します。

【防府天満宮参道入口】
参道入口側には、まちの駅「うめてらす」前の駐車場(うめてらす北、南あわせて34台無料)、観光駐車場(26台無料)があります。

なんたん
なんたん
こちらの駐車場は、早くに満車になりやすいです


【天満宮裏側】

県道54号線天神入口交差点から防府天満宮方面に曲がり、次の交差点もまっすぐ行って坂を上ると、防府天満宮裏側に出ます。
裏側には参集殿裏の駐車場(およそ40~50台無料)があります。

また、天神山公園駐車場(470台駐車可無料)がありますので、ご利用ください。

つぶた
つぶた
1台1台の駐車スペースが狭いので要注意です

参道の大石段を登るのが大変という方には、裏側の駐車場のご利用をおすすめします。

 防府天満宮
所在地:山口県防府市松崎町14-4
電話番号:0835-23-7700
公式ウェブサイト:日本最初の天神さま防府天満宮

 

まとめ

今回は防府天満宮の梅まつりについてご紹介しました。

しだれ梅が満開になるのは、例年2月下旬。
道真公の薨去の日である225日は、まさに道真公の愛した梅の花が満開に咲き誇ります。

ぜひ梅の花と香りを楽しみに、防府天満宮においでくださいませ。